私に「何か食べたいものある?」って聞いたら、「お肉」一択にきまってるじゃないですか。こんにちは。
この日足を延ばしたのは銀座。
三越と和光がある銀座四丁目交差点からスグ。2019年夏オープンしたばかりの焼肉屋さん<銀座焼肉 Salon de AgingBeef >にでかけてきました。
<銀座焼肉 Salon de AgingBeef > はロンシャンがはいってる liv ビルの11階です。日曜日だったので、目抜き通りは絶賛ホコ天中。夕暮れの空がきれいな冬のディナーです!
もくじ
ビジネス利用に助かる個室完備のオシャレな焼肉屋さん
エレベーターの扉があくと、センスのいいランプのやわらかい光が。ラグジュアリーな雰囲気満点な空間が広がります。
■九谷焼に京焼、有田焼や古伊万里も…!
器マニアの私は、入口スグの大きな九谷焼きに釘付けに…!まぁ、素敵。ちなみにこのあと紹介するお食事中のお肉のお皿も徹底的に超一流ぞろい。思わず、毎回「このお皿はどちらのですか?」と聞きながら、夫と「これがほしい」「あれを見に行きたい」「窯元行けばあるんじゃない?」などと旅行の計画がまた盛り上がりました。
■仲良く並んでお食事したい人にはカウンター席
カウンターは全部で6席。女性同士で仕事帰りに食事する場面とか、隣同士の方がおしゃべりしやすくっていいですよね。デートとかも。
■接待シーンには個室も!
お客さんを連れて仕事の話をしたいときには、個室も完備されているそう。4人席が2部屋、6人席が2部屋。早めに予約して準備しておくと接待の利用でもスムーズかもしれません。
■焼肉に集中したい私は半個室のテーブル席
で、私のようにただの家族での焼肉の場面はどうすればいいんだ…!という感じですが、案内されたテーブルのお席は半個室。焼肉に集中したい人にもおすすめです。
奥深さ熟成肉の世界。プロが焼いてくれるから安心
焼肉奉行の私は、網の上で肉を焦がされることにガマンならず(笑)焼肉のときは、自分で食べるよりも、どうも焼き加減ばかりが気になってしまうことがあるんですが<銀座焼肉 Salon de AgingBeef>は専門のスタッフが全部やってくださるので、安心して食べることに集中できました。これ、ビジネス相手と食事いくときも、下っ端の我々がいらぬ気を使わなくて済むのでめっちゃ助かりますよね。
というわけで、お肉のお好みの焼き加減とかは、終始、一度も聞かれません。そのお肉に合わせた一番美味しい焼き加減で提供してもらえます。サッと手早く焼いたり、時にはサイドまでしっかり火を通したり…。あと必要なタイミングで網もチェンジしてくれるので、「すみませーん」と美声を店内に響き渡らせる必要もないのであります。
一万円以下のディナーコース「錦(にしき)」で食べ比べまくり
「いろんなものをちょこちょこ食べたい!」というざっくりしたリクエストでご紹介いただいた錦のコース内容のなかから、私のときめいたお料理をピックアップしてご紹介します。
■コリコリした食感の鈴カボチャがさっぱり美味
旬菜の盛り合わせには、ホウレンソウやカブ、レンコンなど、いろいろなお野菜が乗っていたのですが、私は鈴カボチャのコリコリした食感とおいしさがとっても気に入りました。
■米沢牛のキンパは今年No1の感動グルメ
これ食べるためだけに、このお店きてもいいかも!と思ったのが、このウニが乗っているキンパ。お肉は3週間熟成の米沢牛。一口サイズのつや姫がくるまれています。おいしいに決まっている逸品。ウニが乗っているし、夫はプリン体問題があるので、私がもらっちゃおうか…とも思ったけれど、あまりに美味しくて一人で食べたらバチが当たりそうだから、この日は特別OKにしてあげました。
■タンで「通常」vs「熟成」の食べ比べ
手前が通常のタン。主にタン元からタン中当たりの部位だそう。それとゴマが付いている方が2週間熟成のもの。
私は、トレンド大好きなので、「熟成だいすき!」を公言してまいりましたが、タンに関しては、通常の方が好きかも。ジューシーだし。
熟成は結構独特な香りで、夫は「噛めば噛むほど深い味わい」と土井先生のモノマネしながらコメントしていましたが、こうして食べ比べできるのはおもしろいポイントだと思いました。
■米沢牛3週間熟成の「ランプ」vs和牛の「ハラミ」食べ比べ
このお皿、京焼だそうです。めちゃくちゃカッコイイですよね。左が米沢牛3週間熟成のランプ。右は和牛のハラミ。「ブランド牛・米沢だろー!」と思ったのですが…
このしっかり目に焼かれた和牛のハラミが絶品でした。塩だれが結構あっさり目なのですが、口のなかでキレもよく、美味しさがじんわり残ります。
■米沢牛A5ランクの3週間熟成「シンシン(モモ)」vs「肩ロース」食べ比べ
またまた特選部位食べ比べから、まずは左側の米沢牛A5ランク!これだけでもとってもテンション上がる響き。
火入れはかなり軽め。水分が抜かれて旨みがギュっと詰まっているかのようで、生姜の入ったタレとのさっぱりした風味との相性がばっちりでした。
肩ロースは脂の甘みが強めです。若かったら、きっと「肩ロースが好き!」と言っていそうな場面ではありますが、年をとったせいか、シンシンのしみじみした味わいもとても気に入りました。どっちって決められなかったな。
■宇宙一おいしいすき焼き
これは九谷ですって。お皿もすごいけれど、お肉もすごい!
この歳になっても、イイお肉を目の前にすると、わかりやすくハイテンション。お肉をお上品にいただける日はいつになったらくるのやら…!
でーもさ、この片面焼きは騒がずにはいられないでしょう。肉好きなら誰もが笑顔になるのであります。そして出来上がったのが、米沢牛サーロイン×奥久慈たまご×つや姫のごはん。
奥久慈たまごはトップシェフや有名パティシエがわざわざ指名買いするほどの茨城県のブランド卵。おうちではできない最高のすき焼き。
お肉の火入れ加減も絶妙で、これは文句なしのおいしさです。大満足なお肉のラインアップでした。
■選べるお食事のシメ!サッパリ派なら「冷麺」・ガッツリ派なら「クッパ」
お食事のシメは、私は人気No1の「冷麺」にしました。かぼすがいい仕事をしています。すごくさっぱりしていて、焼肉の後にぴったり。
食欲旺盛な夫は「クッパ」を注文。これ、スープ一口もらったんだけれど、めちゃめちゃ濃厚なのに後味のキレがよくって美味しかったです。
ワインが充実。気になる値段とコスパは?
銀座のお店で私が「ワインがいっぱーい♡」とかいうと、拙宅の夫は硬直します(笑)
私の大好きなバローロは2万8千円。憧れのクリスタルは6万8千円。セレブご用達のオーパス・ワンは7万8千円。一番高いリシュブールは10万円!ひゃっほーい。さすが、銀座☆な瞬間です。
しかしながら、リーズナブルに楽しめるワインもそろっています。リオハとかボトル5000円以下だし、グラスで850円。関税かかってないから、よりリーズナブルな国産ワインはメニューに11種ボトルの紹介があって6000~1万円前後の価格帯です。マネージャーの方にチラっとお話をきいたら、メニュー以外の用意もあるそう。女子会ならグラスで各自好きなの注文するのでもいいかもしれないですし、コースにあわせて予算を伝えてチョイスをお任せするのもアリだと思います。銀座のワイン価格の相場からいうと、コスパはかなりいいほうだと思います。
ランチも予約できる!奥様友だちとも食べに来たいな
ほうじ茶アイスにホッコリ和むラスト。外国から来たVIPなゲストをもてなすときにも、仲のいい女友達とがっつりお肉を食べたいときも!両極端に振り切っても、ちゃんと対応してくださるいいお店だと思いました。平日限定のランチは、2000円台からあるので、今度、有閑マダムたちとお昼ごはんするときには、ここ予約しようと思います。
ごちそうさまでした!
今回ご紹介したお店は <銀座焼肉 Salon de AgingBeef > です。
住所:東京都中央区銀座5-7-6 i liv 11F
TEL:03-6264-5157
ホルモンを焼かなければ、ぜんぜんモクモクしない焼肉屋さんなので、女性は服装気にしなくって大丈夫です。クレジットも使えます。
*2019年11月現在の情報です。
*価格はすべて税抜になります。
*詳細はお店の公式HPをご確認ください。
銀座焼肉 Salon de AgingBeef (焼肉 / 銀座駅、東銀座駅、銀座一丁目駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1