暮らしをラクして乗り切るアイテム一覧

都市封鎖に備えて。個人が今、できること、やるべきことは何か?

子どものころ、歴史の教科書でオイルショックの時にトイレットペーパーを買い占める騒ぎになったという当時の人を「うけるー!」と笑っていました。今、「あぁ、歴史って本当に繰り返すのだな」としみじみしています。

東京も都市封鎖(ロックダウン)が近くなってきました。今、個人、個人ができることは?

新型コロナウイルスに関する対策は、専門家や有識者の方々にお任せするとして、私はひたすら、いつもの日常をこのサイトでも綴っていたわけですが、こう「自粛!自粛!」と声高らかに言われると、このまま更新を続けるべきか悩むところではありました。で、ぼんやりしていたら、読者の方から「外出ができなくなった今、このサイトを読んで気分転換している」という感想が届き、とても嬉しかったです。有難いな。

完全リモート!テレワークで過ごす日々が快適すぎ。

私は私にできることを。私の経験が誰かの役に立っているならば、このまんまのペースで持続しよう!と思った次第です。

都市封鎖の前にやるべき、買いだめよりも大事なこと。

すでにロックダウンしている海外の某都市に住んでいる知人から直接届いている情報などもたくさんあるので、今、買いだめよりも落ち着いてやるべきことについて。。。まずは、今週、私が何をやっていたのかご紹介します。

1. 家のなかを大掃除&除菌しました

家のなかを掃除&除菌。エコストアのマルチクリーナーが大活躍。

年末ばりの大掃除を実施しました。とにかく、室内の換気をよくしたいと思って、網戸掃除や窓枠などは入念に掃除。マルチクリーナー大活躍です。シュっと吹きかけて、いらない布で水拭き。ちょうど衣替えのシーズンなので、いらなくなった古い下着や洋服のきれっぱしがたくさんあってサクサク進みました。

アルコール消毒はリモコンやスイッチ、PCのキーボードから鍵など、とにかく素手で触るものに対しては徹底的に実施。

花粉ブロック換気口フィルターがおすすめ。

花粉の季節は夫がつらそうなので、強力な換気フィルターを取り付けたりしてるんですが、早めに交換もしました。いつもより家で過ごす時間が増えていますが、とっても快適ですよ。

2. 日課の仕事と散歩は続けました

こんな時代こそ心を穏やかに過ごそう。

素人の私たちにとって、大事なのはいつものメンタルを保つことです。テレビのニュースを見て右往左往したり、不安がったりすることではありません。もちろん正しい情報を得ることは大事ですが、いつも通りの暮らしを可能な限り継続することが、精神の安定にもつながると思います。

夫がいれてくれるコーヒーが世界で一番好き!

朝は夫がいれてくれるコーヒーを飲みます。仕事はありがたいことに、特に今のところ影響はなく。私の場合はもともとほとんどの業務がリモートで出来る内容ばかりでしたので、在宅になってもいつもと変りなく過ごしています。仕事が日課といういい方もちょっと変ですが、業務時間も、毎日区切って作業しているので、決まった時間になればいつも通り、お散歩にも出かけて運動しています。

◆散歩しながら静かにお花見

どんなときでも桜はさく!

今年は友人らとお花見!とはいきませんでしたが、人の少ないスペイン坂周辺をふらふら散歩しながら桜を愛でることもできました。今年はアークヒルズのお祭りもないし、屋台も出ていません。

満開の桜をお散歩がてら見物。

でも、日本が一番美しい季節を短い時間ではありましたが、今年も夫とのんびり歩きながら満喫できたのはよかったです。

3. 外食は個人が経営している飲食店を利用しました

いつも行列の赤坂の「和知」というマグロが美味しい和食屋さんも、並ばずに入ることができました。

常においしいランチスポットを開拓していくことも私の仕事のひとつ。いつも行列の赤坂の「和知」というマグロが美味しい和食屋さんも、並ばずに入ることができました。濃厚接触回避。外食するときには、なるべく個人でがんばっている飲食店を利用するようにしています。

テレワーク推奨とはいえ、飲食業界はテレワークなんてできません。お店をあけてなんぼでしょうが、お客さんが激減しているのは昨今の報道などでもご存知の通り。ちょう一般庶民の私にできる経済支援は限られてしまいますが、少しでも応援になればいいなと思っています。

4. 美容室へ行き髪を切りました

これは、実際にロックダウン中のNYに住んでいる友人に「必要な物資があれば送るよ」と連絡をいれてみたところ「仕事もなんとかなりそうだし、食料品も確保してある。でも髪を切っておくべきだった。サロンが全部営業停止なので、自分で切ろうかと思っている。」というメッセージがきて、なるほど!と同時にあわてて予約をいれました。

しばらくは取材の仕事はないし、人と会う予定もないので、誰に見せるわけではないけれど、いつものコンディションを可能な限り維持することは大事ですよね。

ロックダウン(都市封鎖)前にやっておきたいこと。美容室で髪を切っておこう!

お店に行ったら、美容師さんたちは全員マスク着用という異様なスタイルでしたが、カラーしてカットして、シャンプーしてもらったら、だいぶ気分がリラックスできました。ピンクのメッシュが復活して大満足。

5. 株は売って現金を確保しました

しばらくは激しい乱高下があると思いますが、オリンピックも延期になり、本気でコロナとの付き合いも長期戦を覚悟しなければならなくなった今、経済が向こう1年、成長する見込みは薄いです。誰がみても明らかな局面なので、持っていた株はいったん全部利益確定させて売り払うことにしました。含み益は幻になるし。

◆新しいKyash Cardを申し込みました

Kyashのポイントがまた減るらしいよ。
出典: https://kyash.co/

あと現実的なお金のお話でいうと、以前、ご紹介したアプリのKyashから新しいカードを申し込みました。ちょうど一年前くらいに、「2%のポイントを二重取りできるよー!」と私がテンション高めにおすすめした送金アプリ。今は1%まで落ち、さらに今後は半分に減る見込み。どんどんユーザーに不利になっていきますが、いったん新しいKyash Cardにしておけば1%は維持できるということで、900円の発行手数料はかかるけど、夫が言うには「君の場合1か月で元がとれる」というのでチャッチャと切り替えました。日々の買い物はぜんぶKyash。疲れない節約術です。

6. 家のなかでできる趣味を充実させました

海をみながら気分転換も大事。

「神様がくれた長い休暇だと思って、無理に走らない、焦らない、頑張らない、自然に身を委ねる」ってロンバケか何かでキムタクが言っていたセリフを胸に、家のなかで出来る趣味を充実させることも大事だと思います。

私の場合、自由な時間は思いっきり読書しよう!と思って、大好きな宮部みゆき先生や松久敦先生の最新の本などを楽天でドカっとまとめ買いしました。こういう時、ネットショッピングってありがたいですね。

しっかり体を動かして、リラックス。

あとは、昨年からジワジワはまっていたヨガやピラティスも続けたいので、朝は窓際で太陽の光を浴びながら体も動かすようにしています。

7. 食事にオメガ3を!脳に栄養を!

テレビをつければ、コロナ、コロナ、コロナ…。あおられ過ぎて、過度に不安や怖さを感じる人は、あまり見ないほうがいいと思います。心の病は脳の問題であることが明らかになっているのですが、脳が無駄に損傷しないように、自分で守ってあげることも大事です。

メンタルやられないようにオメガ3で脳に栄養を!

以前、ESSE onlineで栄養の専門家である富山大の渡辺先生に監修してもらって記事化したたこともあるのですが、脳の6割は脂質です。オメガ3が豊富なアマニオイルは、鬱などの症状や認知症の予防にも効果が確認されています。

見た目も大事だけれど、私自身、脳が老化していくことが一番心配なので、今こそ!とばかりに青魚をたっぷり食べ、サラダやスープにはアマニをかけまくりな毎日です。

きっと、一生忘れられない2020年の春

自粛の中でも花は美しく咲く。

誰かと、出会ったり、お別れしたり…。何かと思い出作りに必死な季節ですが、今年は定年退職される方の送別も花束を贈るだけになってしまったり、卒業式や入学式まで自粛した学校もあったり、異例続き…。特段のイベントがなかった私にとっても、一生忘れることのない春になりそうです。

春の読書に『迷路の外には何がある?』は新しい世界へ踏み出す時の勇気になる。

震災があった2011年の3月は、白い息を吐きながら会社で早出や残業をさせられて、あれはあれで、何年経っても執念深く根に持っている陰キャな私ですが、あのころに比べると気温があたたかいせいか、自責で仕事しているせいか、だいぶ気持ちはおだやかで、成長したなぁ自分と感じています。

新型コロナ一色の2020年の春、一生忘れられない時間になりそう。

多かれ、少なかれ、どの時代にもいろんな波があるんでしょうが、今つらいと思う人も前を向いて。私は、またいつもの浮かれた情報を発信していきますので、どうなるかわからんご時世ですが、みんなで生き延びましょう。

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