スポーツの秋ですね。待ちに待ったラグビーのワールドカップが開幕しました!
私もさっそくフォトスポットで思いっきりトライ!迫力満点でしょ。顔が、ものすごい笑っちゃってますけれど(;^_^Aこのフォトスポットすごくって、元写真はこんな感じ。
思いっきり腰をかがめてのかなりキツい体制でした(笑)
さて、今回は、ラグビーって面白そうなんだけれども、ルールがぜんぜんよく分からない!という人のために、ちょうオススメな1冊を見つけたのでご紹介したいと思います。
「トライって何?」今更聞けないラグビー用語も徹底解説されている超初心者向けのルールブック
タイトルは「ラグビーのルール 超・初級編」です。日本ラグビーフットボール協会が協力のもと、もともとはTou Tubeで大評判だった動画を本にしたというものです。Kishiboy(キシボーイ)さんという、ちょっとぽっちゃりなラガーマンによるわかりやすい図解付き。
五郎丸選手が「この本、私がラグビーを始めた時に欲しかった。」と絶賛している帯にひかれて読んでみたんですけれども、ラグビーとは何なのか?っていうところから、ボールが独特な形をしていて思ったように曲がってくれないところに面白さがあるなどの解説がとってもわかりやすく散りばめられています。
“点の取り方①ラグビーの最大の見せ場です。
トライ 5点
引用:第一章ラグビーとは?ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
なんか、ラグビーみにいこう!言われてうん!と言っちゃったからには、今更「トライって何?」から聞きにくくなっちゃうときありませんか?「トライを決めさえすれば」と、わかったようなつぶやきをしてみても、何点入るのかよくわからなかったり…。
そんな時にもこの本があれば安心です。コンバージョンキック2点、ペナルティキック3点、ドロップゴール3点…などと、大きな字でサクサク読めるようにわかりやすいキシボーイくんのイラストとともに読み進めていくことができます。
ラグビーならではの謎の儀式の意味や答えも網羅!
「ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)」のいいところは、ルールだけでなく、ラグビー初心者を一瞬で硬直させる謎めく儀式や展開、選手の動向の説明も、1ページ完結型で丁寧に描かれているところです。
たとえば、スクラムとか、突然両方のチームが押し合いへし合い、一番ラグビーっぽさを感じる場面ではあるものの、私は最初に試合を見に行った時に目が点になりました。
真ん中に横綱とか大関級のお相撲さんがいれば、押し込み勝てるんじゃないかとか、変な妄想をしてしまったくらい。あれは、ゲーム再開方法のひとつなんですけれども、
ゴール付近でおこなうスクラムは、死力をつくした押しあいとなり、大変な見どころです。
引用:第一章ラグビーとは? ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
ゴール付近のスクラムはヤバイ!これだけ覚えておくだけでもゲームをエキサイトできそうですよね。わかりやすい表現がたくさん散りばめられているんです。
あと私が一番刺さったルール説明がシンビン!ラグビーにもサッカーと同じようにイエローカードがあるんですけれども、このシンビンの反則説明が秀逸でした。
外で頭を冷やしてきなさい!
グラウンドの外に、ひとりぽつんと座らされているプレーヤーがいたら、イエローカードをもらって「シンビン」になったんだなと思ってください。シンビンは「罪の箱」という意味で、悪質なプレーをすると、10分間席に座って反省しなければなりません。
引用:第二章反則 ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
ちょうわかりやすいでしょ。
他にもラグビー用具でみかけるあのゴールドの昔ながらのヤカン(呼び名は「魔法のヤカン」)についての言及も…
今は昔、試合中にプレーヤーが倒れるとヤカンから冷たい水をあびせました。するとプレーヤーが、水の冷たさにびっくりしておき、試合を続けたため「魔法のヤカン」と呼ばれていました。
引用:ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
など、すごく具体的な歴史もサラっと織り交ぜてくれるので、試合中のちょっとした選手の動作や使っている道具がわからないときにはパラパラ断片的に読み進めていくだけでもとっても勉強になります。
”これさえ読めばなんとかなる!”というキャッチコビーは本当だった!
私は実は前職の会社のラグビー部でなぜかマネージャーをやっていたんですよ。しかも5年くらい。あんまりちゃんと練習にも参加していなくって、地方で試合があるときに温泉目当てでたまについて行ったりしていて、そんな状態だったもんだから、本当にルールわからないまま今に至っているんですよね。
いつぞやのパーティーでは、元代表の大野均選手と写真を撮ってもらったことも。この体格差!なぜ、私はサンゴリアクくんしか持って行かなかったのか(大野選手が所属するのは東芝で、サントリーはライバル…!)というウッカリっぷりを、未だに公開しております。
そんな私でも、なぜこんなにラグビー観戦が好きなのかと言うと、ラグビーって覚えるルール2つくらい知っていればなんとかなるような部分もあるスポーツなでもあるんですよ。あんまり難しいこと考えないで、まずは生で観戦しに出かけてみるに限ります。
生で見るとものすごく迫力あるんです。そのときに、この本があれば、そんなラグビーがもっともっと深く楽しめるなと思いました。せっかく日本でワールドカップが開催されているお祭りみたいな楽しい機会ですから。ぜひ女性の皆さんも、ラグビー場へこの本片手に足を運んでみてはいかがですか?試合見ながら乾杯するビールは、ちょうおいしいですよ!
今回ご紹介した本は<ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)>です。
ラグビーのルール 超・初級編 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
ラグビーをアバウトに、かつ丁寧に楽しむことができるわかりやすいルールガイドです。キシボーイくんの絵がコミカルで視覚的にもすごく楽しみやすいので、女性やちびっこにもおすすめ。もちろん、コアなラグビーファンも、改めて知るとわくわくするようなトリビアもりだくさんの一冊です。