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ドナルドノート:MBE対策Tips集 Contract編 Vol.2

MBE対策Tips集Contract編

カリフォルニア州司法試験にマジで受かっちゃったドナルド先生による【連載】米国弁護士試験のホントのトコロ。私が取り組んだMBE問題集で得られた知識を日本語でまとめたオリジナルTips集です。

2. Defenses to Formation

47. リフォーム業者を免許制としている州法に反して、無免許の業者が作業を完遂⇒Public policyを根拠に家主は業者に対して支払い義務あり

48. 病欠した演者との契約を解除したい場合:いつまた病気になるかも知れず、代役を探すのが難しい等の事情があれば可

49. 土地売買で「一部をCreditorに支払う」というThird party-Kの場合、当該支払い部分はLand interestに関係ないのでSOFの範疇外であり、口頭でも契約が成立する

50. Specially manufactured goodsのSOF例外の場合、完成した部分だけでなく、Fully enforceable

51. Real PropertyのPart Performanceの行為はUnequivocallyである必要あり

52. トラクターを買いたい甥の銀行ローンを叔父が口頭で保証⇒実は叔父がトラクターを使いたかった場合、SOFの例外に該当するので銀行が勝つ

53. Merchant memoであっても、Consideration/QuantityがなければSOF違反

54. Merchant memo⇒10日以内に異議がなければOK。商人同士で異なる条項⇒Reasonable time内に異議がなければOK

55. Part performanceが完了の約束を伴う条件:①分割KではなくEntire K、②準備ではなく一部の実施、③Offerorが知るに至る

56. 不動産売買ではPriceはEssential termなので、事前に金額合意しててもIn writingでなければSOFでNG

57. SOF違反の契約修正は”waiver”として機能し得る

58. SOLにかかる債務の一部を支払うと書面で約束した場合、その範囲内で支払い義務が生じる

59. SOFのSuretyship:保証するレターが送られた先は関係ない(Writingが存在していれば)

60. SuretyshipのSOF:保証人のレターは誰に送ってもOK

61. UCCにおいて、電話で300ドル×商品300個のオファー&アクセプトのやりとり後に、「取引できて嬉しい」とだけ記載した手紙を送付⇒Quantity termがないのでSOFを満たすことができずNG

62. SuretyshipのUnilateral Kの成立:Aが保証、Bが売り手、Cが買い手。CのCreditをAが保証。BはCへ売却後にAに通知が必要

63. 通常はfailure to mentionは問題ないが、故意に隠した場合にはmisrepresentationと同様に扱われる

64. MisrepresentationがSubstantially contributeすればvoid可。But forである必要なし。Misrepresentationによる契約はVoidではなくVoidableで、犠牲者のOption

65. 銀行に業績報告してローンを取り付けた後に、業績が急激に悪化⇒Fraudulent/Misrepresentationを避けるために訂正申告する義務あり

66. 素人の馬主との取引で、馬が走っているところをこっそりタイム計測し、うまいこと契約(馬だけに)⇒Non-disclosureがMisrepresentationになりえる(地主に黙って土地の成分をこっそり調べて、うまいこと契約した場合もNG)

67. Undue Influence=Dominationや関係性からくるUnfair persuasion。Duress=Induced by improper threat(被害者はno reasonable alternative)

68. Ambiguityがあり、一方がそれを知っている場合⇒知らなかった側のIntentが優先される(知っていた側は救われない)

3. Terms & Performance (Part1)

69. Buyerは商品をRejectするには、Seasonably notifyで行う必要がある

70. Personal service(手品とか)は演者側の譲渡は基本的にNGだが、主催者側がWaiveすれば問題ない

71. 「Amendment must be in writing」は契約の両当事者が口頭でWaiveできる

72. Condition subsequent:その発生により、既存の履行義務をCut offする

73. Revocable waiver:再度条件を要求可。Estoppel waiver:相手がReliedした場合にはBinding

74. 条件のWaiverにはConsiderationは不要

75. 自発的な条件のWaiverはNot materialの部分だけであり、Substantial partの場合はConsiderationを伴う代替契約が必要

76. 契約の有効性を争う場合(misrepresentationなど)、Parol evidence ruleの適用なし

77. 契約のIntegrationがCompletely(Fully)かPartiallyかはJuryが判断する

78. UCC版PER:Total integrationでもTrade usage等でSupplement/Explainされ得る(Total negationのための利用は不可)

79. 先に契約金額で合意していたが、その後も交渉し、契約書では異なる金額に⇒先に合意した金額を持ち出すことはPERでNG

80. Complete integrationでもCourse of performanceは曖昧な点を確定するために使える。Sales of goods/non-goods両方に適用あり。特に繰り返しのPerformanceがある場合には、合意の意味を解釈する上で関連する

81. Requirement / Output KでもGood faith modificationであればConsideration不要

82. サブコンのbidにより、Unilateral Option Kが成立。Rescissionには①New consideration, ②Estoppel, ③Giftが必要

83. Non-assignment clauseがあっても、相手方が合意(第三者に支払いを行う等の行為含む)すればOK

84. 20万円で建物と道の舗装の契約⇒口頭で「舗装はしなくてOK」と変更を告げる⇒後で「やっぱり舗装して」とお願い⇒そもそもConsiderationなしでは最初の変更が不可

85. ローン返済について、電話で分割払いOKにしてもらっても、ConsiderationがなければNG

86. 期限の4月までに借金を返済しなかった⇒11月までに返済すれば訴えないと口頭で約束⇒心変わりして5月に提訴してもOK(Considerationがないので)

87. Not anticipatedの岩の存在によって建設費がかさむ⇒fair & equitableであればConsiderationなしで金額変更可

88. トルネードによって原材料価格が高騰⇒口頭で建設金額の変更に合意⇒変更内容が予期せぬ価格高騰に照らしてFair & Equitableであれば、ConsiderationはないがCommon Lawでも修正可能らしい

89. 契約の(利益の)無償のAssignは可能だが、Revocableであるため(例外:Estoppel)、契約の譲渡人がKの利益を受けることでRevokeされてしまう

90. 個人のスキル等を要しないDutyは同意なしにDelegate可能であり、相手方はmust accept performance


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text ドナルド先生 2021年米国(カリフォルニア州)司法試験合格。世界中のディズニー制覇をもくろむアラフォー。