低血圧だから朝はめちゃめちゃ弱いんですけれども、たのしい予定が入っているとスカっと起きられる都合のいい体質です。おはようございます。
初めての滋賀県。初めての琵琶湖。わくわくしすぎて、朝6時に目が覚めました。
ホテルで自転車を借りて、早朝の琵琶湖をサイクリング
二度寝してもいいんだけれど、せっかくだから琵琶湖の周辺を少し散策しようと思って、ホテルで自転車をレンタルすることにしました。カラダを動かすと逆にストレスになるくらい運動が嫌いなんですけれども、思い立ったときくらい即行動。
日中は暑いけれど、出発した朝は気温が16℃。琵琶湖の外周は200㎞くらいあるそうですよ。海と違って、湖は風が穏やかです。ホテルの方に湖畔沿いの道を教えてもらってのんびり漕ぎだしました。
車だと一瞬で通り過ぎちゃう景色も、チャリだとゆっくり流れていくのですごく気持ちいいよ。街中でポツポツとみかける「湖国」という言葉は、滋賀の異称なんだと知って、すごく素敵だなと思いました。琵琶湖を中心に東西南北のそれぞれのエリアを「湖東」「湖西」「湖南」「湖北」とも呼んだりするそうですよ。ぜんぜん知らなかった。その場所まで足を運んで初めて知ることって多いなと改めて感じます。
湖の外周は、道路がちゃんと整備されているところも多かったです。近くにいくと、ゆるやかな波が打ち寄せていて、湖の大きさに圧倒されますよ。琵琶湖の誕生は400〜500年前と言われているそうで、海みたいにベタベタしないから、水着があれば泳ぎたいくらいでした。
今の季節だと、釣りをしている人も多かったです。それにヨットの準備をしている人たちまで。ヨットといえば、いつぞや三河湾で体験したクルーザー型ヨットに大興奮した日もありましたっけね。あの時は新しい趣味にしたいなと思うくらい気に入ったのに、すっかり日々の暮らしに忙殺されて、そんな気持ちも忘れかけていました。たまには遠くへ出かけて、普段やらないことをやってみる自由な時間って大事だな。
あと、遊覧船も。琵琶湖に浮かぶ竹生島や多景島を巡りながら、クルーズするのもよさそうですね。私が通りかかったときには、井伊家ゆかりの赤揃えにちなんだ真っ赤な船が。ちょうカッコイイ。
ヨガマットを抱えている女性ともやたらすれ違うなと思っていたら、湖畔沿いでヨガをやっているグループもあったりして、この環境で生まれ育っていたら、私の生き方も、もう少しスポーティーでスタイリッシュなものだったのではないかと、妄想しながらひたすら自転車をこいでみたわけですが、あっという間に太ももが痛くなってきたので、ぼちぼち引き返すことにしました。
振り返ると、さっき準備していたヨットの方たちが、すっかり湖の中央へと浮かんでいます。あぁ、次回、また琵琶湖にくる機会があれば、琵琶湖レジャーを組み込もう。自分のなかはかなり漕ぎまくったつもりでいたけれど、あとで地図見ながら走った距離を確認したら、たったの10km程度でショックでした…!
ちなみに琵琶湖をぐるっと一周することを「ビワイチ」と言うそうです。約200㎞の道のり達成は、私には高きハードル…。琵琶湖で遊ぶにはもっと体力つけなきゃな。
早起きは三文の徳とかいいますが、私は、はじめて訪れたこの地で慣れないことをやらかしたおかげで、おもいっきり筋肉痛です。こんな日もある。梅雨入り前のカラっと気持ちいい初夏を楽しんでいきましょう。
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