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全身150万か所をAIが3D計測!ブラのフィット感がスゴイ

最近、全身を3Dの機械でボディスキャンして、自分に一番フィットするアイテムをAIが教えてくれるサービスがあるんですよ。新しいもの好きなミーハーっぷりを今日もいかんなく発揮しながら、お買い物にでかけてきました!

ワコールの新サービス「3D smart & try」をやってみた

出典:ワコール「3D smart & try」 公式サイトより

自分の体にあった下着選びって本当に難しいですよねこの秋から登場している最新のサービス「3D smart & try」は、3Dボディスキャナーで現在の体型データを測り、AIが最適なサイズのブラをチョイスしてくれるという優れものです。

◆東急プラザ表参道原宿は待ち時間ゼロでした

出典:ワコール「3D smart & try」 公式サイトより

2019年12月現在、このサービスを実施している店舗は全国でまだ4カ所しかありません。東京では今回私が出かけた東急プラザ表参道原宿と松屋銀座。関西は大丸心斎橋とJR京都伊勢丹にあります。

さぞかし混んでいるのかと思いきや、この年末のざわつくシーズン、夜仕事帰りに寄ってみたら、まさかの待ち時間ゼロでした。もちろん、日によって異なるとは思いますが、これはぜひ近くへいったら試してみる価値アリですよ。

◆ 専用の下着に着替えて3Dボディスキャナー

3D計測用の試着室の中に入ると、普通の試着室みたいなのの横に、モニター付きの3Dボディスキャナーがありました。

計測時には専用の下着(↑このピンクの)をつけなければなりません。あとアクセサリーは全部はずします。髪の毛は長い人は、肩や背中にかからないようにまとめて。そんな感じでいざ。

出典:ワコール「3D smart & try」 公式サイトより

公式サイトのイメージ通り、まさに↑こんな感じ。スタッフの人はおらず、モニターの説明と案内に従いながら10分くらいで測定完了。終わったら、そとのタブレットに結果が転送されてくるシステムです。キーになる文字や暗証番号などの入力もあるので、ほかの人の情報がうっかり見えちゃうような心配もありません。

◆AI(人工知能)キャラクターが私におすすめな商品を教えてくれる

計測データはお店の専用タブレットへ送信されていて、キーでデータを解除するしくみ。ここでは実にさまざまな角度から、自分の体を解析した結果をわかりやすくデータで教えてくれます。

たとえば、この上半身のバスト以外の背中まわりから脇下部分のボディの形状がストレートなのか、上に広がっているのか、下に広がっているのか…。こういうパーソナルな部分の指摘って、今までプロの販売員の人からも何も言われたことないですよね。でも個人差があることくらい何となくみんな気が付いていたはず。

ほかにも普段の悩み事などをタブレットに入力することで、本当に自分の体にフィットするデザインのブラをAIが「コレだよ」って教えてくれるのです。内容は紙でプリントアウトしてもらって帰ってきました。

詳細な数字は恥ずかしいから伏せますが、こんな感じで細かく計測したデータに基づいて、AIが商品をピックアップしてくれるのです。実際、女性同士とはいえ、販売員の人に体をベタベタ触られることにも抵抗があるし、個人的な悩みすぎて言えないようなことも、タブレットに入力するだけなら心理的な抵抗は少ないですよね。そういう時にこそAIって大活躍するんだなぁと実感させられました。

◆実際に試着してみる

というわけで、AIが選んだブラを店員さんが持ってきてくれて、普通のフィッティングルームで試着。【SUHADA ONE】という前側の真ん中ついている小さな樹脂(マイクロフレーム)がかなりしっかりフィット。以前のワイヤーみたいに食い込むことなくバストをしっかり持ち上げてくれます。

AIの選んだサイズのフィット感&サードウェーブブラの心地よさに驚き

今までにないフィット感に超驚かされました。これは、ぜひ全世界の女性に体感してほしい!強くそう思った瞬間です。

ここまで私が感じたAIが女性の体を解析して下着を選んでくれることのメリットをたくさんご紹介しましたが、正直イマイチだな・・と不安に感じた部分も。ここからはデメリットのレビューもしたいと思います。

◆AIがブラを選ぶことのデメリット1:店舗が少ない

今回私が体験したこの新サービス「3D smart & try」は、まだ日本に4店舗しかありません。(2020年1月現在)詳しい場所は公式サイトを参照。

そのうち、東京は2店舗。これ、もっと広まればいいなと思いました。自身のお買い物エリアでこの機械を発見したら、みんな試してみるといいよ。

◆AIがブラを選ぶことのデメリット2:予定していた以上に時間とお金がかかった

AIによるこの画期的な3D計測は無料です。しかし、計測して、タブレットに様々な入力をして、店員さんに商品を持ってきてもらって、試着して…。普段、下着を買うのに、何分かかるか計測こそしたことありませんが、今回に関して言うとざっと購入までに1時間はかかっています。並んでいないにも関わらず…。

私がタブレットへの入力がとろかったという問題があったのは否めませんが、私以上に入力に時間がかかりそうな中高年世代なんかは、お買い物時間を2時間くらいは余裕をもってみておいた方がいいかもしれません。

そして、AIが選んだブラはとても付け心地がいいので、ものすごく購買意欲がたかまるわけですが、結果的に予定していた以上にお金を使ってしまいました。

感動して勢い余ってお金を使いすぎてしまう私のようなうっかりな人は、事前に予算をしっかり決めていった方がいいと思います。

◆AIがブラを選ぶことのデメリット3:データが流出しないか不安

これはもう情報を預けてしまったワコールを信じるしかないのですが、私の体の3Dスキャンデータ、流出したら、マジはずい。150万カ所以上の解析は、裸を見られるのと同じくらいリアルです。ビビるくらい立体的なボディの情報…。他人に見られるのは絶対にイヤだな。

でもそのデータのおかげでこんなにピッタリな下着が買えるなら、已むを得ませんねぇ。

洋服を買う時にもAIのボディサイジングは役に立ちそう

出典:ワコール「3D smart & try」 公式サイトより

そんなわけで、流出しないか心配だ!と思ったボディの3Dデータですが、個人情報としてうまく活用できれば、今後ネットで洋服を買う時などにも役に立ちそうだなと思いました。

私の場合は猫背具合や、下半身太り加減まで、自分で思っている以上の自分のボディにビックリしたわけですが、あのバランスをうまく捉えて解析すれば、洋服だけでなく、靴なども試着せずともドンズバでいいのをAIが見つけてくれるかもしれない。

ネットでのお買い物の不安ごとが少なくなりそうな予感が高まるのであります。

下着は定期的に買い替えないとダメだと実感!新しいノンワイヤー

AIが選んでくれたワコールのブラ。私は年に一度くらいは下着を買い替えるようにはしているのですが、それでも素材も形状もどんどん良くなっています。

同じノンワイヤーでも昨年のものとは比べ物にならないくらいやわらかくって、形も良くなっているし、ストラップも太めで肩こりまでもよくなりました(笑)サードウェーブブラ、驚愕のやわらかさ。

「見えないからいいっか」ってサボってしまいがちな部分ですが、やっぱり定期的に新しくしないとダメですねぇ。

【INFO】

今回ご紹介したのはワコールの新サービス「3D smart & try」です。

最近のノンワイヤーはマジで着け心地がいいよ♡ マイクロフレームという樹脂が入ってて(ぜんぜん痛くない)バストの立ち上がり角度がキープされるので、高さと立体感のあるラインで美しさをキープしてくれます。

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