東京でしか買えないお菓子
私は仕事柄あっちこっち取材へいかせていただいているわけですが、そのなかでも本当に衝撃的だったグルメといえば、「wagashi asobi(ワガシ アソビ)」さんの羊羹です。
◆大田区の長原にある小さな和菓子屋さん
お店は東急池上線の長原駅から歩いてスグのところ。私はかつてこの沿線沿いの会社に勤めていたことがあるんですが、それでもほとんど通りすぎてばかりで降りることがほとんどなかった超マニアックな場所。
和菓子屋さんというより、工房といった雰囲気のとてもかわいらしいお店です。
あれは確か学生向けの就職サイトに掲載する用の「和菓子職人の仕事紹介」みたいな内容で話を聞きに伺ったのですが、その活動内容に驚かされました。フランスの世界的な超有名ブランドとコラボしたりNYの展覧会やパリで茶会を開催されていたり…。
「へぇ、すごいっすねぇ」とか言いながら、一口いただいたこの羊羹の味に衝撃!度肝を抜かれました。
パンにもワインにも合う!ドライフルーツの羊羹
すでに当時から国内でも「ネオ・和菓子」みたいなキャッチーな感じで紹介されていたんですが、なんかそういう軽い言葉じゃぜんぜん表現しきれないレベルのおいしさ。
北海道産小豆を沖縄県西表産の黒糖を使い、寒天やラム酒などとともに丁寧に炊き上げられたきめの細かいこし餡にくるみ・ドライいちご・ドライいちじくがゴロっと入っているのです。これが猛烈においしい。ほかの和菓子と全然違うので、びっくりしました。
◆「パンに合う和菓子を作って欲しい」と言われて開発した羊羹
もともとは、ご友人からイベント用に「パンに合う和菓子を作って欲しい」と頼まれて開発されたのだそう。私の超個人的な食べ方のおすすめは、バターリッチなコッペパンにクリームチーズを塗って、ドライフルーツの羊羹を挟んだり乗せたりして食べること。これ、ほんっとうにおいしいから絶対試して。
ここぞ!という大事な場面の手土産や贈り物に
有名だけれどなかなか買いに行きづらい、東京で一番おいしい和菓子。でも本当「ここ大事!」という場面や、大切な人へのプチギフトとして気を使わせないように贈り物をしたいときには、私はこの「wagashi asobi(ワガシ アソビ)」さんのドライフルーツの羊羹を用意することにしています。確実に喜ばれるよ。
今ではなく、もうここ数年前からずっと!私のNo1東京手土産。
今回ご紹介したのは「wagashi asobi(ワガシ アソビ)」さんのドライフルーツの羊羹です。
稲葉 基大さんと浅野 理生さん(お二人ともめちゃくちゃ気さくでいい人だった!)という和菓子職人さんによる創作和菓子ユニット。お店には「ドライフルーツの羊羹」「ハーブのらくがん」が並んでいて、ものすごいこだわりを感じました。
住所:〒145-0064 東京都大田区上池台1-16-2
TEL & FAX:03-3748-3539
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