ついこの間やったばっかな気がしていたのに、もう!って思うのは私だけでしょうか。ESTA(エスタ)。私は怪しい人じゃないので、入国させてねって事前にお願いしておく申請書みたいなものです。
もくじ
有効期限は2年。切れる前にメールがくる
・・・とね、こんな感じ。
「ESTA Expiration Warnig」っていうタイトルのメールがくるんだよ。
別にアメリカへ行く予定がなければそのまま切れっぱなしで放置しておいてもいいのですが、また行くタイミングで申請せねばなりません。私の場合去年の10月で切れてたみたい。「まただぁぁぁ。」とかなりのめんどくささを感じながら、今年もまた新規で申請し直しました。はーあ。重たい腰をえっちらおっちら。
自分で申請するときの費用は14ドル
すごく簡単だけれど、めんどくさい。でも旅行業者に頼んだりすると、相場的には6000円くらいとられるみたい。いい商売してますねぇ!ネットで検索すると代行業者の手数料上乗せされている登録サイトみたいなのも結構あるので、注意してくださいね。代行業者のサイトが割と上位に表示されているので、気になるところ…!自分で申請するときは14ドルです(2018年2月現在)。為替で日本円に換算したときに多少変動はありますが、ここちょっと気にしておくといいかもです。
今回は、一般的な日本人向けに、簡単な登録するときのポイントを抑えてご説明します。
(注意)
これ、申請にうっかり失敗しちゃうと、本当に入国できないなんてケースもありうるので、アドバイス程度に見ながら必ず個人の責任でお願いしますね。途中、いくつか説明も入れますが、「二重国籍なんです、私」的なややこしいケースは想定していませんので、あくまでも日本生まれの日本育ち、両親ともに日本人の一般的な人向けという理解でお願いします。
用意しておくもの
・パスポート
・クレジットカード
- 申請毎に14ドルの費用が徴収され、クレジットカード(マスターカード、ビザ、アメリカンエキスプレス、ディスカバー (JCB、ダイナースクラブ)またはペイパルでの支払いが必要です。
引用:Department of Homeland Securityの公式ウェブサイトhttps://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e2s1
一応、PayPalでの支払いもできますが、申請後にステータスがすぐ反映されやすいのと日本ではクレジットのほうが一般的かなと思うので、こちらで登録の準備をしていきます。
ではでは、パソコンひらいて、めんどくさい作業をがんばって進めましょお…!
ESTAの公式から申請を開始
ここからは公式サイトの画面の様子と引用しながら、わかりにくいポイントをまとめていきます。読めばわかるでしょ!っていうところは、さくさくスルーしてすっとばしているんで悪しからず!
●ステップ1
まずは、この自由の女神のトップ画面から!
申請のボタンにカーソルを置いて、個人申請をクリック。するとセキュリティの警告が出てきますが、ここは読んだら「確認&続行」を押して続けていきます。
「免責事項」と「Travel Promotion Act (TPA) of 2009」も読んで問題なければ合意しますにチェックを入れて次の画面に進みます。
●ステップ2
申請者(この場合自分)の情報を入力していきます。ここが結構めんどくさい。
名前のあとに「他の名前または別称を通用していますか?」と聞かれたりします。ここは普通の日本人であれば「いいえ」になります。
生年月日のあとに「出生した市区町村名」という項目があって、「え?都道府県じゃなくって?」と、思ったりもしますが、ここにはその通り市区町村を英語で記入。千代田区だったら「Chiyoda-ku」、横浜市だったら「Yokohama-city」みたいな感じで書いておけばOK。注記にもありますが、ここはわからなかったら「unknown」でもいいみたいです。
重要なのはここから!パスポート情報をインプット。国籍や発行した国も日本だったら「JAPAN」を選択。パスポートの情報や自分の名前、スペルや生年月日も含めて、すごく大事なので、しっかり確認しながら進めましょう。大事な項目なので、これらはあとで確認画面もあります。
「どこか他の国から、これまでに渡航用のパスポートまたは国家身分証明書を発給されたことはありますか?」
とか、
「今現在、あなたはどこか他の国の市民あるいは国民ですか?」
とか、
今まで生きてて一度も聞かれたことがないような角度からの質問がいろいろ飛んできます。
子供の時に海外で生まれて、二重国籍だったりした期間がある人はここの質問は注意深くこたえていきましょう。
GEメンバーシップというのはアメリカ市民や永住者に与えられる資格みたいなもので、日本からでかけるごく一般的な日本人旅行客は対象外になります。
ソーシャルメディアオプションっていうのも、こんなの前はなかったと思うんだけど、FBとかTwitterとかを登録できるみたい。ただ必須項目ではなかったので、私は空欄のままにしました。
勤務先情報も、専業主婦しか…とかだったら、勤務経験「なし」で大丈夫です。お勤めされていた「あり」の方は、以前の勤め先の電話番号や住所をまた英語で書いていきます。
●ステップ3
乗り継ぎじゃなくって、アメリカに訪問の人はアメリカ国内での連絡先情報を入れていきます。連絡先?は?って感じだけれど、滞在予定先のホテルの住所とかでOKです。お友達の家に泊るときは、一応ここに住所などを書いておきましょう。
いくつか都市を訪問するときは、入国して最初に泊る場所とかを書いておけばOKです。
滞在先の住所とメールアドレスは、申請後にも更新(修正)ができます。だからホテルが決まっていないとか、AIR bnbでまだ住所聞いていないみたいな場合は、滞在先はとりあえずデフォルトでいれておいても大丈夫です。
ESTAの申請自体は72時間前までに済ませてね!が基本ルールなので、3日前までには正しい情報で申告できるようにしておけば大丈夫。
●ステップ4
適格性についての質問も、読みながら正直に答えていってくださいねー。
こういうの見ると毎回思うんだけれど、テロ活動とかスパイ行為しようとしていた危ない目な思想の人が正直にここで「はい」とかいうのかな…?ま、いいや。
ちなみに嘘の情報で申請を通ったとしても、今後の入国などに大きな影響を及ぼす可能性があるそうなので、ほんと正直にね。
じゃ、次行きまーす。
●ステップ5
ながいよねぇ。あとちょっとだから頑張りましょう!
ここからは申請内容の確認です。名前とか性別、パスポート情報などの重要記載事項に関してはあとからやり直しができないのでよ~くチェックしてください。
申請情報と旅行情報の項目の確認ボタンを押していくと、最後に検証画面にうつります。
ここで再度パスポートの番号などを記載し、ダブルチェックしていきます。
●ステップ6
ようやくお支払いです。しつこいようですが、最後にもう一度名前と生年月日とパスポートの番号を再確認。あっていれば、免責事項のところにチェックをいれて、支払いをしていきましょう。
2018年2月現在:ESTA申請費用は14ドル
クレジットの情報をいれるとこんな感じの画面になります。一応認証は保留中になっていますが、支払いがちゃんとできていていれば、ひとまず完了となります。この画面はコピーとっておくことをおすすめします。
お疲れさまでした!
ESTAの申請がちゃんとできたか確認しよう!
期限切れのワーニングは来るけれど、申請直後には特にメールが来るわけでもないESTA。ちょっと心配な人は、申請状況を確認する方法もあります。
一番初めの公式サイトのトップ画面から少し下にスクロールするとステータスの確認という画面が見えてくると思います。
そしたらここで「個人申請の状況確認」のボタンをクリック。
申請したときの情報を入力すると、自分のESTAの状況を確認することができます。
ちなみに、私は平日の昼間にクレジットで申請したのですが、5分も経たずに認証の承認を確認することができました。
●ESTAの期限切れを確認したいときにも便利
ちなみにこの機能、ワーニングのメールがどっか消えている可能性があるときとかに、自分のESTAのステータスを知りたいときにも便利ですよ。有効期限が切れている場合は、ちゃんと赤字で表示されますので、そしたら、新しく再申請してくださいね。
*本件は2018年2月現在における情報です。
*申告におけるミスやトラブルなどについては一切の保証もできませんので必ず個人の責任でお願いします。
*ESTAに関する問い合わせは公式サイトのヘルプからお願いいたします。
アメリカに出かける前には必ず申請しましょう
あぁ、また2年なんてあっという間にすぎるのかしら。そんな遠い目をしながら、2018年の2月がはじまりました。次の更新は2020年か。アメリカ好きだから、またでかける予定がそのころもたくさんあるといいけれど、ホントに自分でできる範囲の結構最大級めんどくさくって神経を使う作業だなぁとつくづく思いました。
無理だ!っていう人は業者へお願いすればいいと思いますが、結局、質問事項は同じだし、えーい!ってやってみるのも経験になりますよ。では、よき旅を。
Department of Homeland Securityの公式ウェブサイト
公式なESTAの申請はここからになります。似ている雰囲気の代行業者のサイトがいっぱいあるので、ご注意ください。日本語なので安心だよ。
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