フランスの中東部に位置するディジョン(Dijon)という街をご存知でしょうか?近くにはあのロマネコンティで有名なブルゴーニュの葡萄畑もあって、ワインが好きな人にはぜひとも一度足を向けてほしい素敵な街なんです。
今回は、そんな中世の香りが残るディジョンのパワースポット的な場所をご紹介したいと思います。いいことあるかもよ~♡
ディジョンのシンボルノートルダム・ド・ディジョン教会
ディジョンの中心部にあるノートルダム教会(Eglise Notre-Dame de Dijon)です。1250年に建てられたゴシック様式の教会で、黒い聖母があることで知られています。
◆ユニークなファザードをくぐると…
門にはガーゴイルという雨樋の機能をもった彫刻が。すごく個性的ですよね。このファザードをくぐると、中には静かで厳かな空間が広がっていました。
ミサ中は入場できませんが、それ以外の時は出入り自由。服装はカジュアルで大丈夫です。
コロナ以前から、こんな感じでぜんぜん人少ないので(;^_^A安心して観光できますよ。
◆教会のステンドグラスにも注目
このステンドグラスは、ディジョンに唯一残る13世紀のものなんだそう。ゴブラン織りのタピスリーやジャックマールという珍しい鐘つき人形のついた時計など、ゆっくり歩いて回るだけでも結構見どころが多いスポットです。
でもここまで来たらぜひともチェックしてほしいのが‥
左手で触ると願いが叶う!<幸福のふくろう>の場所は?
ディジョンのノートルダム教会には、左手でフクロウのおなかをなでなですると願いが叶うという伝説がある<幸福のふくろう>があるんですよ。場所は教会の外側、北側。いったん、外へでて教会の脇へ回ると小さな像があります。触られ過ぎて、溶けているみたいになっているけれど。
このフクロウは観光客のみならず、地元の人にも愛されているんですって。まさにディジョンの街の象徴的な存在!このフクロウがある通りの名前も「シュエット通り(Rue de la Chouette=フクロウの通り)」なんです。な・の・に!
◆実はフクロウじゃなかったらしい…?!
ディジョンを震撼させるニュースが飛び込んできました。なんと、このフクロウ、実はミミズクでした!と地元の新聞がスクープしたのです。そもそも何でここにフクロウの彫刻があるのかなど、けっこう謎が多いんだそう。フクロウはキリストの象徴とか、ギリシア神話に登場する知恵の女神『アテナ』を象徴しているなど、諸説あるようです…。いずれにせよ、神秘的な存在ですね。
◆とはいえ、ディジョンの人に愛されるフクロウ
でもディジョンの街を歩けば、主要スポットへ向かう道にご丁寧に矢印の案内が出てたりするのですが、そこにもこうしてフクロウがいるなど、すごく親しまれた存在なんだなぁと感じます。ワインを飲みにディジョンへ立ち寄ったら、ぜひ名物の<幸福のふくろう>をなでなでしに行ってみてください。イイコトあるかもよ♪
今回ご紹介したスポットは<ディジョン・ノートルダム教会(Eglise Notre-Dame de Dijon)>です。
住所:2 Place Notre dame, 21000 Dijon
ディジョン(DIJON VILLE)駅から歩いて 15分くらいの場所です。フクロウは教会の外側にいます!
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