皆様、お正月いかがお過ごしでしょうか?
私はパリにつぐ世界第二位のフランス語圏都市、モントリオールで年越しでした。
Je vous souhaite une bonne année !
健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、モントリオールはセントローレンス川の中州に発展した、カナダ・ケベック州の大都市。1976年にはオリンピックも開催されていましたよね。
「ボンジュール」と「メルシィ」「シルブプレ~」くらいしか言えない私には、駅の表示までフランス語というモントリオールの街は、やや緊張感がありました。でも治安はいいし、人々はにこやかだし、何より寒すぎないところがいいです。
クリスマスを過ごしていたカナディアンロッキーが、人生MAXレベルの極寒…!-20℃だったこともあり、こんなにドカドカと雪が降っていても、あったかく感じるくらい。誰も傘をささないところもカナダ(笑)カルガリーとかと比べると海が近いから、雪は普通にベタベタします。傘はさしたほうがいいと思うんだけどなぁ。
そんなモントリールの街に住むケベック人のモットーは、「Joie de Vivre(人生を楽しく!)」。2020年は、全力でケベック文化にあやかっていこうと思いました♡
一緒に泣いたり笑ったりしてくれる学生時代からの友人や、会社を辞めて7年も経つのに「笑っている方がイイよ」と気遣ってくれる前職の先輩、好き勝手なことばかっりな私に「どんどんやっちゃって」とドーンと受け止めてくれる仕事仲間に、悩み事を共有しあえる奥様友だち、そしてすべてを肯定してくれる夫…。豊かであたたかい人間関係を、今までは当たり前のように感じていたけれど、すごく特別で大切にすべき私の人生の財産なんだな~としみじみ気が付かされました。この歳になってから気が付くなんて、遅いかもしれないですね。まったくもって未熟な私に、いつも手を差し伸べてくれる近しい人たちにつくづく感謝です。
「仕事≒遊び」な私にとっては、ビジネスとプライベートが混乱するほど近い位置に存在しているわけですが、人間関係においても長時間おしゃべりしたり、定期的に食事にでかけたり、一緒にどこかへでかける人が、尊敬できる相手ばかりという状況は、ぜんぜん当たり前なんかじゃない。この縁に感謝が絶えません。だから今まで以上に繋がりを大切にし、幸福な時間がずーっと続くといいなと思っています。
誰もいない朝のノートルダム大聖堂はとても厳かで壮観。コバルトブルーのライトに照らされた祭壇は息をのむ美しさで、新年早々、幸先のいいスタートになりました。右下に腰かける私の小ささよ…(笑)
以前、「ゴシックは飽きた~」とか生意気なことをいってしまいましたが(;^_^Aネオ・ゴシック、めちゃめちゃカッコいいじゃないか!
全力でときめきあふれる好きなものを探しながら、自分らしく邁進していきたいと思います。そして私が発信したモノゴトが、どこかで誰かの役にちょっとてもたっていたらと願いながら。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。