今回は大好きなキッチン家電に関して、2017年「買ってよかったなー!」となんちゃって主婦の私が本気で思っている商品をご紹介していきます。
もくじ
今年も続々と新しいものは登場していきますが、家電量販店にいって店員さんにマシンガントークされるまえにどこを重視しておけばいいのか大まかな比較ポイントを抑えて機械オンチ気味な女性にもわかりやすくチェックすべき項目や使い勝手の正直な本音の部分を解説していきます。
第3位:デロンギの電気ケトル「ケーミックス」SJM020J
料理でお湯を沸かすにしても、ちょっとお茶を飲むにしても、使い勝手がイイうえに、見た目もカッコいいデロンギの電気ケトル。これはもう結構前から手放せなくなっている愛用商品です。
●新機種が使いにくくって買い戻りました!
このあと新しく出ているアイコナ・ヴィンテージに一度買い替えてみたものの、水位線が見にくいとか蓋の開け閉めがすごくしにくいとか、ケーミックスの良さを再認識することになって、またこちらの商品を買い直すという結果になりました。やっぱりこのケーミックスはすごく使いやすくって気に入っています。
●プラスチックのスイッチは壊れやすいので注意!
スイッチが割れやすいという難点があるんですが(前、ここのスイッチが壊れて一度買い替えた!)ま、ここは今回は気を付けながら使いたいなと思っています。
ちなみに、次また買い替えるとしたらアクティブシリーズにする予定。
こっちの赤もカッコイイから!今、一番気になっている商品です。アイコナ・ヴィンテージとケーミックスのいいとこどりになっているのであれば、けっこう良さそう…!な予感がしています。
第2位:東芝のオーブン電子レンジ石窯ドームER-RD5000
次はオーブンレンジです!私の場合、火力を重視した結果、東芝になりました。30Lサイズの大型オーブンについては、パナソニックの「ビストロ」、そして日立の「ヘルシーシェフ」、シャープの「ヘルシオ」で皆さん迷われるかと思うんですが、オーブン機能の最高温度で350℃がでるのは東芝だけです。(ほかは全部300℃)
●オーブン重視が決め手。業界最高350℃の大火力
ローストチキンなどのお肉料理、パエリアなどのごはん料理とかをオーブンの強い火力で作りたいな!と思っている人にとっては、これはとってもおすすめです。パンづくりが好きな人にとっても、火力は結構大事なポイントですよね。同じ加熱時間でも火力でふくらみがかなり違います。私はこのオーブンにしてパンが上手に焼けるようになったのが一番うれしかったです。
「石窯というからにはピザ焼いてよー」という夫のリクエストに応えて、いろいろ焼いてみていますが、やはりこれもガスオーブンばりの火力を発揮するので、カリっとお店なみの仕上がりに大満足しています。
●ER-RD7000との機能差は?!
もう一個、上のスペックER-RD7000との大きな違いは庫内の一カ所を瞬時に検知する「センサー赤外線センサー」が搭載されているかどうか。ただセンサー自体は、1024ポイント赤外線センサーがRD5000の方にも同じものが搭載されているので、中央の検知力が多少劣る分にはそんなに気にならないかなと思いました。
それと自動調理のレシピ数は、ER-RD7000は500に対してER-RD5000の方は387とやや少なめなこと。私の場合、自動調理って今までもあまり使っていなかったので(ほとんどのお料理本が○○Wで何分とか、○○℃で何分とかだし)ここはあまりいいかな~と思いました。
ちなみに自動調理の「作る機能」の部分で一番充実しているのは、パナソニックの「ビストロ」だそうです。どのレシピもかなり美味しくできるってビックの店員さんがおっしゃっていました。
●トースト機能はかなり弱い
この東芝の石窯オーブン、大火力ですげー!と思いきや、一個弱点が。それが地味にトーストを焼くのが苦手だということ。トーストするのに5分半かかります。しかも約4分のタイミングで手動で裏返しするというめんどくささ。これ聞いたときは「マジで?」って思いました。マジでした。
だから、ビックの店員さんにも「トースターは別で買った方がいいです」とか言われちゃう始末。今すごくコンパクトでいい機能のトースターもいっぱいありますからね…苦笑。
●大型のオーブンを買う時には、設置場所にも気を使おう
最近の大型のオーブンはスチーム式の機能が充実している分、熱を逃がすために設置場所をかなり広めに確保しなければならないというのも結構大事なポイントです。
東芝のオーブンの場合は、30Lタイプだと上部を10㎝開けておかねばなりません。縦横奥行きの外寸サイズ以外のところにもちょっと注意したほうがいいですよ。これはパナソニックの「ビストロ」なども同じです。スチーム調理に強いとされるシャープの「ヘルシオ」、また日立の「ヘルシーシェフ」などは、上部だけでなく左右にもそれぞれ必要なスペースを確保する必要があるので、カタログの「設置寸法」の項目をよく確認しておいた方がいいですね。
第1位:ミネラルウォーターで氷が作れる三菱の冷蔵庫
冷蔵庫なんて10年に一回買うかどうかの大きな買い物なので、失敗したくないですよね。うちのも別に壊れたわけじゃ語ったんですけれども、省エネ率のUPとかを考えると適度なタイミングで新しいのにしたほうがいいのかなと思いつつ、値段も高いですから、けっこう徹底的に調べました。
●生鮮食品をおいしく保存できる!氷点下ストッカーの魅力
冷蔵庫の買い替えにあたって、一番重視した点は、お肉やお魚をいかに美味しく長く保存できるか!うちの場合は、夫と私だけの2人暮らしなので「量はいらないでしょ!」と思われがちなんですが、共働きなので買い物はまとめてたっぷり買うことが多いのです。築地に行くといつも「仕入れじゃなくって普通の家なんです!」っていうと、お店の人もびっくりするくらいの量を買って帰ることも。冷凍しておいてもいいんだけれど、忙しい平日は、料理をするだけでも大変な日もあるなか、解凍の準備まで追いつかないこともしばしば。
そんな使い方をしている人にはこの氷点下ストッカーはかなりおすすめです。
パネルの操作でスイッチをオンにしておくだけ!
買ってきたお肉もお魚もパックごとここにしまっておくだけで、冷凍しないで長くストックできて、かつ使う時は解凍する手間もいらないのですぐに使うことができます。何よりとっても美味しい。味も落ちない。お肉はドリップもでないし変色もしない。お刺身も鮮度をそのままに3日くらいは余裕で保存できます。
大きなノルウェーサーモンをいただいたときにも、そのまま入れられる大きさ。普通にスーパーで売っているパックなら2段に重ねてストックしておけます。凍るわけじゃないので、すぐに使えるのがすごく便利。
●日立の真空チルドとの最大の違いは保存方法
たぶん「生鮮食品を長持ちさせたい」という希望を伝えて、家電量販店へ行くとすすめられるのは、三菱のほかに日立の冷蔵庫。氷点下ストッカーと同じような機能をもつ真空チルドをすすめられると思います。私もこの2つはかなり迷いました。あの真空状態を解除して開けるときの「プシュー」っていう音は魅力的だし♪
一番の決め手になったのは、生鮮食品をどうやって保存しておくのかという点です。
日立の真空チルドは、買ってきたお刺身をパックから取り出した状態でラップをしないでストックすることで真空状態をつくり長持ちさせることができます。逆にいうと、うちの場合、パックごと収納したいから、そういう人にはあまり真空チルドへの収納は向いていないと思ったのです。お刺身をお皿に盛り直して、もしくは、お肉のラップを外して、冷蔵庫にしまう。この作業がどうしても抵抗を感じるなと思ってしまったから、いつも通りの使い方に近いパックごと入れておくだけで長持ちする三菱の氷点下ストッカーにしました。
●幅65㎝なのに517ℓの大容量
あとうちの部屋、冷蔵庫の置けるスペースがだいたい横幅65~70㎝くらいがいっぱいいっぱいかな~というのもあって、設置できるサイズ感ってだいぶ限られてくるんです。だいたいほかのメーカーだと400~450ℓくらいのサイズで、それでもファミリーサイズですから夫婦2人くらしには十分な大きさなんですけれど、とにかくまとめ買いをするので、いっぱい入るに越したことはない。幅が65㎝なのに500ℓを超える大容量というのもひとつ大きなポイントになりました。これはスマートキューブという三菱の薄型断熱構造の技術があるからこそ!のサイズなんです。
●三菱だけ!なスペシャルな機能がいっぱい
ほかにも三菱の冷蔵庫は本当に優秀で、例えば、全室独立設計になっているのも結構隠れた優れ機能。これは省エネ率がUPするだけでなく、たとえば、匂いが移りにくくなるんです。ほかのメーカーだとそれぞれの部屋が引き出しの裏とかで繋がっているので、冷凍庫にしまっているお魚の生臭さとかが、別の野菜室とか製氷室を開けたときにも広がる可能性があるのですが、三菱はそれぞれの部屋ごとに冷やす機能を独立させているので、匂いが広がる可能性を最小に抑えてくれています。
ミネラルウォーターで氷を作れるというのも、選ぶ時にポイントになりました。給水パイプを外して全部丸ごと洗えるのも◎都内の水道水も最近は美味しいですけれど、それでもお茶とかコーヒーとか、うちではミネラルウォーターで美味しく楽しみたいので。冷蔵庫の製氷って意外とミネラルウォーターNGとか、給水パイプが外せないというメーカーも多いんですよ。ここもお水や氷にこだわりたい人にはチェックしておきたいポイントです。
キッチン家電にこだわるとお料理が楽しくなる♪
私が昨年、ホントに買ったキッチン家電のなかから、特によかったなー!と思うものを3つ厳選してご紹介しました。いかがでしたか?
メーカーからの提供とかは一切ないので、すべて本音でーす。電気ケトルもオーブンも、ましてや冷蔵庫も。そんなに頻繁に買うものではないかもしれませんが、だからこそ失敗はしたくないし、気に入ったものを買いたいですよね。限られた予算や設置スペースの中で、自分のクッキングライフにぴったりあう機能をもった家電に出会えますよーに。お店に出かける前の参考にしていただければ幸いです。