タクシーでボラれる
バッグをとられる
カメラが壊れる
チケットをなくす
もろもろ経験済みです、私。ぜんぜん自慢できないんだけど。
でも海外旅行してて一番大事なことは
「死なないこと」
本当にこれに尽きると思います。
金銭的な被害とか、思い出の写真がなくなるとか、
もちろんそういうのもイヤなんだけど、
人生、生きてさえいればどうとでもなるとはよく言ったもので
死んでしまっては終わりですから、とにかく命を守ってさえいれば
自分の経験値を高めたなとか、勉強になったなで大抵のことは済んじゃったりします。
とはいっても、その時その時で、私もひどく落ち込みました。
一番ショックだったのは、ウィーンからミュンヘン行の電車に乗った時
電車の網棚にバッグを乗せててそのまま盗まれるという失態をしまして
お金はともかくカメラが一緒に盗られてしまい、ウィーンで撮影した写真が
一枚もないという悲しい思いをしたこともあります。
しかもこの時は、ミュンヘンに到着して気が付き、警察に行ったものの
犯行はオーストリアで行われているんだろうから、ここは管轄外だよ!
財布とパスポートが無事ならいいじゃない!
(はいはい、今になって思えば確かにそうだと思うのですが)
その時は、わーん!外国は警察までつめたーい!わーん!と号泣したのでありました。
でもね、これ、海外旅行保険に入ってて、
ちゃんと事情を説明すれば、金銭的な部分(携行品の盗難など)で保証は
しっかりされたので思い出の部分以外は、ひとまずほっとしたのですけれどもね。
まさか自分にこんな災難が降りかかるとは思ってもいなかったので
当時のメンタルのダメージはすごかったですよ。