初めてみたときは、この夜景の正体がボロボロの壊れかかったアパートと知って
なんかショックで正直あんまり感動できなかったけれど、
そのひねくれた捉え方は、10年たった今も変わっていませんでした。
きゃ~とか素敵~とかロマンチックな気持ちに1ミリも浸れない
気の毒な女だな~自分っていうのもありますけどもね。
ただ昔上ったときは、ビクトリアピークまでピークトラム(Peak Tram)で
一瞬で山頂までと到着してしまったんだけれども、
今回は、バスでゆっくり登ったというのもあって、窓からだんだん高くなっていく
ビクトリアハーバーの景色のほうには、割とわくわくできました。
山頂の見下ろす感じよりも、同じ目線くらいの街並みの方が
近くて迫力もあって、いい感じって思って。
車窓から「今20万ドルくらい、今、50万ドルくらい」ってうきうき盛り上がってました。
本当に感動ポイントがズレてる・・・
で、帰りはトラムでスルっと降りようとしたらこの行列。
こりゃ並べねーわ。
というわけで、帰りもバス(みんな知らないのかな?ってくらい人がいない)で
窓にかじりつきながらの下山でした。
ちなみにバスは治安的にはちょっとクエスチョンマークなので、
乗るならやっぱり男性同伴をおすすめします。