1957年カナダのトロントで創業したダウンブランド<カナダグース>。もとは防寒性や機能性重視!って感じでしたが、近年はファッション性が高まってきて人気ですよね。一時は、「すべての都民がモンクレールのダウンを着ているんじゃないか?」って思った冬もありましたが、最近はカナダグース派が増えてきました。
今回は、バンフの街にある最大級のショッピングモール<Cascade Shops(カスケードショップス)>のカナダグースのお店にあったちょっとおもしろい試着ルームをご紹介します。
極寒の世界を体感できる!カナダグースの「The Cold Room」
カナディアンロッキー観光の拠点におすすめなバンフの街。ダウンタウンのど真ん中にある<Cascade Shops>の1階にカナダグースバンフ店があります。
ここ、店内に「The Cold Room(コールドルーム)」という特殊なお部屋があるんですよ。
◆カナダグースのダウンを着てマイナス21℃の極寒体験
店内にあるカナダグースのダウンを試着したまま、お客さんは「The Cold Room」で極寒体験をできるというサービスです。店員さんがボタンを押すと一気にマイナス21度の世界へ…
「一番あったかいよ」と勧められた青いダウンをチョイスして「The Cold Room」を利用する夫。「ぜんぜん寒くなーい」と嬉しそうな表情&ジェスチャー。
外からは中の声はぜんぜん聞こえません。しかし、「足元ユニクロのチノパンじゃ寒いだろ」と爆笑で見守る私と店員さん。
本人はカナダグースのすごさに大満足の様子でした。バンフの街にいったら、面白いから是非やってみるといいと思います。
カナダで買うと、日本の販売価格よりだいぶ安いし。
しかし、これわざわざバンフに設置する必要ありますかね?
私は思いましたよ。「これ、東京にほしい!」と。だって、都内でマイナス20℃体感する機会、まずないじゃないですか。アイスランドとかカナダとか、こうちょっと想像できないレベルの極寒エリアにわざわざ真冬にでかけようとするとき、本当に何を着ていけばいいかわからないんですよね。なんなら、ポカポカな都内でカナダグースの威力なんて、正直必要ないんじゃないかと思うし。
現地についてみて、湿度のない異常なカラっとした寒さにびびり、風が吹いたときの絶望的な気持ちあじわい、やっと実感するわけです。そして、あれも足りない、これも必要だ、と。大騒ぎながら、慌てて現地のショップで日本でぜんぜん使わなさそうなスキーウエアとか買っちゃったりするのもいい思い出にはなるんですけれど。
朝は凍り付いた表面にフロストフラワーとかいう霜の結晶まで見れるような湖。風が吹けば空中の水分が凍るなんとかダストが発生してキラキラ光る。一歩外にでれば、普通にマイナス20℃を平気で下回る。
こういう状況って本当に実際にいってみないと、イマイチ想像しにくいんですよね。だから、コールドルームをぜひ東京のお店に作ってほしい。
そしたら、お尻を冷やしながら外でビーバーテイルをかじったあの日の夜を思い出せそうな気がするからね。
今回ご紹介したスポットは<CANADA GOOSE(カナダグース) CASCADE PLAZA STORE店>です。
カナダだと日本より種類も多いし、値段も為替によりますがだいぶリーズナブルに購入できます。ぜひ旅の思い出に!
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