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英国王室ゆかりのドレスも♡ロイヤルウエディングアフタヌーンティー

英国王室ゆかりのドレスも♡ロイヤルウエディングアフタヌーンティー

2022年も帝国ホテルの「英国フェア」がスタート

エリザベス女王陛下ってずーっとお美しかったですよね。ロンドンへいくたびに、英国のロイヤルがすごく国民にとって身近で愛されている存在なんだなぁと感じることがたくさんありました。

エリザベス女王陛下崩御の報に接し、安らかな旅立ちとなりますよう心よりお祈りいたします。


さて、思いがけないタイミングとなってしまいましたが、2016年からやってる帝国ホテル人気の英国フェアが今年もはじまりました。私、今回は仕事じゃなくって学生時代の友人と久しぶりにのんびり「インペリアルラウンジ アクア」へ。軽食やスイーツはもちろん、英国王室ゆかりの展示物も素晴らしく、まるで美術館のなかでお茶しているような気持になれます。テーマはヴィクトリア朝に始まり現代のウエディングのスタイルにも受け継がれる”ロイヤルウエディング”。

おしゃべりに夢中だったんですが、お写真も少しとったのでご紹介します。

これぞ英国式!ときめく帝国ホテルのロイヤルウエディングアフタヌーンティー

帝国ホテルのロイヤルウエディングアフタヌーンティー

友人とオシャレして、ウェルカムティーのチャリホを飲みながらつもる話をしながらのくつろぎのひと時。私は王侯貴族ではありませんが、一般ピープルでもこんなにおもてなししてもらえる時代に生まれてよかったー\( #‘▽’#)/

◆1段目はデザート

東京料理長・杉本雄氏がエリザベスⅡ世女王陛下に贈る「45°」というメインのスイーツ

真ん中の白いケーキが東京料理長・杉本雄氏がエリザベスⅡ世女王陛下に贈る「45°」というメインのスイーツ。英国王室で礼装時に着用されるティアラが45度傾けるのが最も美しいという逸話から着想を経たそうです。

ケーキの中には、英国産ロゼスパークリング “ナイティンバー”を使用したババ、エリザベス女王がお好きだという“苺”のコンフィチュール、英国伝統の“シムネルケーキ”などが層になっていました。ちなみにこのケーキ、駐日英国大使館及び在大阪英国総領事館が企画の「プラチナ・ジュビリー ケーキコンテスト」で準優勝を獲得したそう。これ食べられるだけでもすごく価値があるアフタヌーンティだと思います。

ほかは、バッテンバーグタルトにレモンドリズルケーキ、チョコレートティフィン。

◆2段目のセイボリー

コロネーションチキンのアーモンド香るチュイル添え ~エリザベスⅡ世女王陛下戴冠式より~

ウエディングではオレンジブロッサムの花冠が使われていたそうで、それをモチーフにしたお料理も。コロネーションチキンのアーモンド香るチュイル添え ~エリザベスⅡ世女王陛下戴冠式より~ は、けっこう食べ応えもありました。

煌びやかなスモークサーモン ~ウエディングリングに見立てて~

私はこの煌びやかなスモークサーモン ~ウエディングリングに見立てて~というお料理、ハートにくりぬかれた赤いラディッシュはロイヤルリングをイメージされたんだそう。

◆3段目はセイボリー

サンドイッチとスコーン。

エリザベス女王といえば、お帽子!奥のパイは、パスティハットを華やかなスタイル。なかにはお肉がぎっしり。

帝国ホテルのスコーン大好き♡

スコーンもサンドイッチもおいしかった。アフタヌーンティのド定番だけど、スコーンの数だけ、思い出が残る。こういうのいいなと思い始めるようになったの20歳すぎてからなんだけど、毎回、ぜんぶちゃんと覚えていられる。

◆夕暮れの「インペリアルラウンジ アクア」が心地よすぎ

コロナのせいで友人とも会うのが久しぶりすぎて、お互い報告する近況の内容が濃すぎて、会話も大盛り上がり。ほかのお店だったらこんな風に時間を使えないよなぁと思いました。これこそアフタヌーンティの醍醐味ですよね。うちの夫にはまったく理解してもらえないけれど(;’∀’)こういう無駄っぽい時間が人生を豊かにしてくれるのだ。

お茶の時間にスタートして、たっぷり夜までしゃべりっぱなし、食べっぱなし。すっごくたのしいひとときでした。

英国王室の歴史に思いをはせる。ティアラにドレス、カトラリーも

ヴィクトリア女王ゆかりのドレス。

このアフタヌーンティをいただける帝国ホテル17階のインペリアルラウンジ アクアでの、英国王室ゆかりの品々の展示にもうっとりしちゃいました。

私はお姫様ではないけれど、やっぱあこがれちゃいますよね。時代を超えて、愛される美しさ。ロイヤルの歴史の重みを感じます。

結婚式の花嫁の頭上にオレンジの花を飾るという習慣があるらしいよ。

ギリシア神話から生まれたという結婚式の花嫁の頭上にオレンジの花を飾るという習慣。オレンジは「純潔の象徴」。ただ開花時期が短いのでヴィクトリア時代にはローワックスで作った花が使われていたそうなんですが、それは大切に保存され、子や孫の結婚式へ受け継がれていたといいます。お金を出せばなんでも手に入る現代ですが、こういう話を聞くと受け継がれる古いものの価値を改めて考えさせられますよね。

愛子さまがティアラを新調されなかった件もたびたびニュースになるけれど、あれはあれで、すごく素敵なご判断だと個人的には思います。

英国王室伝統の扇子。

華やかなサロン文化が繰り広げられた18世紀ごろには、扇子を持つことが女性のたしなみでステイタスシンボルだったそうですよ。一見シンプルに見えるんだけど、象牙やべっ甲、真珠の母貝が使われたすごく豪勢なもの。レースの細工もすごくきれいです。

銀のカトラリーも素敵。

銀のカトラリーも。私も好きで、いつぞやパリでクリストフルをそろえたんですけれど、値段こそ割としたけれど、あれマジで一生ものですよね。銀のカトラリーはプライスレス。

帝国ホテルの英国フェアの展示。

それにしても学生時代の友人というのは利害関係ないからなんでもしゃべれていいですね。お互い社会人になってもう十数年たつわけだけど、これからもこういう関係性を大事に保っていきたいです。友達って大事だ。

というわけで、美術館のなかにいるようなすごい充実の展示も素敵なときめき満載の帝国ホテルのロイヤルウエディングアフタヌーンティー。また女友だちといこう。幣夫にはこの良さはわかるまい…。


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