子どもの頃は穴子もうなぎも、とにかくにょろにょろ系がダメだったのに、ある日、まだ市場が築地にあったころ、鮨文の〆に出て来た穴子で苦手を克服しました。あの伝説的な美味しさは今でも健在です。
さて、そんなわけで「私は穴子に目がないのです!」って言いふらしておいてよかった!と思ったくらい、すごく美味しい穴子屋さんに連れてってもらった話です。
東銀座の隠れ家的な穴子専門店<あなご屋 銀座ひらい>
新橋の近くのバーでウイスキーをご馳走になってから、徒歩で東銀座へ。駅からはすぐ近くなんですが、小さなお店がごにょごにょっと並んでいる裏道の奥まった一角にあるんです。長屋みたいなレトロな雰囲気。この次、ひとりで迷わずにたどり着けるか、えらい不安なんですけれども、超人気の穴子専門店<あなご屋 銀座ひらい>は、前職のウイスキー好きな部長に連れてってもらいました。
18時の時点ですでに満席。予約しておいてもらっていたので、待たずにスムーズに入れましたが、この日はひどい雨で、銀座の街自体いつもよりも人が少なめだったのに、この店のなかはめちゃめちゃ活気があふれていました。
■初めて食べる!穴子のしゃぶしゃぶ
あなごって焼いたり蒸したりして、甘辛いタレとかお塩やわさび醤油で食べたりするものかと思っていましたが、「一番はコレだから!」とおすすめされたのが、このしゃぶしゃぶ。
これはホントにちょう美味しい。今まで生きてて知らなかった穴子の一面。柔らかくってジューシーなのにさっぱりしてて、日本酒がどんどんすすむ!
■名物のあなごの箱めしも!
いろいろつまみながら、食べて飲んでしゃべり倒した〆は「あなごの箱めし」。これ<あなご屋 銀座ひらい>の名物なんだそうで、仕上がりを、ふんわりふっくら煮あなご、香ばし焼、両のせの3つから選べるんです。私は大好きなに煮あなごにしたんですけれども、〆にはなかなか迫力。でもすりごまの風味とすごくマッチしていてペロっと食べきり!
連れてってくれた元上司にもびっくりされる食欲を発揮してきたわけですが、こんな美味しい穴子なら、永遠に食べていられる!って思うくらい、最高でした。
お弁当もあるそうなので、飲んだついでに家族のお土産で買っていってあげても喜ばれそうです。
今回ご紹介したお店は<あなご屋 銀座ひらい>です。
住所:東京都中央区銀座5丁目9−5
TEL:03-6280-6933
すごい混んでいるので絶対予約してった方がいいと思います。メニューには、刺身や鍋、湯引きなど、とにかくいろんなあなご料理がそろっています。定番の白焼きやかば焼きもいいけれど、穴子の奥深き魅力を発見できるお店です。
都内での活動の様子などは<東京でバタバタ / TOKYO>をご覧ください。お昼ごはんのご利用なら<ハズレのないランチ / RESTAURANT>もぜひご参考に!