観光もグルメも満載！琴浦町×賛否両論の店主・笠原将弘氏

「ESSE×惑星コトウラ」のイベントがアンテナショップ＜とっとり・おかやま新橋館＞でありました。

ノンストップでもお馴染みの賛否両論の店主・笠原将弘シェフのトークショーも。浮かれポンチな私は、都バスに乗って参加してきました。セミナーのなかで特に印象的だったポイントをまとめておきたいと思います。

子どもたちにふるさとの味を！鳥取県琴浦町長の小松弘明氏

鳥取県のちょうど真ん中くらいに位置する「琴浦町」。コナンのふるさとである北栄町や三朝温泉でホットな倉吉市に隣接している小さな町です。小さいけれど海も山も、なんでもあるから「惑星コトウラ」と2020年から宣言しはじめたそう。

成城石井でも売られている鳥取県民のソウルドリンク！あの激うまミルク「白バラ牛乳」を作っている大山乳業工場があったりする、自然豊かな場所。

大山の清らかな水と豊かな牧草をたっぷり食べて育った和牛は「東伯和牛」というブランド名でも知られています。都内だとプレッセとかで売られています。私もよく買う大好きなお肉。

なんと、琴浦町の小学校の給食には、「白バラ牛乳」や「東伯和牛」がでるんですって。なんて贅沢。でもそこには、琴浦の人たちの愛がいっぱい詰まっていました。

▲会場には鳥取県琴浦町長の小松弘明氏も！

小松琴浦町長「子どもたちにふるさとの味を覚えてほしいんです。大人になって琴浦から外に出て行った時に、琴浦の牛乳やお肉は美味しかったんだ！と、食を通じてふるさとを思い出してもらいたい。」

なんか、この言葉に、地方創生というか、東京にはない地方ならでは魅力のすべてが凝縮されている気がして、私、聞いててすごく感動しちゃいました。給食費を高くするわけにもいかないでしょうし、生産者の人や行政の人など、地元で活躍される大人たちのプライドと愛によって、子どもたちの給食が支えられているんだなぁと感じます。こういうことにお金を使ってもらえるなら、どんどんふるさと納税してサポートしたくなりました。スバラシイ。

ノンストップでおなじみの笠原将弘シェフが琴浦の食材を料理

賛否両論の店主・笠原将弘シェフも、実際に琴浦にでかけて、いろんな観光スポットをまわったり、生産者のもとを訪れたりしたそう。

会場では、今が旬の鰆を地元の婦人会の人たちが使ってそうなほのぼのするキッチンで手際よくさばいている様子やブロッコリー畑や東伯和牛の牧舎、市場のセリを見学している様子のVTRが紹介されました。2日もあれば、琴浦町の道をすべて覚えられるそう！

◆笠原将弘シェフが考案する東伯和牛の西京焼き

会場では笠原将弘シェフが考案した東伯和牛の西京焼きのブロッコリーソース、そして琴浦町のブランド米・星空舞が。これが、びっくりするくらい美味しかった。東伯和牛がおいしさを凝縮するオレイン酸を55％以上含んでいるため、脂肪分の質がよく赤身部もじゅわっとジューシーなのにクセがないんです。そんな東伯和牛を一晩味噌でつけておくことで旨みがますますUPしている感じ。

あと、私がもっとびっくりしたのは星空舞というお米のおいしさ。粒感がしっかりしていて、この日提供されたお料理、ホカホカではなかったのですが、冷めていても水分量があってもちっと旨みが強め。仁多米の味わいとも似ているのですが、その場ですぐネットで調べたら、価格がすごくリーズナブルでびっくりしました。拙宅も、夫が毎日お弁当を持って行っていることもあり、こういう冷めてもしっかりおいしいお米を好んでいます。