飲んでいるときの会話なんてひとっつも覚えていないことはザラだし、
一度あった人に、「初めまして~」とかしちゃうことも多々な失礼な私です。
本当に記憶力どうかしてるって自分でも思っているんですが、本当にここはごめんなさいなんだけれども、子供の時にインパクトの強かったアレコレって、大人になっても忘れないものですよね。
あまり三重県にでかけた記憶がなくって、「伊勢志摩」と言われても最近までピンとこないくらい、どこにあるんだっけ?くらいだったんですが、この「イルカ島」に行った時に、自分が小学生くらいのころ、この場所に来ていたことを鮮明に思い出しました。
厳密にいうと、この緑に浮かぶ赤い文字とか、イルカのショーとか、はじめてイルカを触ったときの感触とかドキドキ感とか、断片的な記憶ではあるんだけれども、なんか脳ってすごいなって思ったところです。
そんな風にちゃんと鮮明にインプットできる場面がいくつもあるんだから、チビッコのうちに、親が行きたい場所に行って思いっきり楽しんで、アレコレ経験させるのは
あながち一番いい教育方法なのではないかなということを、子供もいない癖につくづく考えてました。
小さい頃の感動体験は大人になってからでは味わえない何かがある。
その正体は、たぶん大人になってからの感受性とかにも影響しそうな気がしています。センスとか感覚的な部分のね。直観力の鋭さとか運の強さみたいなものが時に人生を左右するほど大事だったりするように、その根底的な部分は大人になってからでは手遅れなこととかもあるんだろうな。