ミイラにロゼッタストーン!無料なのにスゴイ大英博物館の展示

1日が早い。思わぬ方向から投げられた変化球にアタフタしていたら、窓の外が真っ暗になっています。いつの間にこんなに時間がたったんだー!と哀愁漂う週明けでした。こんにちは。こんばんは。おはよう。

日本が涼しくなってきたなーと思える今くらいのシーズンにヨーロッパに出かけると、すっかり冬がきていて「どうして私、ダウン持ってこなかったんだー!」って向こうで買う羽目になったりするので、ご注意を。あったかくして出かけましょう。今回は、そんな秋めく寒さのロンドン観光の定番「大英博物館」のお話です。

朝、でかけると天井から日差しがイイ感じに差し込んでいて幻想的。以前、大英博物館を一人でぶらついたという話をチラっとしましたが、滞在時間はどのくらいとったらいいのか?とか、ツアーに参加したほうがいいのか?など、はじめていく人にとっては気になる疑問に個人的な感想を交えて応えていきたいと思いますの勝手なコーナーです。今日もよろしくお付き合いを。

見学所要時間のおすすめは?!3時間~まる1日。

大英博物館の件で、一番よく聞かれるのが、この質問。計画を立てるときに、何時間分とればいいか?という疑問です。これは、もう「あなたのアートや歴史に対する関心の高さに比例するところなので、なんとも言えません」と話しているんですが、そんなに博物館に重点をおいていなくって、ただ単に「行きましたという記念に」という程度だったら、3時間もあれば主要な箇所は見て回れると思います。ただ、ミーハーな私も、はじめ、その程度のつもりで、立ち寄ってみたのですが、所蔵点数は実に800万点以上。実際に展示されているのは、そのうちの15万点ほどと言われていているんですが、これを順番に真面目に見て回ったら、2日とか3日は普通にかかるくらいの規模であることは間違いありません。

私は結局、朝でかけてお昼にはでるつもりだったのですが、到着したらけっこう楽しくなっちゃって結局まる1日かかりました。

クレタ島でみた遺跡のオリジナルが、この大英博物館にもあると知り、必死で探したんですが、係りの人に確認してもらったところ、常時展示をしているわけではないそうで、本物に出会えず…残念でした。博物館のなかには、イスもたくさんあるので、お気に入りの展示物をぼんやり眺めているだけでも贅沢な気分になれますよ。あとは、ランチをしたり、お土産物屋さんで自分用の記念品を買ったり、「あそこもう一度!」みたいなことをしながら、2周半もするとあっという間に夕方です。そんなわけで、けっこう満足度の高い1日にはなりました(;^_^A

ただ、ロンドンには、ほかにもおもしろいスポットが山ほどありますしね。たとえば、日本からよくあるツアーの4泊6日の計画で、大英博物館に本当にまる1日使ったら、すごくもったいないような気もします。よほど、欧州の歴史やここに展示されている美術品などに高い価値をおいているなら、たっぷり時間をとるべきだと思いますが、そうでなければ、MAXまる1日。サラっと見るなら3時間といったところではないでしょうか。

個人ででかけるか or ツアーに参加すべきか

英語のレベルとかにもよりますが、私のおすすめは個人です。理由は、自分のペースでまわれるから。決して、団体行動が苦手だからどかではないよ(笑)さっきも書いたんですけれど、大英博物館、展示物がとても多いのですよ。で、どれもがスゴイ。

南北アメリカの発掘品(ルーム24)に鎮座していらっしゃるこちらのモアイ像さんなんて、イースター島から持ってきたという、本物。モノの価値というのは、見る人によってさまざまですし、見つめていたい時間もまちまちですから、限りある滞在時間、自分のときめくものだけにフォーカスしながらゆっくり回りたいと思う人にとっては、個人でいくのがイイのではないかなと思います。

ただ、美術史とか展示の流れなどがよくわからないし、書いてある説明もわからない(そもそも英語のレベルに不安が…)という人には、ツアーもおすすめです。大英博物館って、入場料がかからないので「絶対に個人でいくべき!ツアーなんかに払うカネがもったいないぞー!」とおっしゃっている旅人さんもいらっしゃいますが、現地ツアーって、比較的リーズナブルなものも探せば出てきます。なので、一度調べてみることをお勧めします。いま、パッと調べて出て来たのは3000円くらいのものがありました。

(参考)https://www.tripadvisor.jp/AttractionProductDetail-g186338-d11927222-The_British_Museum_Tour_The_Ideas_That_Made_Our_World-London_England.html

これ私は参加したことないので、なんとも感想は言い難いですが、英語だねぇ。日本語ガイドがつくと、途端に料金が跳ね上がるのも事実。GBP88とか言われてしまうと、普通に1万円こえてきますからねぇ…。それで〇〇に何時集合!って時間を拘束されて、見どころの説明とかもナイよりはいいと思いますが…、どうなのかな?というのが私の意見。料金と拘束時間、そして観光するときの不安バランスを比較しながら、うまく調整してみてください。

大英博物館で心を動かされた個人的見どころ

あまりアートに関心が低い方のミーハーなアラサーの意見になりますが、ここからは、私が見てみて心を動かされた大英博物館の展示物をご紹介したいと思います。それではまいります、ヒアーウィーゴー。

1.エジプトのミイラの展示(ルーム62-63)

なんといっても、一番衝撃が大きかったのがエジプトの展示。教科書やテレビでしか見たことがなかったミイラがガラス越しにはなりますが、こんな風に展示されています。これが、レプリカだったら何とも思わないんですけれどもね。本物って、ドキっとする怖さにも似たインパクトがあります。

大英博物館の展示物の中でもトップクラスの人気を誇るミイラの展示。古代エジプト人にとっては、死は新たな人生へのはじまりだったのだそう。永遠の命と来世での復活を信じて、70日間もかけてミイラを作っていたという、その製造技術の解説などもありました。その死生観とかを考えると、ちょっと不思議な気分になりませんか?

復活こそしていないけれども、こうして悠久の時を超えて、現代の人たちを魅了している感じ。そして、もしかしたら、いつか今の技術や科学では無理なことも実現するようになった時、この人たちは復活するんだろうかとか、真面目に考えちゃいますよね。AIが作る10年先の未来はみんな何となく知っているような気分でいるけれど、次の1000年、2000年先の未来なんて、全く想像ができないし。

ここの展示室は撮影もOKということにはなっているのですが、このミイラや骸骨が本物である以上、カメラを向けていいのか、どうなのか、思いを馳せれば馳せるほど、妙な複雑さが増すのでした。

2.考古学のスーパースター!ロゼッタストーン(ルーム4)

大英博物館にはいろんなお宝がありますけれども、なんだかんだ言っても、ロゼッタストーンは人だかりが途切れることがありません。大英博物館のなかでも一番の宝物。教科書の片隅で見たのと、実物は大違い。高さが縦114.4cm、横幅72.3cm、厚さ27.9cm。思っていたよりも大きくてびっくりしました。何事も百聞は一見に如かず。「ワァ!」という言葉が自然に口から出てくる感動を何度も体感したくなって、一番リピートした展示でもあります。ギリシアの展示みて、またロゼッタみて、ローマの展示みて、またロゼッタみて。こういう時に性格がでるなーと自分でも思いました。ストーカーみたいだ(笑)

また考古学史上の最大の発見とか言われていますが、このロゼッタストーンを発見したのは、考古学のどこかの大学のエライ先生とかではなく、あのナポレオンというのも、人々の関心を集める魅力ポイントではないでしょうか。で、2つの古代語が刻まれていることがわかると、ますます多くの人の関心をひいたというから、生まれながらのサラブレット。何度も、何度も、じーっと見つめていたくなる不思議な石でした!

3.日本の展示(ルーム92~94)

で、最後にお話しするのは日本の展示。日本人にとっては、世界から、日本の歴史がどんなふうに見られているのかという部分に関心があったから、ほかにも壮大な展示物はたくさんあるんですけれども、すごく心を吸い寄せられた場所でした。3階のちょっと奥まった場所にあってわかりにくいんですけれども、ぜひでかけてみてください。

三菱商事がスポンサーをしているようです。紀元前5000年とかの縄文時代の土器などから、戦国時代の武士の鎧、そして現代のサブカル的なものまで、包括的なコレクションが展示されています。特に、私が出かけたときには、特別展(別料金)で「春画」が大盛況だったこともあり、より日本の文化を深く知ろうとする世界の人であふれかえっていました。春画のパワースゴイ!と思った瞬間です。

ロンドン観光の拠点に!大英博物館までのアクセス

大英博物館へのアクセスは、地下鉄のトッテナムコートロード(Tottenham Court Road)駅もしくは、 ホルボーン(Holborn)駅の中間くらいにあります。どちらの駅からも歩いて5分ほど。ラッセルスクエア(Russell Square)駅やグージストリート(Goodge Street)駅からも徒歩圏内です。近くには大学があるせいか、公園とか飲食店も多く、ランチとか、外のベンチでサンドイッチ食べたりするのもいいかも。

というわけで、壮大なスケールを誇る大英博物館の個人的な感想をまとめてみました。最後に断っておきますが、15万点の展示物、私はまる1日かけて、2周半しながら、興味あるところだけに張り付いたり、何度も戻ったりという、かなり奇妙な見学の仕方をしながら遊んできた、きっと美術史にお詳しい方からしたら偏りまくりな意見ばかりだったかと思いますが、悪しからず。では、ごきげんよう。そろそろ紅茶の時間にします。

 

【INFO】

今回ご紹介したスポットはイギリスの首都・ロンドンにある人気観光スポット「大英博物館(British Museum)」になります。
住所:Great Russell St, Bloomsbury, London WC1B 3DG
入場料:無料(特別展は有料です)
営業時間:10:00〜17:30の金曜日は20:30まで(*詳しくは大英博物館公式サイトでご確認ください)

 

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