清水寺で発表される平成最後の漢字が「災」でしたよね。今年こそはおもしろい1年になればいいなと思いつつ、つい先日も豊洲でマグロの競りを見学して気分良くしているそばから地震が起きてピカピカの建物がズシンと揺れた際には、激しい不安を覚えたりしたわけですけれど、今日も私は無事に平常運転の一日でした。何もないことのありがたさをつくづく感じる昨今です。
さて、今回はさまざまな災害に備えておくための備蓄の話です。「何かあっても、3日分の食料は自分で確保しておきなさいよ!」という政府からのお達しも出ている昨今。拙宅では「辛い時こそ、あたたかいごはんを食べたい~」という私自身の強い希望もあり、レスキューフーズという長期保存可能な防災フードを買い置きしてあります。
道具なしであったかい食事を作れるレスキューフーズ
こんな形のボックスタイプになっている非常食。味は今回ご紹介するシチューのほかに、カレーや中華丼なんかもあります。以前、牛丼を実際に開封して食べてみたら激うまだったので、今回はビーフチューの試し調理と試食をしてみることにしました。
中身は、ごはん、ビーフシチュー、加熱袋、発熱剤、発熱溶液、れんげ、紙ナプキンです。
箱の中からいったんすべて取り出します。作り方はいたってシンプルで、透明なパックの中に、発熱剤を取り出して一番下になるように底の部分へいれます。
で、そこへごはんとビーフシチューと書いてあるパックをそのままいれて、最後に発熱溶液と書いてある袋をあけて、発熱剤とごはんとビーフシチューの入っている先ほどの透明なポリのなかへ流し込みます。
するとこんな感じでブクブク温まってくるので、ポリのチャックをしめて30分(発熱は20分、その後10分蒸らす)待ったら完成。
取り出すときはかなり熱いのでご注意を。ごはんを端によせて、シチューを流し込んだら、セットのれんげでいただきます。
具材はかなり大き目。ごろっとしている感じ。
デミグラスソースがすごく濃厚だし、何よりも、ごはんが抜群に美味しい。火も水も使わないでこんなに本格的なビーフシチューを食べられるのはすごくいいなと思いました。
賞味期限は、常温で3年6ヶ月保存可能!
このレスキューフーズの賞味期限はなんと3年6か月。今回は、その期限が迫ってきたので、試食を兼ねて、いざという時のためにシミュレーションしてみました!前回の牛丼に引き続きビーフシチューも大満足の味。
また何かあったときのために、家族の人数分くらいは買い置きしておこう!
今回ご紹介したのは<レスキューフーズ 一食ボックス>の一食ボックス シチュー&ライス 3年保存です。
「日本災害食」に認定されています。ボックスタイプなので、避難所へもっていくというよりは、自宅での備蓄に向いていると思います。収納しやすいのでおすすめ。
▼防災対策ならこの記事もチェック!
牛丼を試食してみたときの記事はESSE onlineにも掲載されていますので、よかったら(参考:火も水も不要!非常食用の「牛丼」を試食したら、斜め上を行くうまさだった!)