私はとにかく無類のお肉好き。特に30代になってからは、赤身のおいしさにハマっています。で、赤身マニアにとっては沼ともいえる「あか牛」路線にどっぷりハマって、今4年目になったんですが、今回はそんな「赤身肉」をそのままお店の看板に掲げる赤坂にある人気イタリアンレストラン<ヴァッカロッサ>のランチにいってきました。
お店のなかにイタリア時間が充満している<ヴァッカロッサ>の魅力
春先にも一度、食べに行こうと思ったタイミングがあったのですが、コロナの緊急事態宣言で機会を逸し、今回、ようやく営業を再開されたということでやっと訪問!
「待ってました!」とばかりに、開店直後からすでに3組のお客さんが来ていました。私は夫と二人で奥のテーブルに通されました。
ギャルソンのスタッフの方はソムリエバッジもつけていらして、ワインが好きな人にもおすすめしたいお店です。
私は午後も普通に仕事があったので、そんなにゆっくりするつもりじゃなかったのですが、ポカポカして天気いいし。「働きまくるのもなぁ~」と、気分が完全にイタリア時間になってしまったので、コースをお願いすることにしました。
日本のおいしい食材が堪能できる!ヴァッカロッサ・スペシャルランチコース
選べるメインの厳選赤身牛の薪火焼きがこの日は”土佐あか牛”でした。2名からご注文可です。2人できてよかった(笑)
◆前菜:北海道余市産のムール貝
冷やしたムール貝の下にはニンジンのピューレが敷かれていて、パプリカとの相性がいいお料理でした。酸味は抑えられてるのに、後味がさっぱり。初夏のムール貝はとけるようなおいしさです。
カトラリーがクリストフルで、夫が全粒粉のパンを食べながらテンションをあげていました。
◆パスタ:カラスミのタリオリーニ
パスタもメインと同じように数種類のなかから選べるようになっていて、私はカラスミのタリオリーニにしました。
この手打ちの生パスタは、秀逸。弾力も茹で加減も、すべてがパーフェクトなおいしさ。カラスミの軽やかな味わいと、噛むごとに味と香りが染み出るようなもっちり麵に大感激。
◆パスタ:子羊のラグーソースのフレーゴラ
ひつじが大好きな夫は、ラグーソースがかかったフレーゴラ。このプチプチした粒のパスタがフレーゴラ。
イタリアのサルディーニャ伝統のパスタなんですが、これもおいしい。ラク特有の臭みもなくハーブのバランスも整った上品な味付けで飽きがこないおいしさでした。
トスカーナ暖炉の薪火焼きのメインディッシュ:土佐あか牛の薪火焼き
ついにお目当ての「あか牛」が登場。
高知県内でしか改良されていない褐毛和種の和牛で、「高知のお宝」とも言われている希少価値の高い品種です。あぁ、キラキラして見える。
そもそもこの<ヴァッカロッサ>、レジの奥にも薪が置いてあるんですけれども、表面がこんがり焼かれてます。
ジューシーで、赤身の濃厚なうまみがたっぷり。そしてやわらかさもズバ抜けています。トスカーナ暖炉で焼いた表面の焦げ目はカリっとして弾力はあるのに、内側の赤身はほどけるよう。口の中いっぱいに、みずみずしいおいしさが広がります。あぁー、しあわせ。
付け合わせのコーンやトウガラシとの組み合わせもいい。34年の人生で1番おいしいステーキ。今まで私の人生No1ステーキは、フレミングスのUSDAプライムビーフでしたが、この日、1位が<ヴァッカロッサ>の土佐あか牛に更新されました。ランチでこんなに美味しいステーキにありつけるなんて。本当に運がいいな。
◆ほっこり和むデザートとカフェ
ボリューム感もちょうどよくって、ぶんたんの粉が香るレモンのデザートを食べながら、カフェ。食後のドリンクは、エスプレッソ以外にもカフェラテやハーブティーなども選べます。
お店のスタッフの対応も終始丁寧だし、とてもスペシャル感いっぱいのコースの内容で大満足でした。
ヴァッカロッサ・スペシャルランチコース3000円にあか牛が追加料金で2000円。何かの記念日とかにもまた来よう。窓際のテーブルでお食事されていた老夫婦のご婦人が、赤くて素敵なネイルをしてて、私は「外出自粛」をいいことに、最近、爪サボリ気味だったので、次はもっときれいにしてこよう。
素敵なお店に来ると、いい刺激がいっぱいでいいね。
今回ご紹介したお店は<ヴァッカロッサ (VACCA ROSSA>です。
住所:東京都港区赤坂6-4-11 ドミエメロード 1F
TEL:03-6435-5670
クレジットカードの利用OK。お昼はチャージもなかったので、カジュアルに利用できます。トスカーナ暖炉の薪火焼き赤身肉は必食のうまさ!
▼近くのおすすめランチスポット
1500円でフグ♡赤坂い津みの天ぷら定食!ほかにも<ハズレのないランチ / RESTAURANT>では、私が全部自分で足を運び、本当に美味しい!と感じたお店だけをご紹介しています。都内でランチに迷ったらぜひご参考に♪