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アンコールワットを観光するときにおすすめしたい服装(女性向け)

激暑!シェムリアップの平均気温は30℃を超えるよ!

カンボジアにある遺跡「アンコールワット」は一度は訪れたい人気絶景スポットですよね。比較的治安もいいので、女性にもおすすめな観光スポットです。
さて、今回はそんなアンコールワットを旅するときに注意しておきたい服装の話です。アンコールワットは年間を通して気温が30度を超える常に猛暑なシェムリアップという都市からでかけます。

遺跡巡りをするときには、常にジャングルの中を歩くことになるので、ガイドブックなどでよく推奨されている服装がこんな感じ。
歩きやすい靴、短パン、半袖、日差し除けの大きなつばの帽子にサングラスもあったほうがいいよ。そんな情報をもとにでかけてみたら、なんと…!

露出が多いと入れない寺院がある!

ガイドブック推奨の服装で出かけた私はなんとこの「バンテアイ・サムレ(Banteay Samré)」という寺院のところで足止めされることになりました。ってか、ずっと一緒だったツアーの現地ガイドも何にも指摘してくれないので、多くの日本人がこの寺院の下の階段のところで、「あなたはOK、あなたはダメ」と選別されてしまう羽目に。

「先に言ってよ」ですよね。まさかここまで来ては入れないとか、少々残念ではありましたが、あまりの暑さとジャングルのような舗装されていない道を歩き回るという過酷なルートに、だいぶ足をやられていたので、あの急な階段を上らなくって住んで良かったと胸をなでおろしたのでした。

私の場合、ショートのG短パンがダメということでしたが、そもそも膝うえというのがリジェクトされる基準のようで、スカートも男性のハーフパンツも入場することができない様子。半袖も袖の長さによってはNGをくらうケースも(肩が出そうなデザインは概ねNGでひっかかっていました)。タンクトップできちゃった西洋人の男性もはじかれていました。

なかなか厳しいですし、チェックしているのは人間なので、明確な規定があるわけではないんでしょうが、だいたいの基準はこんな感じですので、出かける前に注意しておきましょう。タ・プロームやオールドマーケット、博物館などの観光であれば問題ありませんが、寺院はそれだけ神聖な場所という位置づけなので仕方ありませんね。

アンコールワットも服装制限が厳しいので注意しよう!

行くまで名前も知らなかった「バンテアイ・サムレ」に入場できなかったのはもう仕方ないとして、この日の午後はアンコールワット見学を控えていました。なので、すぐに現地のマーケットで長ズボンを買ったよ。G短パンは捨てて履き替え。

このパンツには、神聖な動物・象の絵柄が書かれているのですが、値段は700円くらい。綿100%の柔らかい素材で、通気性も抜群です。ニッカポッカみたいなブカブカした感じですが、すごくラク。

日本で売っているジーンズや綿のパンツだと、本当に暑くて観光がめちゃくちゃ辛いものになりますから、アンコールワットへ登る前は、ぜひこの現地(ナイトマーケットやお土産物屋さんなどどこでもあります!)で売っているコットンのパンツがおすすめだよ。色も赤とか白とかベージュなど、紺色以外にもいろいろありました。

猛暑の中のアンコールワット

さてさて、服装を整えて挑むアンコールワットの情報も少しご紹介しておくと、あの建物のなかに入ることができるんですよ。こんな感じのいかにも壊れそうな急な階段が側面にあるんです。上におまいりできるスポットがあります。

登り口は1カ所で、一応、心もとない手すりとかもありますが、足元がかなりおぼつかない階段を上れなくって、断念せざるを得なくなっているお年寄りがけっこういました。いろんな意味で若いうちにこそ、出かけておくべき世界遺産です。

そこも階段の下で、例の服装のチェックもあります。で、本当に「その服装では入れないよ、ダメ!」ってはじかれちゃうんです。知らないで切っちゃった人は長い道のりを引き返した先にあるお土産物屋さんでパンツを買えばいいのですが、暑くて断念している人がほとんどでした。若い人でもかなり体力を奪われる湿度と暑さ。

入場口のもっと近くで親切に売ってくれたらいいのになと思ったけれど、神聖な場所だから商売してはいけないとかなにかルールでもあるのかな?

そんなこんなで大変な思いをしながら、登ったアンコールワットの建物のうえ。手を合わせてお参りを済ませたら、窓からその絶景を・・・!と思っていたのですが、もう体力は限界を迎え、お尻から根っこが生えてしまい、動けなくなってしまいました。

アンコールワットヘお出かけの際は、露出の少ない服装へ細心の注意をはらうほか、しっかりとした体力づくりをしておかないとこんなことになっちゃいますっていう、情けないオチでした。

あの急な階段を下りる体力を残しておかねばならないのもあって、ひたすら体力の回復を待つだけになってしまったひととき。わお。

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