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溶けてゆく鰹たち

楽しいランチタイムのあとは、二つ目の鰹節工場(株)丸栄さんに到着です。
あ、そうそう、白衣に帽子とマスクという給食のおばさんルックで見学していたのですが、
ここでは更に靴にもカバーを!とのことで、こんな感じのブルーのビニール製のカバーをつけました。
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気をつけて歩かないと滑りそうだ…
で、まず通されましたのは、解凍場。
赤道直下で捕ってきて凍った状態の鰹たちはまずこの部屋で溶かされていくのです。
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スーパーの魚売り場の10倍くらいの魚の匂い。
そして見たことのないブクブクした泡。これは鰹のアクなんだって。
1トン缶に800㎏ほどずつ鰹を水の中に沈めた状態で解凍していくのだそう。
これも4.4℃で4時間以内だとヒスタミン酸が50ppm以下を確保しながら、
1日がかりの解凍作業なんだって。機械で温度などの管理もされているらしく、
見学中も突然「ゴォォ~」と、大きな音がしたと思ったら、ポンプで空気をいれている音でした。
ヒトの手で混ぜなくても定期的に機械でうまく循環する仕組みになっているのですね。
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すっげーなー。
人の手をかけるところはかけて、機械で出来る作業はこれはこれで想像以上に大掛かり。。。
ま、にんべんは鰹節以外にも「つゆの素」とか「白だし」など、加工した製品も多いですからね。
規模とか考えるとこのくらいなのかもしれないけれど、1トン缶がドカドカ積み上がり、
ブクブクと空気が送り込まれて溶かされていく鰹たちの迫力は、なかなかすごいものでした。