太陽がいっぱいの南イタリアで生まれたリコッタチーズ。実は日本の家庭でもとっても簡単に作れちゃうんですよ。
節約にもなる!リコッタチーズの作り方
そもそもリコッタの名前の由来ですが、再び=「ri」と煮た=「cotta」が組み合わさった言葉なのです。日本で売られているフレッシュな牛乳で簡単に再現できるとっておきレシピです。
◆用意するものは牛乳とお酢だけ!(レモン汁でもOK)
必要な材料は牛乳1リットルに対して、お酢20mlだけです。今の季節なら、レモンやオレンジの汁を使ってもいいですよ。お鍋に牛乳を入れて中火で煮ます。木べらで牛乳が焦げないようにお鍋のふちや底をしっかり混ぜがら目を離さないで作業してくださいね!
細かい気泡がフツフツ湧いてきたら、火を止めて手早くお酢を回し入れます。
すると、こんな感じで牛乳の成分がぼろぼろっと固まってくるので、ざるにキッチンペーパーやふきんをひいて、3時間ほど時間をかけてこせば出来上がり。
めちゃめちゃフレッシュな無塩・無糖の自家製リコッタが完成します。このまま冷蔵庫で冷たく冷やしてハチミツをかけて食べてもよし。少しお塩を混ぜてバゲッドやクラッカーに乗せてもよし。生クリームを少し混ぜるとよりなめらかでコクのある味わいに仕上がります。
◆Point:牛乳1本使い切り!
牛乳1リットルで220gくらいのリコッタが家で簡単に作れるレシピです。ちょっと手間はかかるけどめちゃめちゃ経済的。パンケーキの生地に混ぜれば、お店みたいにふわっふわに作れるし、アンチョビと混ぜてパスタソースにすると本格的なシチリア風パスタができます。
フレッシュな自家製リコッタは、お料理にもデザートにも、絶妙なアクセントになります。やっぱり手作りするなら材料が大事ですよね。牛乳も、安いものでもいいんだけれど、リコッタを手作りするときは、いつもよりちょっとイイやつを選んじゃいます。
ホエー(リコッタをこしたあとに残る水分)の部分にも、栄養たっぷりですから、捨てないでパン作りとかに使ってみてくださいね。
アイスケーキ「カッサータ」も家で手作りできるよ
手作りリコッタやヨーグルト、ホイップした生クリームなどと一緒に、好きなドライフルーツやナッツ、チョコレートを混ぜ込んで凍らせるだけ!
詳しい作り方は、ESSE onlineでもご紹介しています。(参考:カッサータというアイスケーキのレシピ)
どこを切っても映える見た目なので、夏のパーティーシーンにも重宝しますよ。こちらも自家製リコッタをたっぷり使っているので、安いスーパーで材料を集めればワンコインくらいで作れるようなレシピの設計にしてあります。
夏休み、お子様たちのおやつに!という時には、板チョコを思い切って2枚くらい使ったり、イチゴジャムを表面に乗せて凍らせても◎。家にある残り物でアレンジしやすい手作りデザートなので、ぜひ試してみてくださいね。
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