台湾って実は温泉大国って知ってましたか?
首都・台北から電車で40分くらい。ほどよい距離感の場所にある「北投温泉」に行ってきました。
読み方は、「ベイトウ ウェンチュエン」というみたいです。ちょっと日本語と似ているよね。
そんな北投温泉は、台北から出ている電車MRTで1本で行けちゃうのでわかりやすくっていいですよ。
タクシーで行ってもそんなに時間は変わらないみたいです。
(台湾はタクシーの値段も安いので、電車が不安な人はタクシー乗っちゃうほうがオススメ!)
駅を降りると街は、ほのかに硫黄の香りがします。
日本の温泉街よりは、はるかにコンパクトにまとまっています。
いわゆる日本の温泉街みたいな露天とかお土産物屋さんは少ないですが、謎の演歌が流れています。
(ぜんぜん知らない歌だけど、日本語…。なんだろうねw)
旅館(っていうよりも雰囲気はラブホっぽくってアレだけれど)がポツポツとある感じ。
全体的には自然が多くって素敵な場所です。そうそう、温泉街の真ん中を流れている川も温泉らしい。
源泉「地熱谷」へも歩いて行ってみたのですが、湯気がすごくって迫力満点でした。
そうそう地獄谷は天然のラジウム泉なんだそう。
そもそもここの温泉地は1894年にドイツ人のQuelyが発見し、戦時中、日本が統治していた時代に栄え
一旦は衰退したものの、温泉ブームにのって、今、再復活中という、割と歴史も深い場所。
能登の名旅館「加賀屋」も、この北投に旅館があります。チョウがつくほど高級です。
私はホテルを台北市内にとっていたので、どこか日帰りで立ち寄り湯ができるところはないかとフラフラ。
写真左手にある施設に入ってみることにしました。
ランチも貸切湯も◎!「美代温泉飯店」
日本的な温泉旅館や施設もいっぱいあるけれど、なんとなく旅行できているし現地っぽいところがいいな
と思って、なんの下調べもせずに入ってみたのが「美代温泉飯店」。
地獄谷から歩いてすぐです。駅からは少し距離がありますよ。
ひとまず、おなかもすいちゃったので、併設のレストランでごはんにすることに。
そしたらなんと英語メニューがなーい!中国語もさっぱりなので、唯一読めた麻婆豆腐を食べることに。
でもすごく美味しかったです。四川の辛すぎるものと違って、日本人の口に合います。
オレンジジュースを頼んだら、牛乳パックみたいな大きいサイズで出されてすごくびっくりしました(笑)
温泉は大浴場的なところと、貸切湯とあって、いろいろ心配なので貸切湯に入りました。
フロントでお金を支払って、お部屋のカギを渡されて、いざ。
湯船はとてもきれいに清掃されていますが、空っぽ。自分でお湯を入れる感じです。
温泉は成分が割と濃めみたいで、待っている間も立ち込める硫黄の香りで幸せな気分でした。
温度は40度くらいだったので、気持ち良かったですよ。
色は無色ですが、お風呂上がりはしっとりした感じが続きました。
温泉に関しては、いろいろ説明書きもあったのですが、残念ながら言葉がわさっぱりからなくって(;^_^A
やっぱり少しは中国語を勉強すべきだなぁと、このタイミングでまたいろいろ反省です。
タオルとか石鹸、アメニティは海外にしてはめずらしく、日本と変わらないレベルで全てそろっています。
ミネラルウォーターも置いてあったので、お風呂上りに助かりました!
肩の力をぬいてのんびり過ごせたのでよかったです。
【INFO】
今回ご紹介したスポットは…
北投にある「美代温泉飯店」
住所:台北市北投區光明路281號
TEL:+886-2-28912174
http://www.beautyage.com.tw/index.html
公式サイトも中国語なので、わかる人は読んでみてください。
フロントのスタッフの方には英語が通じました!