久しぶりに横溝正史を一通り読み直していました。
やっぱ怖い。スケキヨとか、もしもリアルに出会ってしまったらトラウマになりそう。
横溝先生の言葉の力は偉大だとあたらめて思いました。
そういえば以前、山梨のほったらかし温泉にいった帰りに横溝正史館を見つけて立ち寄ったときのお話です。
東京都世田谷区にあった約20坪・木造平屋の横溝正史の書斎、山梨市に寄贈され、移築されたのだそう。ここ、いま「横溝正史館」として一般に公開されているんですよ。横溝正史が実際に晩年まで執筆の場に使用していたという書斎に腰かけることもできちゃうんです。ファンにはたまらないですよね。
横溝先生の愛用品や名作のポスターなどの展示も。「犬神家の一族」「獄門島」などとにかく有名作品が多いので、横溝文学をそんなに読んだことないよという人でも楽しめる場所です!
直筆原稿などもあってドキドキしながらたっぷり見学。
写真もご自由にどうぞ!ということで、書斎に腰かけて、なんちゃって小説家とかしながら楽しんでいると突然ザーっと雨が降ってきて、雷もなってきて、急に犬神家のワンシーンと重なり、急に怖くなったりもしましたが、いい思い出になりしました。
直前まで、ほったらかし温泉で富士山が見えるくらいきれいに晴れていたのに、この雨。でもスタッフの方の説明もすごく面白くって、これはこれで思い出深いひとときでした。
今回ご紹介したスポットは<横溝正史館>です。
住所:山梨市江曽原1411-6
■開館日・開館時間(平成27年度から変わりました)
引用:http://nezu-kinenkan.com/about_yokomizo-makioka.html
土・日・祝日のみ開館(年末年始除く)
開館時間:午前10時~午後3時(午後2時45分)※入館は( )内の時間まで
■入館料
一般 100円 ※中学生以下・70歳以上無料
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