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視野の一部が欠ける!光って見えない!閃輝暗転で脳神経内科を受診

気持ちよく眠っていたら「わ~大変だ!8時7分。」と叫ぶ夫。2人で大寝坊した朝は修羅でした。

目を閉じてもビカビカ光る「異空間」の正体

ある日のお風呂上り。目の前の空間を掴むように不自然な動きをしながら、夫が「なんかここに不思議な空間が見える。キラキラ光っている。視野がおかしい」とわけのわからないことを言い出しました。夫は、いつもふざけてばかりいるので、またいつもの「なーんちゃって」的な話がと思ったのですが、めずらしく真顔。目を閉じてもそのキラキラ光る空間が見えるというのです。

視野の一部が欠ける!光って見えない!閃輝暗転で脳神経内科を受診

▲夫の証言をもとに私がイラストを作成してみました。

なんかついに、見えてはいけないものが見えるようになってしまったのかと、2人で焦るのであります。幾何学模様みたいなものがキラキラ光りながら右側を周りこむように、視野を消し込んでいるというのです。なんだそれ、チョー怖いじゃん。

しかしながら時は令和。グーグル先生のいる時代に生まれてよかった。カルピスを飲みながら、スマホに「キラキラ 異空間 見える 視野」と検索すると、一番上にヒットしたのが「閃輝暗転(せんきあんてん)」という言葉でした。

ネット情報だと、この閃輝暗転が起こった後に激しい頭痛がくるということだったので、夫にはしばらくベッドで横になって安静にしてもらったのですが、幸い頭痛は大丈夫だったそう。

そしてこの出来事を、すっかり忘れかかっていた半年後。先日、都内でも大きく揺れた地震の朝、夫がまた「センキがキター」と騒いでいるのです。

さらに同日、夕方にも地震が観測されたのですが(私は、揺れたことにすら気が付かない鈍感っぷりを発揮…)そのタイミングでも、やはり目の前がビカビカすると言って、会社から帰ってくるなり、横になっていたのですが、結局この時も頭痛は来ず。

でも、目をつぶってもそのキラキラしたのが見えるとなると、明らかに目ではなく、脳になにか支障をきたしているのかもしれないじゃないですか。心配で、心配で、どうにもならなくなったので、「一緒にいこう!」と、名実ともに手を引っ張って病院へ行き、脳神経内科を受診してもらったのです。

土曜の朝の脳神経内科

お年寄りばかりの病院の待合。耳が遠いのか何なのか知りませんが、とにかく雑談の声が大きいんですよね。知らないおばあさんの家の電気代のことやや嫁の話を、なかば強制的に聞かせられるという、健康だったはずの私まで頭痛がしてくる待ち時間を経て、やっと呼ばれた診察室。

はじめてキラキラが見えた風呂上がりのことや、先日の地震の直後にもビカビカする症状が現れ…と、一連を説明し「ネットで調べたところ、閃輝暗転というものではないかと思いまして」と控えめなプレゼンをする夫。淡々とPCに打ちこんでいた先生が突如「正解!」と大きな声を出して、「まさに病名をつけるならソレ!あたりです!」と、褒められ、鼻息荒く、得意満面な笑みで私を見る夫。さっきまで心配したり、イライラしたり、不安定だった私は、ふと笑ってしまいました。

「一昔前は、皆さんパニックになって眼科へ行かれたりする方も多かったですが、今の人はインターネットで調べて、脳じゃないかと検討をつけていらっしゃるので、今回もまったくその通り。典型的な閃輝暗転ですよ。」と先生の説明を聞きながら、妻の立場としては重篤なのかどうなのかが気になり、またドキドキと緊張が走るのであります。

MRI検査をして脳の血管の様子をチェックしておくことに

診察していただいた脳神経内科の先生ご自身もなんと閃輝暗転を経験されたことがあるそう。

「自分がなったとき、思わず観察しちゃいましたよ。それでね、この10年くらいの間、閃輝暗転だという患者さんには『MRI撮って脳の血管を見ておきますか?』と聞くと、皆さん『念のため!受けたい』とおっしゃるので、検査を実施するのですが、大きな病気が見つかったという人は今のところいないんですよね。だから、心配はいりません。でもいい機会ですから、ちゃんと診ておきませんか。」

と、提案されお願いすることにしました。

しかし、大きな病院ってMRI検査も予約が埋まっていて何か月も待たされることってあるじゃないですか。「また予定の調整せねば…」と思ったら、「予約は、埋まってるには埋まっているんですけれども、闇営業的な予備枠を持っているんですよ。早朝とかでもよろしければ、すぐにできます」とのこと。

脳神経内科すごい!の瞬間です。

「次の休日に、朝いちばんの枠でお願いします。」という感じで、先生が放射線科にすぐ電話してくださって、あっという間に検査日が確定しました。よかった。

脳って何か月も待っている間に、欠陥が切れたら一瞬で人生が終わってしまうことってありますからね。こういう迅速な対応してくれる病院に出会えてよかったなということと、検査を受けるタイミングひとつで、人生の分かれ道になることもあるわけでして、今度頭痛持ちの友人にも教えてあげようと思いました。

そして無事に8時30分の超早朝枠で検査を受けることになった当日、8時7分に目覚めパニックに陥る朝だったのです。タクシーぶっ飛ばしたら間に合いました。なんとか遅刻しないで済んだのでよし!

閃輝暗点がきたので、MRI検査をして脳の血管の様子をチェックしておくことに。保険適用時にかかった費用や検査時間、予約状況をご紹介しています。

結果は、異状なし。診察室では、検査結果の映像とともに、先生がもっと細かく夫の脳の解説もしてくださいました。毎日一緒に暮らしていても「この人は何を考えているのだろう?」と、思うことが多い夫。頭の中身の輪切り映像は、衝撃的&不思議な感じ。2人で先生の説明を聞きながらモニターをガン見状態。

保険適用で脳のMRI検査を受けたときの料金は?

今回受けたのは頭部の単純MRI/MRA検査です。検査自体は15分ほどでした。

一般的に人間ドックのオプションとか自由診療のクリニックで検査すると3万円前後費用がかかるそうです。私も実は以前、頭痛がひどくて、表参道の某クリニックで受けたときは全額自費だったので確か4万円ちょっとかかりました。(脳の血管が3Dで撮影できて、360°回転させながら、病変の発見率が高いというもので今回のと単純に比較する感じではないんですがご参考まで。)

今回、夫は保険適用で検査を受けられたので、かかった費用は6000円ちょっとでした。これで、閃輝暗転にはなったけれども、血管に異常がないことがちゃんと知れたのでよかったです。あと、夫の脳は左右非対称というとても興味深い話も聞けたし。

「また頭が痛くなったり、閃輝暗転がでるようならば、検査してあげますから、いつでも来てください。」とおっしゃっていただけたので、きちんと定期的な検査は受けてほしいなと思っています。

閃輝暗点自体の原因は不明

▲苦労してつくったから、もう一回!

結果的に閃輝暗転がなぜ起こったのかという原因は、よくわかりませんでした。地震との関連も先生は興味津々といった感じでしたが、断定できるものではないのだそう。

特に薬もなく、夫の場合はひどい頭痛がくるというのも、今のところなさそうなので、このまま様子を見たいと思います。

というわけで、もしビカビカする閃輝暗転的な症状がでたら、ひとまず近くの病院で脳神経内科とかを受診してみてください。脳は本当に命に関わりますから、検査してもらったほうがいいと思います。何かのタイミングで閃輝暗転が出て、慌てふためいたあの日の私たち夫婦みたいな方が、ちょっとでも参考にしてくれて病院へいこう!という気になってくだされば幸いです。

病院の受診記録も兼ねて!

<健康がいちばん / HEALTHCARE>では、 健康オタクな私の日々の医療系の体験談をまとめていきます。人間ドックや実際に受けた治療など。おでかけばかりする元気な毎日の根底は、健康な生活にアリ。