ジブリの名作『魔女の宅急便』の舞台となった街としても知られる北欧を代表する都市、スウェーデンの首都ストックホルム。今回は中心エリアのガムラスタンにあるちょっと変わったホテルをご紹介します。
もくじ
北欧のベネチア!ストックホルムのボートホテルって?
ストックホルム中央駅から歩いて10分。ガムラスタン地下鉄Gamla Stan駅からもたった500mというとっても立地のいい<マラドロティンゲン ボート ホテル & レストラン(Mälardrottningen Yacht Hotel & Restaurant)>。リッダーホルム島(Riddarholmen)に着岸している船のなかに宿泊することができるんです。ストックホルムを船上から眺めれば、この街が水の都と呼ばれるのが頷けます。
とにかく立地がいいのと、ヨットに泊まる機会なんてそうそうないので、さっそく予約をしてみました。スーツケースをガラガラひっぱりながら、タラップを通ってフロントへ‥
ヨットホテルの「船内キャビン」大人2名用のお部屋の様子
出典:Mälardrottningen Yacht Hotel & Restaurantより
ちょっとびっくりしたのはお部屋です。HPに出ていたのはこんな感じ。
で、私たちが実際に予約して泊まった「船内キャビン」大人2名用はこんな感じ。
せ、狭い。狭すぎる。衝撃の狭さです。狭すぎてHPと同じアングルでは写真が撮れないレベル!!!そして小学生の頃の林間学校以来の2段ベッド!!!ねっころなりながらガイドブックを読むだけで精いっぱい。ほかのことは何にもできないくらい狭いけれど、これはこれで楽しかったです。
出典:Mälardrottningen Yacht Hotel & Restaurantより
お部屋にはシャワーもついてて、水圧などは意外としっかり強めでした。あと私は利用しなかったけれど、宿泊者が利用できるサウナもあるみたい。ヨットのなかに宿泊してみたい人や小柄な人、お部屋の豪華さにこだわらない人にはおすすめ。
一方で、ラグジュアリー感を大事にしたい人や体が大きな人はスーペリアルームやスイートもあるので、もう少し広いお部屋を指定して予約したほうがいいと思います。
海街「コリコ」の雰囲気あふれる!船上空間で過ごす特別なひととき
お部屋は狭いものの、ロビーや食堂などの共用スペースはゆったりしているし、何より船内からの景色はとっても素敵でした。『魔女の宅急便』に出てくる「コリコ」の街らしくすぐ目の前に広がる海と街並みの景色は最高でした。静かな海辺を少し歩けば、ストックホルム宮殿や市庁舎まで徒歩圏内です。
Mälardrottningen Yacht Hotel & Restaurantは食事もおいしい
出典:Mälardrottningen Yacht Hotel & Restaurantより
ここホテル兼レストランというだけあって、食事がとってもおいしかったです。特にストックホルム(に限らず、北欧ぜんぶで言えることですが)は、物価が東京よりも何倍も高いので、レストラン入るたびに食事代が結構かかるなぁ~とビビるレベル。ノルウェーよりはマシですが(;^_^A
なので、朝ごはんはしっかり食べて、ランチやディナーにお金を使うことにしました。物価が高い国にくると滞在泊数が多い時なんかシャレにならないくらい食費がかかるから、ご飯がおいしいお宿を食事付きで予約しておくのけっこうおすすめです。
観光するのもラクチン!ストックホルムのガムラスタン駅からスグ
石畳の狭い路地が続いていて、中世の建物を利用した優雅なホテルやカフェなどの散策もたのしいガムラスタンのど真ん中に位置するMälardrottningen Yacht Hotel & Restaurant。ここでしか体験できないひとときがきっと待っているハズですよ。
今回ご紹介したホテルは <マラドロティンゲン ボート ホテル & レストラン(Mälardrottningen Yacht Hotel & Restaurant)> です。
住所:Riddarholmen, ガムラ・スタン, 111 28 ストックホルム, スウェーデン
TEL:+46 8 120 902 00
▼この記事もおすすめ!
ストックホルムの中心にあるノーベル博物館で気分はノーベル賞
ほかにも<海外ですったもんだ / WORLD>では、 海外旅行でのさまざまなエピソードをご紹介中。おすすめのグルメや本当にあったトラブル、リアルな治安など、そりゃもういろいろありますが、すったもんだするからこそ面白くなる海外旅行を楽しみましょう♪