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【避難所生活のリアル】災害時に使えるマンホールトイレや工具不要・20分で組み立てできる個室トイレ

令和になって初めての防災の日を迎えています。9月1日。今日の関東は秋晴れ。大正12年(1923年)の今日、あの関東大震災が発生し、大きな被害が出たことを私たちはしっかり教訓にできているでしょうか。

今回は避難所生活におけるリアルなトイレ事情を考えてみたいと思います。先日、家族で有明にある「そなエリア東京」という施設にでかけて、東京直下の地震が発生した後の72時間の生存率を高めるための知恵を学ぶ体験型のツアーに参加したのですが、そこで展示されていたトイレ事情もかなり衝撃でした。

仮設&携帯トイレ一覧!災害時に電気も水道も使えなくなったらどうする?

そなエリア東京で、避難所生活のトイレ事情を学びました。|【避難所生活のリアル】災害時に使えるマンホールトイレや工具不要・20分で組み立てできる個室トイレ

「被災者からの問いかけ」という目線で展示されている避難所生活のトイレの話。電気や水といったライフラインがストップしてしまって、72時間(およろ3日間)、自力で何とかしろと言われて、たぶん一番困るのはトイレではないかと思うんですよね。

タブレットでもトイレの問題を詳しく学べます。|【避難所生活のリアル】災害時に使えるマンホールトイレや工具不要・20分で組み立てできる個室トイレ

災害直後からすぐに困るトイレ問題。人間の体の生理現象、我慢なんてできないし。避難場所へたどり着くことが、ゴールじゃない。わかっていても、なかなかピンとこない部分も多いのではないでしょうか。「そなエリア東京」のタブレットでは個人で携帯トイレを持ち歩くようにと推奨されていました。

■携帯トイレにもいろいろある!

そなえカフェでは災害用トイレやトイレの缶詰など、携帯トイレの販売も!|【避難所生活のリアル】災害時に使えるマンホールトイレや工具不要・20分で組み立てできる個室トイレ

売店「そなえカフェ」(←ネーミングがいい!)でも携帯トイレが3種類販売されていました。 これらはネットでも購入できます。


災害用トイレセット マイレットmini10 [防災]【防災用品】

sanwa(サンワ) 非常用トイレ袋 くるくるトイレ20回分 400786

ブレイン【15年保障!トイレの缶詰セット(抗菌活性炭!トイレの缶詰30回分+汚物袋30袋+防寒アルミブランケットのセット) BR-350】!抗菌!サッと固まる非常用トイレ(袋付)とブランケットのセット

トイレの缶詰ってちょっとビックリはしましたが、凝固剤粉末約210g×1缶のほかに、汚物袋×30袋とアルミブランケットまでついているので、なかなか機能的でいいと思いました。

しかし、普通の外出先で被災した場合は、いつもこのトイレ缶を持ち歩いているわけにもいきません。

避難場所だって家や職場、出先のように、ひとりひとりの個室トイレが用意されているわけではないし。いざという時にどのようなトイレがあるのか、見てみましょう!

■マンホールトイレ

マンホールトイレってなに?|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

災害時の避難場所として指定されているような公園や施設などのマンホールが、こうしてパカっと蓋をあけると、下水にそのまま繋がっているから、トイレとして使えるようになっているのだそう。

施設の管理者や、防災担当者はこの使い方を知っているから、避難場所として指定されているエリアに行けば、電気や水が止まっていてもひとまずその場を何とかしのげるように対策が取られているとのことです。

出典:国土交通省公式サイト| 災害時に使えるトイレ

国土交通省のHPにも実際に災害時に使われたマンホールトイレの様子がでていました。便座や手すり、囲いも作られていて、プライバシーもなんとか確保されていそうな雰囲気です。

■便座とレジ袋のエマトイレ

エマトイレもチェック。避難所の生活を考えてみて。非常用の「くるくるトイレ」はネットでも買えます|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

ゴミ袋やレジ袋を使った「エマトイレ」という仮設トイレも紹介されていました。


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予め防災グッズのなかに、こういうパーム袋を準備しておくのもいいかも。

確かにマンホールトイレが近くにない場所で避難してしまった時には、こっちを準備するなり調整するなりしたほうが、現実的なのかもしれませんね。


sanwa(サンワ) 非常用トイレ袋 くるくるトイレ100回分 400785

売店にもあった「くるくるトイレ」という商品は、給水シートが入っているタイプのほかに便座用の段ボールもセットになっていて100回分で1万円ちょっとという商品もあるので、こういうのをチェックしておくのもいいかと思います。


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ただ囲いとかないと正直辛いですよね。こういうときのために、ポンチョがあると便利かもしれません。

■凝固剤で固める「ラップポン」

ラップポンは介護施設などでも利用されていますが、災害時にもとても有効。いざというときの備えに!|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

仮設トイレには、凝固剤をいれて、使用後にスイッチを押すとビニールでラップされて出てくるので、各自、ゴミ箱に捨てるという「ラップポン」という画期的なトイレもありました。


ラップポン・エール2(本体) ポータブルトイレ 介護用品

介護用品として楽天などで入手することもできるのですが、個人で準備するには値段が高い…!

こういうのが住んでいる地域の避難場所にあると衛生的でいいんですけどね。ただ使い方をきちんとみんなが理解していないと、ゴミの捨て忘れみたいなのとか発生しそう…。

■避難所のトイレを誰が掃除するのか問題

避難所のトイレを誰が掃除するか問題を真剣に考えておこう|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

実際、避難所のトイレの衛生管理的な作業って、結構リアルに問題が多発したらしいんです。展示物のなかにも、水洗トイレがもう使えるような状態じゃないレベルで汚されてしまったり、詰まったり、流れなくなった場合の問題なども、すぐには対応できないことが書かれてありました。

それに、トイレの安全面も女性にとっては超心配なポイントだと思います。そもそも一人でいくのも怖い。いろんな人と共同でトイレを使うという場面には、それだけ注意や危険が伴うわけです。

また汚れたトイレは病気の感染源にもなりますしねぇ。下痢をしたら受診といわれても、病院もそれどころじゃなくって、すぐに薬貰えるのかさえ微妙な感じだし。なかなか公衆トイレも仮設トイレもみんなでシェアする難しさを感じます。

■避難所には「ほぼ紙トイレ」を用意してほしい!

各避難所には、「ほぼ紙トイレ」をたくさん用意しておいてほしいな|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

個人的には、この「ほぼ紙トイレ」を各避難所に準備しておいてほしいなと思いました。まだ家庭向けの販売はなさそうで、価格も不明なのですが、家に庭とか駐車場とかにある程度のスペースがあったら準備しておきたいくらいイイです。備蓄型の組み立て式個室トイレで、素材のほとんどが紙で出来ているのですが、屋外での設置もOK。

工具不要!組み立て20分。50人で約1週間は使用できるという大容量の400リットルタンクがついている仮設トイレ|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法
組み立ても簡単。大人2人で約20分。

オールインワンの設計で、2人がかりで、20分程度で組み立てられるんだそう。しかも50人で約1週間は使用できるという大容量の400リットルタンクがついているから、結構バタバタしている時期にとりあえずこの「ほぼ紙トイレ」があったら、トイレ問題だけはいったん落ち着きそうじゃないですか。

ほぼ紙トイレ、災害時はもちろん、マラソンなどのイベントでも大活躍!|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

災害時だけでなく、マラソンなどのイベントでも活躍しているそうですよ。これを設置&管理できるスペースさえ家にあれば、いざというときに家族や親せきとも使えるし、すごくいいんじゃないかなと思いました。

私にとって最も怖いのは暗闇

被災直後の自分の精神状態まで体験できる|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

「そなエリア東京」の72時間の生存率を上げるための体験ツアーに参加してみて、エレベーター内の振動や被災後のジオラマの街、避難所のリアルさもすごくショックだったし、勉強になったのですが、私は気分的に一番怖かったのが、暗いビルのなかをひとりで歩いている時でした

一番怖いのは暗闇かも。懐中電灯とか当たり前の準備は必須ですね。|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

この恐怖感はお化け屋敷どころじゃありません。それに、普段から暗所恐怖症というわけではないのですが、不安な気持ちになっている時、自分が、一番怖いな!と感じるのは「暗い場所なんだ!」ということを実感しました。

「ほぼ紙トイレ」があればいいな、と思った理由のひとつに、人感センサーのLED証明がついているからというのもあります。

暗闇の怖さを身をもって体感。エレベーターで電気が消えて、私はパニックになりました(笑)|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

エレベーターのなかで電気が消えた瞬間は、もう半分パニックでしたし。

いつもスマホを持ち歩いているから、「ピンチのときはスマホのフラッシュの灯りでなんとかすればいい」と思っている人もいるかもしれません。しかしスマホは情報収集や助けを呼んだりするうえで、非常に重要なライフラインになります。電気が止まっている状況では、きっとバッテリーの充電もそうそう安易なことではないかもしれません。

なんかそう考えると、懐中電灯とか普通に100均とかでも手に入るわけじゃないですか。昔から言われているメジャーな防災グッズに抜け漏れがないか、きちんとチェックしておくことだけでも本当に大事だなぁと思うんですよね。


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皆さんも、この機会に、家庭の防災対策をぜひ一度見直してみてくださいね。

ARでは危険ポイントや備えの学びがもりだくさん。|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

そして、もし有明方面にでかける機会がある人は「そなエリア東京」の「東京直下72h TOUR」にもぜひ参加してみてください。被災直後のジオラマの街並みはもちろん、AR越しに見る光景や注意事項は、本当にためになる情報がもりだくさんでした。入場も参加費も無料で、個人ででかける分には、予約も必要ありません。

有明にある国土交通省が設置する防災体験施設です。入場無料。個人なら予約も必要ありません。|【そなエリア東京の「東京直下72Hツアー」で学ぶ、災害発生後3日間の生存率をUPさせる方法

悲惨な現場に出くわした時、自分がどんな精神状態になるのか、リアルな気分までイメージできる衝撃体験は、ESSE onlineでも詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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