在宅勤務が推奨されて家でテレワークしている人が増えています。今日はお天気も良かったので夫の革靴のお手入れDAYにしました。実は私は、夫の革靴のメンテ、けっこう好きなんですよね。地味な作業だけど没頭できて楽しい。
今回は、このスエードの革靴のお手入れの様子をご紹介します。フランスのバスティーユにある靴屋で買った思い出の靴。
丁寧にブラッシングして、コバやヒールの栄養補給・補色をしよう
スエード素材の靴は汚れが付きやすいので敬遠されがちですが、これは晴れた日限定で履いてもらっていることもあり、もう何年履いているのかわからないくらい古い靴ですが、今でも現役で大活躍中。
■やわらかい馬の毛のブラシで汚れ落とし
天気のいい日に、外で表面を丁寧にブラッシングする程度のお手入れで十分です。でもブラシそのものが毛の部分がプラスチック素材とかだとスエードの表面をけずってしまうので、なるべくならやわらかい馬毛ブラシのやわらかめな毛足のものがおすすめです。
■コバの部分は専用のクリームを塗りこんで!
ただ一見きれいに見えても気になるのが、コバやヒールの部分。
このコバとは、ソール(= 靴の底の部分)の外側にはみ出している部分で呼ばれる部分で、今回のスエード靴はコバやヒールが木みたいな素材で出来ているんです。ここの部分に栄養や色を入れるクリームを塗ってたまにメンテすると靴がキレイに見えます。
目立つ汚れはないけれど、サッと表面をからぶきしたら、コバ専用のクリームをスエードにつけないようにコバの部分に伸ばしていきます。あとは布で伸ばすようにふきとっていけばOK。私は破れたストッキングは全部夫の革靴メンテ用にしているんですけれども、いらない靴下とか普通の布でも大丈夫です。
これするだけで、コバもヒールも、ピカっと光ります。深みのあるブラウンが復活した。
ブラックも売ってます。コバの色味に合わせてチョイスしてみてください。
■スエード靴の表面に防水スプレーもしておく
この靴の場合、ホコリをつきにくくするので、お手入れの最後、3回に1回くらいのペースで防水スプレーもかけるようにしています。でも、革質によっては、表面の毛が寝てしまうこともあるので注意が必要です。手持ちのスエード靴でやるときは目立たない箇所で試してみてからやるようにしてください。
スエード専用の防水スプレーもあるのでチェックしてみてね。私は傘とかバッグとかにもけっこうな頻度で使うので、汎用性の高いものを使っていますが。
↑これとか、1本1000円くらい。楽天セールのときとかにまとめて買っておくとお得だよ。
靴のお手入れのときに、修理箇所もチェックしておこう
革靴を長くきれいに愛用して履き続けるコツは、靴が壊れる前に修理をすることです。これは、駅前の修理屋さんとかに定期的に持っていけばやってくれるのですが、つま先の先端部分とかも減ってきたら、こんな風に底を足してもらえるんですよ。
夫は歩き方の癖があるみたいで、左足のかかとだけやたら減るのですが、かかとの底の取り換えだけだったら1000円前後で新しくしてもらえます。
こんな感じで、コバの補色をするときに、底の減り具合などをみて、修理屋さんで小まめに調整してもらうようにすると、気に入ったビジネスシューズを何年も変わらずに履くことができます。新しいものもいいけれど、思い出の詰まった愛用品を大事にするって結構いいですよ。
スエードのビジネスシューズのお手入れに、準備したいアイテムはこちらです。
▲コバ専用クリーム。かかとの色に合わせてチョイスしてね。
▲ホコリを払いやすくなる防水スプレー
▲シューキーパーはピンキリですが、プラスチック素材のものはかなり安い値段からも売っているので、型崩れしないように必ず使うようにしましょう。
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