今から10年ちょっと前。19歳の時私は中原中也に夢中でした。
いっぱい詩を読んだし、がんばればああいう詩が書けるようになるとか
本気で思っていた私は若かったんだ。
山高帽の可愛らしいルックスとちょっとうまくいかない人生と
繊細な精神と言葉のチョイスと・・・本当全部大好きでした。
そしていつの間にか、私は彼の年齢を超えて、それっぽい大人になり、
今日は仕事をしていて、ふと中也とぶつかり、あの頃の自分を思い出し、
思いがけずにおセンチに。あー今でも好きだー。って気持ちがわいてきたよ。
”汚れっちまった”ってフレーズが妙にしっくりくるよ。そんな時ありませんか?