1932年に創業したお上品な甘味処<天のや(あまのや)>をご紹介します。今回出かけたのは、 2002年にできた麻布十番の静かな住宅街に佇むお店。イートインもできます。
場所は地下鉄の麻布十番駅の1番出口を出て歩いてスグ。青々と茂るこの笹の葉が目印です。よくデパートの食品売り場などでも売られている<天のや>のたまごトーストは言わずと知れた大人のおもたせの定番ですよね。屋根のところには以外にも<AMANOYA>とローマ字で表記されており、ぼんやりしていると通り過ぎちゃいそうになるのでご注意を(笑)
落ち着く甘味処でいただく上品なコーヒー
『ハーバード医学教授が教える健康の正解』という本を読んでから、すっかりコーヒー党になってしまい、ここ最近は毎日コーヒーを飲まない日はないというくらい、コーヒーばっかり飲んでいるので、都内のカフェもコーヒーの美味しいところばかりチェックするようになったのですが、甘味処と思って出かけたこの<天のや>が意外にもコーヒーがすごく美味しかったです。見て!カップ。蓋にトリいるし。ちょうかわいい。カフェや喫茶店とは違う、甘味処ならではの素敵な器にうっとりしました。
もちろん味もばっちり。さすがミシュランビブグルマンのお店です。
そしてメニューをパラパラみていたときに、有名なたまごサンドはいただいたことがあったのですが、小倉トースト(これは前日予約)は食べたことがなかったので、ダメもとで聞いてみると、「1つだけなら作れます。」とおっしゃっていただけて(ムリを言ってすみません。)本当は予約しなければ買えない小倉トーストをお茶している間に「買えりまでに用意しておきますね」というステキ対応をしていただいて、ますますこのお店のファンになってしまいました。
イートインでプリンとぜんざい♪懐かしい味にグッとくる
イチゴが乗っかっているプリンは、カラメルソースがたっぷりかかっていて、すごく濃厚で美味しかったです。昔、子供のときに食べていた手作りのプリンみたいな素朴な味わいなんだけれども、自分でプリンは作らなくなってしまったので、すごくなつかしさがこみ上げてくるような気分でした。
あんこ好きな夫が注文したぜんざい。メニューを見ながら、おしることぜんざい何が違うの問題がまた勃発したりしたわけですが、<天のや>の見解では、こし餡がおしるこ、粒あんがぜんざい、ということでした。値段はどっちも865円。冬も終わりに差し掛かっていましたが、ホッと和む逸品です。
帰りがけに例の小倉トーストを受け取って、自宅に帰ってからいただきました。パンが薄めで、つぶの大きいあんこがギッシリ。甘さも控えめで食べやすくってすごく美味しかったです。これは次からちゃんと予約して買おう!
関西風のだしとからしマヨが効いている定番のたまごサンドもいいけれど、ぜひ麻布のお店にきたらプリンやぜんざいなどもいただいてみてくださいね。イートイン席は19席と決して大きいお店ではありませんが、ほっこり和む静かな空間でいただけるからこそ、イイなと思いました。
今回ご紹介したお店は、麻布十番の老舗甘味処<天のや>です。
住所: 東京都港区麻布十番3丁目1−9 1F
TEL: 03-5484-8117
昭和二年に大阪北区曾根崎で創業した老舗の甘味処です。
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