幕末に想いを馳せて。またしても「県をまたぐな」的な雰囲気に舞い戻り、どこにも行かれず、都内をブラブラ散歩する日々。これもまた、楽しいんですけどね。今回は大好きな幕末の偉人・大久保利通ゆかりのスポットです。
紀尾井町にある清水谷公園は緑がいっぱい
山育ちの私は、木々の緑が大好き。海は我慢できますが、酸素が薄いのは我慢ならない。そんなときに癒しのお散歩ができるスポットのひとつです。政治の中心・永田町からスグの清水谷公園は、梅雨のなかやすみ、青空の下で緑がキラキラしています。
Go Toキャンペーンをしなければ観光業が死ぬし、都心にいる私たちが気軽にでかけると、地方にコロナが蔓延して大変なことになるかもしれないし。4月にトロッコ問題になりそうと言っていた悪夢が、夏休みを前に現実味を帯びています。
勘違いで殺されてしまった大久保利通
国の金を無駄遣い「国の金を無駄遣いしているけしからーん」といって、6名の暗殺犯に襲撃されました。でも本当は清廉潔白な人で、欧米諸国に負けないように私財を投じて公共事業を行っていたほど。亡くなったときには、現在の換算で3億を超えるほどの借金が残っていたといいます。
とんだ勘違い。まったく迷惑。私は子どものころ、大柄でいかにも強そうな大隈重信とか、暗殺稼業をしていた伊藤博文とかじゃなくって、家庭を大事にしている良きパパでひょろっとしている大久保利通を狙ったあたりが、犯人たちの卑怯さがにじみ出ているような気がして、一人、図書室でプンスカ怒り狂ったことがあります。共感力が高すぎると、つかれる(笑)
紀尾井坂の変として呼ばれるこの暗殺事件。犯行現場となったのは、千代田区紀尾井町清水谷でした。この清水谷公園には、「贈右大臣大久保公哀悼碑」が建立されているんです。
あぁ、夏休みが来るというのに。日に日にコロナの感染者の状況は悪化する一方。GWに続いて、また家にいろとか言われるのかな。Go Toしたかったのに、東京除外ってどういうこと?苦笑
こういう時間にふらっと歴史を振り返るのは好きです。私は散歩するために仕事をしているわけじゃないので、どこにも行けないのはちょっと切ない。ちゃんと納税しているのに、どんなバツゲームだ…。
今回ご紹介したのは<清水谷公園>です。
大久保利通遭難記念敷地一帯が寄贈されたのを受けて、明治23年3月に開園した歴史ある公園です。
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