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あの有名人も愛した軽井沢の温泉リゾート
長野県の人気リゾート・軽井沢。夏の避暑地として有名ですが、正直、夏は本当に混みすぎるので、今くらいの初夏の季節か、秋のはじまりにおでかけするのが私のおすすめです。開湯は大正時代と、歴史こそ浅いものの、あの温泉大好き夫婦与謝野晶子夫妻もご用達だったという美肌の湯を楽しむことができるんですよ。当時は北原白秋や島崎藤村といった文豪たちがこぞってこの地に来ていたというから、今でいう文筆家コミュニティin軽井沢みたいなサロンが形成されていたのかもしれませんね。
同じ時代に生まれていたら是非とも参加してみたかったな!
日帰りでも楽しめる『トンボの湯』
さて、そんな文学好きにはいろんな妄想をさせてくる星野温泉ですが、今回ご紹介する「トンボの湯」は、日帰りの立ち寄り湯ができるので、軽井沢にいったらぜひとも寄ってみてほしいスポットです。
オープンしたのが2002年。いわゆる老舗温泉というよりは、最近流行りのスパみたいなスタイリッシュな雰囲気の温泉施設で、私も軽井沢にくるとたびたびココに来てしまうお気に入りのスポットです。化粧水や乳液といったアメニティも完備されているし、タオルも借りられるので、手ぶらでやってきても大丈夫。
花崗岩の露天が気持ちいい!源泉かけ流し温泉
温泉の泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性温泉)。海のない長野県ですが、やや塩っぽさのある天然温泉。これを循環とか加水しないで、毎日換水しているという源泉かけ流しなので、温泉好きにはたまりませんね!結構成分そのものも濃いみたいで湯の花もチラホラ。そんなに量は多くないですけれど、あの細かいツブツブはゴミじゃなくって湯の花なのでチェックしてみてね!
飲泉ができるのも新鮮な温泉である証です。
引用:星野温泉トンボの湯公式サイト:http://www.hoshino-area.jp/archives/area/tonbo)
飲泉もいいけど、私のおすすめは露天風呂!小豆島から運ばれてきたという花崗岩でつくられた湯船からは、ダイナミックな森の景色がすぐ目の前。「山が近い」とか「海が近い」というのはよくあるけれども、「森が目の前」っていうのが軽井沢っぽくって気に入っています。冬場は雪見風呂も楽しめるのですが、初夏と秋の時期は森が一番きれいに見える季節なのでおすすめですよ♪
湯上りは森のなかでお昼寝
軽井沢の森のなかの空気は、酸素が濃くって、体の内側から息をしているだけでデトックスされるような気持ちよさ。お風呂上りはぜひ施設の前のお昼寝できるベンチでゆっくりくつろいでみてはいかがでしょうか。青いコートに赤いストッキングというどうかしちゃっている服装の女が私ですけれど、気にしないでくださいね(;^_^A
露天風呂にゆったり浸かって、森の中でゆっくり眠って、こんなことしていたら日焼けしちゃうんだけれども、最高に幸せなひとときです。
温泉のあとは「村民食堂」でランチしよう
何かとパワーを使う温泉。お風呂上りはしっかりごはんを食べて、パワーチャージしましょう。このトンボの湯に併設されている「村民食堂」というフードコートっぽいカジュアルなお店があるんですけれど、そこ、けっこう地元のグルメがそろっていてリーズナブルで美味しいんですよ。
●信州サーモンの二色丼(漬け&炙り)
ガッツリいきたいときのおすすめがこの漬けと炙りの2パターンの信州サーモンが楽しめる丼ものです!ってか、信州サーモンって何?って思いますよね。なんでもニジマスとブラウントラウトをバイオテクノロジーの技術でつくりだしたという養殖品種らしいですよ。今の時代ならではのハイテクグルメ。脂がたっぷりのっていてすごく食べやすいです。臭みもないし。ごはんは酢飯なので、さっぱりいただけます。
●信州蕎麦もあるよー♪
長野と言ったらやっぱり蕎麦も!信州の季節の野菜の天ぷらとか、サーモン丼とのセットニューもありますので、おなかのすき具合にあわせてチョイスしてみてください。
ほかにも信州みそを堪能したいときにはハンバーグの定食とか山賊焼なんかもあるので、長野らしい地元グルメを思いっきり楽しんでみてください。
温泉+ランチで、けっこうまるまる楽しめちゃう星野温泉トンボの湯。軽井沢の滞在中にはイチオシな観光スポットですよ。
今回ご紹介したスポットは長野の軽井沢町にある「星野温泉トンボの湯」です。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
TEL:0267-44-3580
営業時間は10時00分~22時00分
公式サイト:http://www.hoshino-area.jp/archives/area/tonbo
利用者数の目安などは公式サイトから確認できます。混み具合などの参考に。
スグお隣にある「村民食堂」も安くて美味しいので、おすすめです。