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下呂温泉のワイルドな混浴<噴泉池>女性が水着を着替える場所って?

有馬温泉や草津温泉と並んで、日本三名泉にも数えられる岐阜県下呂市の名湯「下呂温泉」。駅を降りると、その風光明媚で穏やかな街の様子にとっても癒されます。

噂の混浴温泉!下呂温泉の<噴泉池>に女性の私がでかけてみた

寒さが厳しい冬の岐阜。だから旅行にでかけたくなるんですよねぇ!

冬の岐阜はとっても素敵です。こんにちは。

今回ご紹介するのは下呂温泉の観光名所としてもとっても人気が高い<噴泉池>という露天風呂…、を通り越した野天風呂です。なんと、場所は飛騨川の河川敷…。ワイルドすぎでしょ。

女性が下呂温泉の混浴・噴泉池に入浴したときの体験談です。これから出かける人は着替え場所などの参考に!

驚くことにここ平成22年まで水着を着用してもしなくってもどっちでもいいよ!という緩やかなルールの混浴でした。観光客が水着きてても、地元のおっちゃんたちは、ポン。まるで江戸時代か何か、ここだけ時間が止まってしまったかのような空気が流れていて、当時はホテルの人にも「危ないから女性はいかないほうがいいですよ…」と止められる始末。時間によっては本当に誰もいないこともあり「ここ、入れるの?」という不安な気持ちにさえなります。

でも安心してください。現在は男女ともに全員、水着の着用必須となり、とてもイイ温泉スポットとしておすすめできる、私のイチオシ温泉です。

温泉街から丸見え!撮影されまくり!女性どこで着替えれば…?

衝撃の混浴温泉!岐阜県の名湯、下呂温泉緒噴泉池にいってきました。

温泉街を観光する人たちが、橋の上からカメラで撮影しまくったりしている名物スポット。

そりゃ、そうですよね。河川敷にいきなり温泉って。下呂の駅までは歩いて3分。そんな街の中心で、更衣室もなく、いったいどこで着替えればいいんだ…という感じ。

一昔前(全裸時代)は、橋の下の草むらの陰で着替えることを推奨している人もいましたが、それこそ女性的にはハードル高すぎですよね。

なので、私がとった手段は…、噴泉池の近くに宿をとって、そこから水着を着て行っちゃおう!という作戦です。

宿泊先ホテルは「水明館」真冬の深夜も浴衣を羽織って猛ダッシュ…!

出典:Hotels.comより|水明館 (下呂)

噴泉池から徒歩5分。走ると2分半くらいの場所にあるホテル「水明館」に宿泊しました。ここ、噴泉池に入るためだけに予約入れたのですが、実は天皇陛下もご利用されたことがあるという大変由緒正しい名門ホテル。サービスも立地も最高によかったです。

噴泉池に女が一人で入浴するときは、近くのホテル「水明館」に泊まってると便利。

そんな高級温泉旅館の浴衣を水着の上から羽織って、真冬の下呂の街へと繰り出しました。下駄をカラカラ鳴らして、氷点下で粉雪がちらつく中、一心不乱に猛ダッシュ。

水明館の予約はこちら

Hotels.comより|水明館 (下呂)
Hotels.com|水明館 (下呂)

◆下呂の泉質は単純温泉(アルカリ性単純温泉)

ぬるっと感じるくらいのやわらかい温泉です。源泉かけ流し。これが本物の下呂温泉か!と大感動の瞬間でした。リゾート用の水着だと派手で目立っちゃうので、フィットネス用のほうがいいかもしれませんね。

入浴後はバスタオルで体をふいて、そのまま浴衣を羽織って水明館へ戻りました。浴衣に濡れ染みできてたので、フロント通るときちょう恥ずかしかったです。

オススメの時間は夜。朝はお掃除をしていました。でも…

噴泉池で入浴を楽しむならば、夜がおすすめです。昼間は観光客に入っているところを写真に撮られる可能性が高いから…。気にならない人はいいですが、水着といえど、やっぱり嫌ですよね。しかも「やめろー!」って追いかけるわけにもいかないし。こっちはずぶ濡れ。水着。戦闘能力は限りなくゼロ。

ワイルドな混浴下呂温泉の<噴泉池>に入るときの注意点。女性の着替えはどうするか問題を私の体験談で解説。

朝は地元のスタッフの方がお掃除をしていました。こうして大切に守られているから、とってもきれいなんですね。スタッフのオジサンから「あと2時間もすればお湯はいるから、一番風呂入っていきなよ」と素敵な提案。

あの源泉、本当、ホテルの温泉と全然違うんですよね。我慢できなくなり、結局朝風呂も決行してしまいました。早い時間だと、人も少なくって良かったです。

24時間営業&無料!<噴泉池>のアクセスと営業時間

この噴泉池は、無料で利用できるのが嬉しいポイント。タオルや水着のレンタルないし、更衣室もないのでご注意ください。24時間営業なので、いつでも入れますが、お掃除の時間はお湯を抜かれます。時間に余裕をもって計画したほうがいいですね。

岐阜県の名湯!ワイルドな混浴下呂温泉の<噴泉池>の行き方は?アクセス方法や営業時間を実体験でお届けしています。

高山本線下呂駅から徒歩3分。飛騨川の河川敷にあります。水を足していない源泉かけ流しの本物の下呂温泉。ぜひ観光のときには水着持参で、水明館に宿をとって、ワイルドすぎる野天風呂を堪能してみてください。

【追記】悲報:水着ルールが守られず、噴泉池がまさかの足湯専用に…

入浴時に水着を着用するルールを守らずに裸で入る人がいるため、2021年12月から足湯専用になってしまいました。下呂市の発表によると全裸での入浴について、住民らから苦情が寄せられていたとのこと…。一部の報道では、水着を持参してこなかった観光客がルール無視で裸で入っているような書かれ方をしているのを拝見しましたが、少なくとも私が行ったとき、観光客はみんな水着ちゃんと持参していたんですけどね。ちくしょうめ~。

素敵な温泉文化がまたひとつ失われてしまって、私はとても悲しいです。

【INFO】

今回ご紹介したのは下呂温泉の<噴泉池(ふんせんち)>です。

ワイルドな混浴下呂温泉の<噴泉池>の入り方を解説しています。

住所:岐阜県下呂市幸田 下呂大橋の下。飛騨川河川敷にあります。

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