最高に気が短い私でも、唯一おおらかになれる国、それがラオスのルアンパバーンです。
たとえ、空港に着くのが、こーんな夜になっちゃったって、滞在中のひとときが楽しみ過ぎて余裕のスキップとかかましています。飛行機で上陸したお客さん自体がこの人数なので、スーツケースの引き渡しもベルトコンベアなんて最新機器がこの空港にあるわけがなく、手渡しです!もう、なんでも許せてくる感じ。ボッタクリのバンコクではなく、こっちのほうがよっぽどほほえみの国であるような気がします。
さて、そんな状態でルアンパバーンの街中までタクシーをぶっ飛ばしてもらいたくっても、途中でエンストしたりなんかして、ホテルについたらもう20時。かつて、メコン川で漂流した経験もある私は、それでも怒ったりしないんだからほほえみの国のパワーと仏教のありがたさを感じずにはいられません。
ルアンパバーンきっての人気居酒屋<Khmu Garden Restaurant>
名前は一応レストランとなってはいますが、この写真のちょうど真ん中のお店が<Khmu Garden Restaurant>です。ナイトマーケットがあるシーサワンウォン通り(Sisavangvong)の繁華街の中心にあって、夜はとっても賑やか。
店内にはエキゾチックな調度品があちこちにあります。アジアらしいエキゾチックな雰囲気に思いっきり浸りながら、ラオビールを楽しむことができます。
天井の装飾がかなり個性的。地震が来ない国っていいですよねぇ。東南アジアはどの国に行ってもそうですが、このラオスももれなく若い人たちが元気いっぱい。年寄りが外国人店員に威張り散らしている日本の居酒屋のカオスな状況を目の当たりにするたびに、この席にワープしたいくらいの心境になります。
食事は洋風のものも軽くアジアンテイストに、アジアのものはよりローカル寄りな味付けにしてあるのが特徴で、好き嫌いはあるかもしれません。カボチャのスープとかは、日本のファミレスよりも濃厚で手作りでからだにやさしい感じがします。
一方の夫が頼んだ、メニューの名前すらよくわからなかったローカルなスープは出汁からパクチー具合から、ものすごくアジア。薬膳に少し似ているかも。旅の初日にはもってこいな栄養満点っぷり。
ほかにも、なぜか唐辛子が突き刺さっている(何か意味があるのだろうか??)そぼろを葉っぱにまいて食べる料理とか
この串もの系はどれを食べてもすごく美味しかったです。私は辛いものが苦手なのですが、ここのお料理はどれもおいしくいただけました!そして、なんだろう。このラオビールを飲みながら、周りの若い人たちの生き生きした楽しそうな雰囲気を見ているだけでも幸せな気分になれますよ。
鬱々としている冬の季節でも半袖で過ごせるラオスは、やっぱり将来的に夫が会社をリタイアしたら、寒い季節の避難スポットとして、チョイ住ライフを送るときの筆頭候補地だな。
そんな妄想をしながら、外にでると、もれなくトゥクトゥクが「乗りませんか~?」と声をかけてくるわけですが、私の定宿ヴィラサンティはここから歩いて5分なのです。ね。あのホテルもすごくおすすめ。
今回ご紹介したのはラオスにある町中が世界遺産という古都・ルアンパバーンの<Khmu Garden Restaurant>という居酒屋さんです。
住所:Sisavangvong Road,
Luang Prabang, Laos
夜22時半までやってるよ。
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