汐留の一角に「イタリア街」と呼ばれるエリアがあるんですけれども、先日、近くのホテルで友人とランチを食べた後に立ち寄ったカフェが超かわいかったのでご紹介したいと思います。
甘~い香りで幸せな気分になれる店内
以前、仕事でこのエリアのオシャレなお店特集をいろいろ探していた時に、候補になっていたお店。その時も写真を見ながら、かわいらしいお店だな~とぼんやり見ていたことを思い出し、友人と一緒に出掛けてみました。
「日本人にチョコレートで美味しさの感動を与えたい」という思い方’91年にできた会社(もとはチョコレートのOEMだったらし…)が運営しているそうです。グランプラスといえば、ベルギーのグランプラスを思い出しますが、ベルギーには確かにチョコレート屋さんいっぱいあったけれども、こんなに素敵なお店はなかったな。
そして外はイタリア街。何とも言えぬヨーロピアンな空気が立ち込める不思議なスポット。まだ14時という変な時間のせいなのか、どしゃぶりという変な天気のせいなのかわかりませんが、女性客は私たちだけ。なぜか、近隣のオフィスワーカーと思われる男性客ばかりが目立ちました。いいんですけれどもね(;^_^A
どうやらカフェなんだけれども、ランチもやっているようで、パスタやキッシュがすごく美味しそうでした。今度この辺でお昼食べることがあったら、ぜひ利用したいと思います。混みすぎていないし、落ち着く空間。
気品あふれるクーベルチュールと将軍コーヒー
この日はもうご飯をすませていたので、お茶の利用。でもすごくいいショコラの香りがするので、コーヒーとのセットを注文しました。
で、急になんですけれど、このコーヒーの名前が「徳川将軍珈琲」といいます。時は幕末、徳川慶喜公が尾のみになられていらっしゃったというコーヒー味を再現してます!ということに由来して名付けられたというコーヒーです。実は、わたしこれ、以前、茨城県のサザコーヒーでも飲みました。当時(もう何年前かも忘れた!)は、「茨城にきたらサザコーヒー飲んでって」みたいな触れ込みだったような気がしていたのですが(記憶がもうあやふやですみません!)、汐留で飲めるんだ~♡と、思いがけない慶喜公愛飲のコーヒーとの再会に思わずテンションが上がりました。
そしてお目当ての「トリュフ・ボンボンショコラ」。私は栗(左)とピーチドーム(右)にしました。
グランプラスは手作りの工程を大切にしたチョコレート工場。日本人のショコラティエが日本人の味覚に合った、絶妙の食感と舌触りにこだわったチョコレートを製造しています。
引用:グランプラス公式サイト:http://grand-place.co.jp/grand-place-shiodome/
ピーチドームはつやつやしていて、宝物を見つめているような気分になりますよね。でも味わいとしては、栗の方が断然おすすめ。栗好きなので!というのもありますが、大きな栗が丸ごとゴロっと入っていて、かなり食べ応えがありました。
私たちの頼んだお茶とショコラが席に運ばれてくるころには、ランチをしていたおじさんたちもいなくなってしまい、本当に静か。あまくて美味しいショコラと将軍様のコーヒーを飲みながら、アラサー主婦同士でいろんな話ができて楽しい時間。最近、つくづくこういう時間の使い方の大切さを実感しています。
店内ではチョコやケーキのテイクアウトの他、日持ちするお菓子も豊富なバリエーションでそろっていました。バレンタインシーズンとか、東京ならではのお土産物、女性へのプチギフトにも喜ばれそうな美しいチョコレート菓子が揃っています。
今回ご紹介したお店は「グランプラス 汐留」です。
住所:東京都港区東新橋2-4-6 パラッツォ シエナ1F
TEL:03-6809-1610
汐留駅8番出口から徒歩3分。JRAのすぐ向かいです。新橋付近であまりこういうゆっくりできるカフェがないので、ちゃんと場所を覚えておきたいと思います。