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<てんぷらと和食 山の上>文豪たちが愛したホテルの絶品天ぷら@御茶ノ水

出版社がたくさんある神保町からも徒歩圏内。御茶ノ水の駅からトコトコ5分くらい歩いたところにある<山の上ホテル>にきました。

名前の通り、山の上。坂道を上った先にあります。

私の自宅からも車で20分くらいなので、なかなかこのホテルに宿泊する予定はそうそうナイわけですが、今回はお昼ごはんを食べに来たよ。

三越のなかとか、GINZA SIXで見かけるたびに、食べたいなー!とか思いつつ、なかなか利用するご縁がなかった<てんぷらと和食 山の上>に、縁は自分から作らねば!と、カジュアルなランチの利用から。休日だったので、電話で席を予約しておきました。

憧れの<てんぷらと和食 山の上>でお昼の定食♪

店内はこんな感じ。「テーブル席とカウンターの席と、どちらがいいですか?」と聞かれたので、カウンターにしました。職人さんのお仕事を間近で見られるの、ワクワクするからね。

わくわくしながら、いただいた天ぷらは、私ごときがごちゃごちゃ感想を述べるのは本当に失礼なんじゃないかと思うほどの繊細で上品な味わい。絹布みたいにカラっと仕上がった衣がつつむ旬の食材の数々。美味しい瞬間の写真をノンストップでどうぞ。

海老も、旬のお魚屋やお野菜も、どれも食べるたびに「日本人でよかったー!」としみじみしちゃうような気分になりました。そもそも拙宅では、夫と私の二人暮らしなので、キッチンが汚れる上に大量の油を使う揚物は、効率が悪いからという理由でほとんど作らないのですが、無駄な動きがない確かな職人さんの作業を見ていると、こういうものは、やっぱり家庭料理ではないので、特別なときとか、自分のご褒美がてら、お店に来るのが一番だなとも認識させられたりしました。

全体的にお客さんの年齢層はやっぱり高め。でも、周りのおっちゃんたちも、みんな写真をスマホでパチパチとっているので、やっぱり食にうるさそうな人でも記念に抑えておきたい瞬間が、このお店にはいっぱいあるんだなと思いました。

「最後の穴子は、ごはんに乗っけて丼にすることもできますよ」と板さんに提案してもらったので、ぜひとお願いして出て来たのが、この赤出汁とのセット。

何もかもが完璧。油もさっぱりしているので、食べ終わった後も、ほっこりとした幸せな気分だけが余韻として残ります。

それに、もっと敷居が高いのかと思っていたけれど、スタッフの方の接客は、私みたいなチャラチャラ主婦にもとても丁寧で、満足度が高かったです。

〆のデザートはアイス。これで、1万円以下で食べられるんなら、自分ご褒美のランチにはぴったり!何かいいことがあったときとかには、また来ようと思いまーす。

【INFO】
今回ご紹介したお店は、文豪に愛された老舗「山の上ホテル」のなかにある<てんぷらと和食 山の上>です。

住所:東京都千代田区神田駿河台1-1
電話予約(直通):03-3293-2831

てんぷらと和食 山の上 本店・御茶ノ水天ぷら / 神保町駅御茶ノ水駅新御茶ノ水駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9

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