虎ノ門横丁おすすめランチ！塩とオリーブオイルの新感覚お寿司

2020年6月10日、東京中の人気店を集結させた話題の飲食店待「虎ノ門横丁」が虎ノ門ヒルズビジネスタワー3Fにオープンしました。

（参考：とんかつ専門店＜つかんと＞のリゾットみたいなかつ丼が激旨）

そのなかでもお寿司マニアなら見逃せないふり塩とオリーブオイルで食べるという新しい発見ができるお寿司の名店をご紹介します。

100種類以上の塩が日本海の海の幸のおいしさを際立たせる

人気のお店ばかりが集結している虎ノ門横丁ですが、初日はメディアの取材もおしかけた注目のお店がイタリアンの＜イル・フリージオ＞です。イタリア語っぽい店名ですが由来は日本語の「振り塩」にちなんでいるので、覚えやすくていいですね。

前菜のイカのフリッターは生のセロリがいい食感。

◆「オイル寿司」として名を馳せている

その日によって握りのネタは変わります。

ネタは日本海を中心に全国各地の旬の味覚がそろっている立派なお寿司屋さんなのですが、かけるのは、醤油とわさびではなく、塩とオイル！この日は、私の大好きな生しらすも！わーい！テンション上がる。今年初の生しらすがまさか虎ノ門で食べられるとは思ってもみませんでした。

塩は、ソルトコーディネーターとして活動されている青山志穂さんが、サポート。100種類以上をそろえているというこだわりよう！

またオイルに至ってもオリーブオイルをはじめ、世界各国から30種類以上をチョイスしています。

◆魚にあわせたオイルと塩のマリアージュを堪能

マグロにはニンニクオイルに炭塩が！

大味の赤身、さっぱりな白身、それぞれのお魚に合わせた塩とオイルのチョイスが絶妙。今まで食べたことがないような味わいを楽しめます。一貫ごとにビックリの連発。

ランチタイムのイチオシは「こぼれすし」の生ラタトゥイユ

私のランチのイチオシは、この「ベスピオ火山風こぼれ寿司（1,680円）」に添えられたハーブたっぷりの生ラタトゥイユです。

ベジタリアンチャンス世界３位の生ラタトゥイユ、お魚とオイル、ハーブとお塩という本当にヘルシーすぎる組み合わせなのに、量もたっぷりで食べ応え抜群。

あら汁がセットでついてます。満足度の高いランチのイタリアンお寿司定食って感じです。

スローフードの先駆者・奥田政行氏のイタリアンを味わおう

山形県鶴岡市の「アル・ケッチァーノ」や銀座の「YAMAGATA San-Dan-Delo」をｋ手掛けるイタリアンのシェフ・奥田政行氏のお店で、庄内地方の食材を全国区にまで押し上げたとても有名な方です。奥田シェフはローマ法王にも謁見されたこともあるほど。著書も多数。ＮＨＫの「プロフェッショナル仕事の流儀」などにも出演されたことがあるので、ファンの人も多いかもしれません。

山形県庄内総合支庁『食の都庄内』親善大使も務められていて、日本海の海の幸を東京でリーズナブルにいただくならモッテコイなお店だと思いました。

待ち時間が発生するので、時間には余裕をもってランチして

ちょっと気を付けたほうがイイのは、虎ノ門ヒルズ、今、入場するのにも検温とアルコール消毒、さらに虎ノ門横丁のエリアに入るのにも検温とアルコール消毒を2重でやるほどの徹底ぶり。しかも虎ノ門横丁内は常に人の動きを監視しながら、密にならないように人数制限もしているそうです。

こんなご時世だからしょうがないのですが＜イル・フリージオ＞の席も、14席しかない中、距離をあけるためにかなり間引いているので、時間に余裕をもって出かけるか、予約をしてうかがうほうがいいかもしれません。

テーブルにマスクレストがあったことも、びっくり。落ち着く空間ではないので、ビジネスランチや接待には向かないと思います。

「横丁」で「角打」みたいなガヤガヤしている雰囲気、ソーシャルディスタンスと3密防止となるとかなりきびしいですよねぇ。そんな懸案はありつつも、とんかつ屋の「つかんと」とか作り立てスイーツの「ATELIER KOHTA」とか焼き鳥の「バードランド」など、とにかく大好きなお店いっぱいなので、私はちょこちょこうろついていると思います。見かけても、私は陰キャなので、絶対に話しかけてこないでください（笑）

【INFO】

今回ご紹介したお店は＜振り塩とイタリアンイル・フリージオ＞です。