毎朝、目覚まし代わりにリビングのTVが自動でつくようにしているのですが
今みたいに寒い時期はなかなか起きれなくって、毛布の中にくるまりながら
TVの音を聞きつつまどろむ感じが大好きなのですが、
「…ということで、フランス大統領が非常事態宣言を出し…」
という物騒なアナウンサーの言葉でビックリして目が覚めました。
日本時間の早朝に起きたパリの事件。
どうか少しでも多くの人が無事でありますように、と願うと同時に
パリ在住の友人の安否や、パリに出かけているであろう人々のこと、
ドイツとのサッカーの試合云々などが
よく分からない分、いろんなことが気にかかり、
情報を得ようとチャンネルを変えてみるけど、日本のテレビ局というのは
残念ながら世界が今どういう状況なのかを報じるよりも、
オモロ楽しい番組を流して視聴率をとることのほうが大事なのですね。
そんな平和ボケを防ぐためにも、海外のニュースチャンネルは
ネットでも見ることもできる時代だから
知りたい人は勝手に見なよ、な時代なのだなと改めて思い知りました。
日本じゃ考えられないようなショッキングな映像や事実なんて
好き好んで私だってみたくないけれど、どこで何が起きてて、
みんなが今どうしているのか…想像力まで乏しい人間になってしまうのはやだ。
だからわからないながらも、やはり海外のニュースをちゃんと理解するために
英語を勉強するのです。ポンチだけど、やるのです。
いざという時、日本語のニュースがあてにならないように
日本語だけでは誰も助けてくれないんだからなぁ~とか思いました。
がんばろう。そして平和ボケな日本がちょっとでも変わるといいな。
私ひとりの力では、何もできないのが事実だけど
お前になんの影響もないだろうというのは違うよ。
私はまた平和なおパリでお~シャンゼリ~ゼ~♪とか歌いながらスキップしたいし
シャンパンフラッシュながめながらシャンパンも飲みたいし
今回事件のあったバスティーユの靴屋さんで夫の靴をまた買ってあげたいし
そういう旅を、楽しい経験を多くの人と共有したいと思っているから。
日本に地震があったとき、世界中の人が日本の平和を祈ってくれて
午前中だけで帰宅命令出された日の電車の中であたたかい気持ちになったの、覚えてるよ。
どっちが悪いとか誰のせいとかではなく、
こういうのはみんなに影響があるんだよー、繋がってるんだよーと言いたい。