今日のトラブル情報は結構ライトでディープな話。
「知らない人に声をかけられても、ついてっちゃだめだよ」という子どものころからの教えを案外忘れがちな大人な皆様へ☆
海外旅行先で出会って、意気投合してそのまま結婚…というおめでたい話もたま~に聞きますが、たいていの場合そうそううまい話は落ちてないのでどうぞお気をつけて。
今回は実際に経験した怪しいアレコレの体験談を3つご紹介。
体験談(1)香港の地下鉄で追いかけられる
私は女友達と二人で電車に普通に座ってて、おしゃべりしてたんだけど、向かいに立ってた男の子(別にジプシーでもなんでもないキレイな格好)の膝が、なんかたまにぶつかる気がして、でも注意するほどの頻度でもなく、ただ混んでもないのに、たまに膝をぶつけてくるってちょっとイヤな感じだな…って思っていたら、電車を降車したときついてきちゃいました。
勝手についてきただけならいいんだけど、肩をトントンしてきて、なんだかよくわからない変なカタコトの日本語をしゃべりながら。
別に落とし物したわけでも、道聞いてるわけでもないのです。
「ニホンジンデショー、ニホンゴシャベリターイヨー、マッテー」
みたいな。コワイ。速攻、走って逃げました。
すると走ってついてきました。
友達と二人、初めて降りた駅の知らない街を走っていたら変な路地裏に追い込まれました。
さすがに恐怖で、路地裏から路地裏へ、抜け道みたいな道とも言い難い、道なき道を走り続け、小さなホテルを見つけたのでそこに駆け込み、従業員に事情を説明して、しばらく待機させてもらいました。
さすがにホテルの中まで、その人はついてこなかったのでセーフでした。何も被害には会ってないので、警察も呼ばず。ひと段落…。
強盗なのか、ナンパなのか、わかりませんが、結構思い出深い経験でした。
体験談(2)ポルトの早朝に寸借詐欺?!
夫と二人でポルトガルのポルトのドウロ川沿いを朝、お散歩していた時のこと。
知らない男の子(これまた身綺麗、普通のEUの学生さん風)が「20セントなくって、家に帰れなくって困ってる、貸してくれない?」と話しかけてきました。
20セント…50円くらい貸してあげてもいいかなと思いつつ、50円持ってないから家に帰れないってどういう状況だよ!と思い、「いま、お金持ってないの」と呟き、トラブルになっても困るので夫には日本語で「この人、怪しいよ。ホテルに財布置いてきたことにしよう」と呟き、夫はポッケに手を突っ込んだまま
「ちょっと散歩してただけで、財布はホテルの部屋に置きっぱなしにしてしまい、申し訳ないことに少しの現金も持ち合わせていなくて…」
と、やたら丁寧に謝りながら説明してると、男の子は
「わかったわかった」と言って去っていきました。
で、しばらく歩いて振り返ると仲間と思しき2人組と合流。
これね、お財布出してたらパンチとかされて財布ごと強盗してくる最近ポルトガルで流行りの手口らしいです。寸借詐欺より悪質。こういうときはお財布持ってないでスルーしましょう。
体験談(3)ドイツでピッタリなジーンズを履いたら〇〇にモテモテ
日本でピッタリな感じの細見ジーンズの男性、結構多いと思います。あれね、ドイツでやるとゲイの象徴らしくって、やたらそっち方面の人に話しかけられてしまいます。
モテモテになってても、なかなか原因に気が付けず、
「どうして僕はいつもナンパされるんだ」としばらく夫は悩んでいた時期がありました。
というわけで、海外にいけばそれなりにリスクはありますが、
気を付けながら楽しみましょう。気の張りつめた旅行は疲れるけど、悪い人はそういう隙をちゃんと狙っているんですよね。たまーにはいい出会いもあるけど、トラブルに巻き込まれないに越したことはありません。
また何か思い出したら書こうと思います!