あちこちおでかけして、いろんな人に会うと、自分の知らなかった世界の扉がどんどん開いていくかのようで、本当に毎日楽しいです。さて、今回は取材先で出会った郷土の伝統食材の話から!
寒い季節の滋養食物!ご飯によく合う「しょうゆの実」が激うま

これ、私はフクモリ マーチエキュート(神田万世橋店)で見つけたんですけれども、「しょうゆの実」って皆さんご存知ですか?山形県の庄内地方を代表する郷土食で「発酵食品だから、おなかにもやさしいんですよぉー!」と店員さんにオススメされて、発酵マニアな私は即買いしてしまいました。
ハナブサ醤油は、創業文政(1823年)6年、当時7代目佐藤新左衛門が「福島屋」という名前で始まり、現在は14代目がその作り方と味を守り続けております。
引用:しょうゆの実 ハナブサ醤油(株)
ごはんに乗せてもいいし、マヨネーズとあえて野菜のディップにしても美味しいんですって。醤油というからには、しょっぱいのかな?と思ったのですが、まろやかな味で、そのままでも食べやすいです。ただ、せっかくなので、もっと美味しく食べようと思い、今回は旬の秋鮭とあわせてちゃんちゃん焼きを作ってみたので、レシピごとまるっとご紹介します。
野菜たっぷり!フライパンひとつで出来る簡単ちゃんちゃん焼き
材料(2~4人前)
・秋鮭 4切れ
・ホタテ 4個
・キャベツ 大きめの葉っぱ3枚くらい
・タマネギ 1/3個
・パプリカ 1/3個
・しめじ 適量
・とろけるチーズ 適量
・バター 大さじ1
・ゴマ油 適量
(A)お酒 15㏄
(A)味噌 10g
(A)しょうゆの実 15g
ちゃんちゃん焼きの作り方

1.フライパンにゴマ油をひいて、秋鮭の皮を下にして弱火で焼きます。

2.軽く焦げ目がついてきたら、ひっくり返し、薄切りのタマネギとしめじを入れて3分ほど炒めていきます。

3.その間に、(A)のお酒とお味噌としょうゆの実を混ぜ合わせておきます。

4.フライパンのなかにキャベツとパプリカを入れてさらに3分、今度は蓋をして放置。キャベツはちょっと量が多いかな?って思うかもしれませんが、火が入るとカサが減りますのでご安心を。パプリカは今回、彩よく黄色を使いましたが、赤いのでも構いませんし、なければピーマンでもOKです。

5.フライパンの蓋をあけて、(3)で混ぜ合わせた(A)のタレをかけいれ、上からホタテととろけるチーズ、バターを乗っけて、蓋をしてさらに3分したら完成です。

けっこうダラダラ、いろんな作業と並行して作りましたが、弱火で炒め続けるので、まったく焦げる心配はありません。およそ15分もあれば、誰でも美味しいちゃんちゃん焼きをつくることができます。秋の味覚のキノコ類やサツマイモ軟科をいれてもおいしいですよ。

普通のフライパンひとつで出来ちゃうのも、おすすめポイント。今回は南部鉄器で作ったので、火を止めてからも予熱でじんわり。秋鮭もホタテもお野菜も、柔らかく甘く仕上がりました。

ここにカケダレに使った、しょうゆの実がアクセントでいい仕事をしているんですよ。お味噌の種類によっては、少し塩味が足りないなと感じるかもしれないので、その時はチーズを多めにするなどして調整するといいですよ。もちろん、マヨラーは食べるときにマヨネーズをかけてもよく合います。
すごく簡単にできて、ごはんにもよく合う、とっても美味しいおかずですので、ぜひご自宅でもトライしてみてくださいね。
しょうゆの実、マジでこの冬、ハマっちゃいそうです。体にもいいし美味しすぎ。
今回ご紹介した<しょうゆの実>はネットでも買えます。

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私は、仕事ででかけたフクモリ マーチエキュート(神田万世橋店)で買いました。宣伝じゃないよ。即自腹買いです。仕事してんのか、買い物にでかけてんのか、よくわからない日常ですが、こうして新しい発見があると、とってもワクワクします。
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