もくじ
カリフォルニア州弁護士は毎年支払いが必要
お久しぶりです、ドナルドです。
小室圭さんのニューヨーク州司法試験の合格により、世間的にはすっかり下火となってしまった米国弁護士の話題ですが(笑)、私は私で粛々と登録を維持すべく年会費の支払いを済ませましたので、簡単にレポートします。ニューヨーク州は2年毎の更新(支払い)らしいのですが、カリフォルニア州は毎年支払っていくことになります。登録初年はイレギュラーなかたちでの支払いになりますので、通常形態の会費支払いは今回が初めてです。
年会費は510ドルとリーズナブル
年会費額が決まると登録しているメールアドレス宛てに支払いを求める通知が届きますので、State Bar of California (以下SBC)のページで「Annual License Fee Status」から確認します。
2月1日が支払い期限とされていますね。12月1日から更新が可能となっていますので、2か月間のうちに手続きを済ませる必要があります。ページをめくって「Calculate and pay my fees」へ進みます。
まず年会費が表示されます。「Active」とあるのは通常の会員資格で、弁護士活動をしない「Non-Active」という形態にすると会費が減額されますが、名刺等への表記にも疑義が生じることになります。他州と違ってカリフォルニア州は資格維持のための義務研修は軽減されないため、「Non-Active」の効果は限定的です。
ふむふむ、510ドルとな。安くはないですが、日本の弁護士が合計で数十万円~、司法書士が20万円~、弁理士が18万円、行政書士でも6万円~ということで、日本の国家資格の維持費用に比べるとリーズナブルですかね。
クレジットカード決済可能なので簡便
ページを進めると、寄付やら何やらの案内が次々にでてきます。
私はひとまず今回は失礼させていただきました。また、California Lawyers Associationの支払いもこちらで案内されました。私はまだ無料のはずなので、チェックを入れずに進みました。
他にもいくつか設問がありましたが、いずれもNoneでしたので、サクサクと完了。総額(Grand Total)も510ドルのまま。
支払いはクレジットカードにしました(デビットカードも選択可能です)。2.5%の手数料がとられますので、決済額は522.75ドルです。その場で必要事項を入力して決済を行います。すごく簡単。ただし、住所入力欄は米国仕様なので、いつも通りごちゃごちゃと記入することになります。
決済から数日後に確認したところ、SBCの自分のページ内で支払明細等が確認できました。これで一安心です。円安傾向(決済時に130円/ドルくらい)なので少し割高感はありましたが、一時期の1ドル150円ほどのインパクトではありません。
California Lawyers Associationの更新もチェック
SBCのページで案内のあったCalifornia Lawyers Association(CLA)についても念のためWeb上で確認しておきました。ちょっと入口が分かりにくかったですが、「RENEW」を発見。あと2年くらいは無料のはず。
ふむふむ、やはりまだ無料期間のようですね。正直CLAはあまり活動できていないですが、2023年は少しずつ馴染んでいきたいです。
以上、簡単ですが年会費を支払ったお話でした~ノ
【連載】米国弁護士試験のホントのトコロは、随時、質問などもわかる範囲でおこたえしていこうと思いますので、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
text ドナルド先生 2021年米国(カリフォルニア州)司法試験合格。世界中のディズニー制覇をもくろむアラフォー。