六本木や乃木坂の駅から歩いて行けるミッドタウン。5感が刺激されるイベントがいつもいっぱいやってて楽しいですよね。今回はカフェ併設ギャラリーとなっている「深川製磁」が手がける「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA」にいってきたお話です。
もくじ
宮内庁御用達!有田焼の名窯元「深川製磁」
深川製磁が好きすぎて、有田まで買い付けにでかけた主婦は私です(;’∀’)コロナさえなければ、またいきたいな~と思っているくらいなんですが、実はミッドタウンのなかにある深川製磁のお店って、深川製磁のティーカップでお茶ができるカフェスポットでもあるんですよ!
◆明治に巴里万国博覧会で最高名誉の金賞
NHKの大河でも1867年に幕府使節団の一員として渋沢栄一がパリ万博へいきヨーロッパを視察するシーンがありましたが、まさにあの時、有田焼の手法として知られるフカガワブルーが世界を魅了し、万博で金賞を受賞したんですよ。深川製磁。すごいですよね。
高級な器も眺めるだけじゃもったいない!使ってこその魅力
雅なデザインや繊細な絵付けが施されたディナーセットやティーセットは、どれも見ているだけで美術的なセンスが磨かれていきそうな美しさがあるのですが、パッと手が出せないようなお値段のものもたくさん…。ウン万円とか言われちゃうと、素敵だなとは思ってもなかなか買うのも使うのもハードル高まりますよね。
でも器は見るだけじゃもったいない!その価値と魅力が引き出されるのは使ってこそ。そこで、職人の技が生んだ器を気軽に手にして使うというスペシャルな体験ができるようにとギャラリーの横がカフェになっているんです。
◆5万円のティーカップで紅茶♡
展示されている“本日の厳選ティーカップ”の中から、好きなものをチョイスしてお茶を入れてもらえます。
私が選んだのはこの「竜鳳凰錦手黄地」シリーズの 紅茶椀皿。パッとみて一番目を引いたので。この黄色と緑のコントラストが超オシャレ。釉薬の美しさを思いっきり堪能できる作品です。
夫は「官窯富士に初日紅茶椀皿」です。器の内側と外側で絵付けした職人さんが違うんですって。購入する場合の価格はどちらも税込55,000円。
ソファ席でケーキと一緒に深川製磁の器の世界を満喫
Jimmy‘sのケーキと共に紅茶鑑定士が厳選した茶葉で入れた紅茶を深川製磁の器でいただきます♡
実際に使ってみると、唇にフィットするテーカップの淵や紅茶をいれても映える色彩の艶やかな風合いを体感できて、もう何とも言えない至福な気分になれます。
紅茶をいれたら、富士山が夕焼けに染まったみたいで本当に美しいなと思いました!
私にとって、5万円はとても大きな金額なので、もし自分で器買って家で使うとなったら毎回ドキドキしちゃいそうですが、お店なら普通のお茶価格でこんなにリッチな体験ができるので、すごくイイですよね。
実は機能的で使い勝手抜群な深川製磁の器たち
深川製磁の器は、派手な絵付けのものばかりではなくシンプルで普段使いしたすいものもたくさん。電子レンジ対応のものもけっこう多いんですよ。
日本が誇るハイブランドの食器ではありますが、ウン十万もする高価なものばかりではなく毎日使えるリーズナブルなものもいっぱい。またコツコツ買い足していきたいなと思いました。
そして、お買い物の後は、またソファでゆっくりお茶するんだ。深川製磁の器でね!
今回ご紹介したのは<FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA(フカガワセイジ 1894 ロイヤルキルン アンド ティー)>です。
ミッドタウン六本木のガレリア 3Fにあります。店内は10席。ベビーカーでの入店もOKです。終日全席禁煙なのと1Fのカフェほど混みあうこともないので、けっこう穴場です♡
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