神社の写真に緑の光！ちょっとうれしい気持ちに包まれた話

個人の行動に対し、高いモラルが求められています。自粛に伴う補償のニュースが連日さまざま飛び交っていますが、もうこれはトロッコ問題のような話で、誰かを助けるために、誰かが犠牲になってしまうかもしれないという局面が増えそうで胸が痛みます。

今、私にできることは、感染しないように、そして誰かにうつしてしまうことがないように、極力気を付けながら、仕事をがんばり健やかな暮らしをつづけること——。

緊急事態宣言を受けた東京における、ある日の私の暮らしのメモ。超個人的な日記。

天気がいい日は、散歩にでかけ筋力を維持

このサイトでもご紹介していましたが、昨年から、突然ヨガやピラティス、ボクシングやサイクリングに目覚め、なぜかウエアまでそろえる気合のいれっぷりを発揮していました。夫と水着まで買って、ドイツ生活以来のプール通いまではじめたのに。夫婦ともに今年のテーマを「スポーツ」においていたわけですが、今回のコロナによって、真っ先に名指しされてしまった業種のひとつがスポーツジム。

残念ながら私が通っていたところも、軒並み自粛に追い込まれ、しょうがないから、雨じゃない日は毎日散歩にでかけ、家の中でスクワット30回をすることにしました。

ELEMENTのトレーナーさんに教わった正しいスクワットが、こんなにすぐに大活躍するとは夢にも思いませんでした。

愛宕神社の「出世の石段」を登ったら…

夫が休みの土日は、いつもの30分の散歩を倍の1時間くらいに増やしていきたいと思い、23区内で一番高い山という異名をもつ虎ノ門の「愛宕山」へでかけることにしました。

そびえたつ「出世の石段」。入口で何となくとった写真がこちら。

太陽の光の加減によるものだと思うけれども、右下に緑のオーブが2重の輪になって虹のようにかかっていました。

なんだか縁起がイイ。自然のパワーを感じます。スピリチュアルとか気にしないけれど、こういう暗いニュースばっかりな毎日だと、ちょっとした光に希望が湧いてくるよね。

個人でがんばっているお店のごはんを食べて応援

緊急事態宣言が発令されても、日常生活に必要な業種の施設は普通に稼働しており、スーパーでは食料品も普通に変えるし、近所のドラッグストアのトイレットペーパーも復活しました。（なぜか値上がりしていましたが。）

自粛によって、人の動きが7割減って、誰かの命が助かるならばそれに越したことはありません。しかしながら、オフィス街の飲食店、特に個人経営のお店は閑古鳥状態が続いています。好きなお店がテイクアウトをはじめれば、注文して家での食事にプラス。そしてランチをやっているならば、食べにいくことで応援になればと思っています。

しかし、そんなこんなでフラフラ近所を散歩しているだけでも、閉店に追い込まれているお店が少なくないんですよね。気に入っていた割烹屋さんも、たい焼き屋さんも、なくなってしまった。コロナが原因ではないかもしれないけれど、お店がなくなる光景もさみしいものです。

必要火急な事態で外出しなければならない人のために

賛否ある問題ですが、日本は公共交通機関を止めないという決断をしたことは正解だったと思います。まだ外出7割減とまではなかなかいかずとも、緊急事態宣言が出てからの善良な日本人の自粛は世界に誇れるレベルだと思うからです。暴動も起きず、混乱もせず、平和なままに、みんながんばっている。個人的な感覚ですが、法的強制力があるロックダウンにかなり近い効果が出ているように思うのです。

逆に「旅行にでかけるバカがいるから、電車や新幹線を止めてしまえ！」という意見もあると思います。要請でなく、命令に変わったとしても、たぶん一定数、言うことをきかない困った人というのは出てくると思います。電車や新幹線などの公共交通機関が止れば、地方が守られる側面は確かにあるかもしれないけれど、必要火急な事態で、本当にでかけねばならないような人がいることも忘れては行けません。街を歩いている人や電車に乗っている人は、出勤前のお医者さんや看護師さん、介護施設のスタッフなど人の命を預かる今まさに愛全線で大活躍しているヒーローかもしれません。

精神的な安定をもたらすために、脳を自分で保護しよう

いろんな可能性へ想像をめぐらす余裕を持つためにも、自分のメンタルを常に安定させておく必要があります。脳の栄養になるようなオメガ3を豊富に含むアマニオイルとか魚をしっかり取って、適度な運動をする。暗いニュースをみると脳がやられますから、ほどほどに情報をゲットしたら本を読んだり映画を見たりしながら気分転換をする。ソーシャルディスタンスだけでなく、攻撃的な人も徹底して遠ざけておく。

心の問題は脳の問題だと、精神科医の石井先生も言っていたし、積極的に自分の脳を客観的に観察しながら必要な栄養を補給し、休め、保護しましょう。

元気な人こそ、うっかり風邪を引いたり、ケガをしたりして、病院へいくことがないようにしないとね。長期戦がよそうされる局面ですが、まずは落ち着いて、向こう1か月、歴史的なコロナ禍の世界を冷静に過ごしていけるように頑張りたいと思います。