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混迷を極めるカタルーニャ問題

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サグラダファミリアの内部から見上げてみました。あまり見たことがないアングルではないでしょうか。
角度によってさまざまな表情を見せるという点がこの建物のカッコイイところかなーと思います。
独立しようとしているスペインのカタルーニャ。
スペインのなかでは圧倒的に活気があって、経済的にも文化的にも際立っていることは
通りすがりの観光客の私の目から見ても明らかでした。

カタルーニャ住民投票、スペイン警察の暴力的対応に国内外から非難

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00010011-afpbbnewsv-int
私が一番驚いたのは、投票しようとする行為を警察が阻止しているという異常事態です。
スペインの憲法裁判所が、カタルーニャ州の住民投票の合法性を認めていないという点についても
なんだか後出しじゃんけん的な要素を含んでいるような気がしてなりません。
いきなり独立されたらスペインの財政は一気に傾くので、ピンチなのはわかりますが、
もっと怖いなーと思うのは、こんな状況に陥っている国をEU全体が静観していること、
アメリカですら、何もコメントを出さないこと、などでしょうか。
日本では全くといっていいほどこの報道はされていないし。
大事なのは、縄文時代の土器の名前や、戦国武将の名前などではなく、
近現代のリアルな情勢を子供のうちからきちんと把握して、関心を持てる大人になることではないかな
と感じています。
それは、野次馬になれ!ということではないよ。
舛添さんが、ファーストクラスで外遊しているのを、なぜか東京に一円も税金を納めていない
神奈川県民や埼玉県民が激怒している変な状況も気持ちが悪かったしね。
英国では、スコットランドも独立したがっている。
アジアではロヒンギャも。
ネットの普及で「隠し事ができなくなる時代」にはいったんだなーといろいろ考えさせられます。