ある日の私は、ひとりで有馬温泉を目指していました。確か、10年くらい前にもここからバスに乗った記憶があるのですが、当時はとても空いていて快適でした。しかし、令和。ド平日だというのに、出発時刻よりだいぶ早めにならんでいるにも関わらず、大行列です。
▲ミントというショッピング施設の地上階にあるバスターミナル。路線バス4番乗り場が有馬温泉行。
バスの出発時刻が迫る頃には、長蛇の列。 前からも後ろからも聞こえてくるのは中国語…。 事前のチケットは必要なくて、車内での支払いです。PASMOが使えるようになっていました。時代ですねぇ。
早めに並んだおかげで、バスは無事に座ることができ、ホッとしたのも束の間。バスに乗ってからも、やっぱり聞こえてくるのは中国語…。無駄に響く。いつでもどこでも眠れるのが私の特技ですが、これだけの人数に囲まれてまくし立てられると、さすがに一睡もできず…。地方の温泉地が盛り上がるのは大いに結構なのですが、私は「ニーハオ」以外の中国語がさっぱりなので、果てしなく会話を続ける中国からの観光客の皆さんが、どんな話題で盛り上がっているのかが、すごく気になりました。
こういう時にポケトークとかあったら、タイムリー翻訳してくれるのだろうか?あのレベルの早口をリアルタイムで解析してくれる機能はさすがについていないのかなぁ。
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ほしいんだけど、3万もするのか。もう少しリーズナブルになったらいいな。
さてさて、バスの車内はチャイナ祭り状態ですが、渋滞などもなく、スムーズ約40分で有馬温泉のど真ん中に到着しました。
太閤橋の脇からスグ!増富稲荷神社をお詣り
三宮からのバスは、有馬温泉の中心地・太閤橋のすぐ横で下車できます。ホテルのチェックイン時間まで、余裕があったのでどこかで時間を潰さなきゃなーと思ったら、かわいい鳥居を発見したので、お詣りすることにしました。
「増富稲荷神社」って、なんかイイことありそうな名前ですね。
温泉街に佇む小さな手水舎と社殿。
新しそうですが、運気がUPしそうないい場所でした。
有馬川の川べりも、人が少なくて静か。この時間は観光客自体が少ないのでしょうか。つーか、さっきの中国人たちは、どこへいったんだ…?
有馬温泉までのアクセスはバスが便利
今回は三宮からのバスをご紹介しましたが、大阪や京都、芦屋や宝塚からもバスが出ていますので、チェックしてみてください。
また都内から来る人は、伊丹空港や神戸空港からもバスがありますので(神戸空港からの本数は少ないのでご注意を!)時間短縮旅したい人にはおすすめです。
■三宮駅~有馬温泉までの阪急バスの料金は?
三宮駅前から阪急バス6系統(阪急バス便)(有馬温泉[太閤橋]行)の運賃は大人700円です。路線バスなので予約はできませんが、リーズナブルですよね。
ほかにも電車や神姫バスでも、アクセスができて、それぞれの交通手段は有馬温泉の観光公式サイトに網羅されているんですが、時刻も運賃も、各バス会社のHPをそれぞれ見に行かねばならなくって、ちょっとわかりにくいんですよね。誰かきれいにまとめてくれないものかと、10年前にも思っていたことを思い出しました。AIよ、はよ、やってくれ。
ほかにも<こころときめく国内旅行 / JAPAN>では、国内旅行での素敵な絶景スポットやおもしろたのしいエピソードなどをご紹介しています。日本国内津々浦々、どこにいってもいい温泉とあたたかいおもてなしがあるので、地方へのお出かけって和みますよね♪ ぜひチェックしてみてください。