朝と晩がしっかり冷え込むようになってきました。ついこの間、修善寺の紅葉が赤くないよー!という記事を書いたのに、氷川神社の大イチョウが今年も見事に紅葉していて、歩きながら思わず感動してしまいました。
ちなみにこの木、樹齢400年を超えるといわれる大銀杏で、都内のパワースポットとしても有名なんですけれども、朝の佇まいは、なんだか神様でも空から舞い降りてくるんじゃないかってくらい神々しくないですか?風が吹くと、黄色い葉っぱがヒラヒラ落ちてくるんです。さーあ、もう今日もがんばっちゃうぞー!なーんて空回りしたくなってきたりするでしょ。
そして、パソコンを開くと、そんなに忘れたいことなんてないくらい特段大きなストレスもないフリーランスライフを送っている私のもとへ、忘年会のお誘いとかがきたりする時期になりました。このまま12月に突入したら、本当に大事なことからキレイに忘れてしまいそうなので、私の中の最近の一番のトピックス!ゆるくなかった2018年のゆるキャラグランプリのニュースのアレコレを書き留めておきたいと思います。
もくじ
目立ってしまった「こにゅうどうくん」と四日市市長
組織票が云々でもめていた三重県四日市市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」。
出典:ゆるキャラグランプリ2018年結果発表 http://www.yurugp.jp/ranking2018/
ふるさと納税の件でも政府といかつく対立している大阪府泉佐野市の「イヌナキン」などとともに、その組織的な投票の実態に疑問が呈されて、ただただ気の毒な気持ちになってしまいました。こんな形で盛り上がるのは運営サイドもきっと思ってもみなかったことだったハズなんですが、2011年にグランプリを獲得した「くまモン」の世界的な活躍ぶりをみたら、なんとかしたいと思った地方自治体の気持ちもわからないでもないのであります。
賛否両論はありましたが、「こにゅうどうくん」の知名度がこういう形で広まってしまったことを、四日市市の市長は「終わったらノーサイドです!」なーんてさわやかにおっしゃっていましたが、これに限って言わせてもらうと、「こにゅうどうくん」がかわいそうだよ。「こにゅうどうくん」はかわいいです。おそらく、四日市の市役所の皆さんが、毎日ポチポチせずとも、ファンだった人たちが一生懸命投票してくださっていたはずでした。四日市の市役所の皆さんが、好きでやっていたのか業務命令でやっていたのか、よくわけわからない形で毎日ポチポチした結果、「こにゅうどうくん」のイメージが悪化するようなニュースが大量に流れ出たのは事実です。四日市市自ら、「こにゅうどうくん」のアンチを作って、どうするんだー!と「こにゅうどうくん」ファンたちは、きっと悲しかったと思うんです。
しかしですよ、何度もいいますが「こにゅうどうくん」はかわいいです。妖怪だけれど、私は好きですよ。幸せにしてくれるという舌をいつか触りに行きたいです。
とんだ被害を被った「いが☆グリオ」と伊賀市長
今年は出場していなかった三重県伊賀市の「いが☆グリオ」ですが、なんと、今回の組織票騒ぎに巻き込まれるというとんでもない被害を被っていたというニュースが流れていました。
人気投票「ゆるキャラグランプリ(GP)」で上位進出を狙う自治体が「組織票」を投じていたことを取り上げたNHKの番組ホームページ(HP)に、GPにエントリーしていない三重県伊賀市の「いが☆グリオ」が目立つ写真が使われ、掲載を知った関係者が「組織票の話など関係ないのに」と憤っている。
引用:朝日新聞
そんなバカな~!と思って調べてみました。
出典:NHKクローズアップ現代公式HP http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4211/
なんだこれは!!!
とんでもない印象操作ですね。
NHKのニュースの人だけでなく、キャラクターというと、どうも子供向けと思ってバカにする人が多いことを、常々嘆かわしく思います。
本当は、日本のキャラクターパワーってすごいんですよ。どんなエライ政治家よりも、スポーツ選手よりも、文化人よりも、圧倒的な知名度を誇るキティちゃん。スーパーマリオ。ドラえもん。ピカチュウ。日本には数えきれないくらい魅力的でかわいいキャラクターがいっぱいいることが、私は日本人としてとっても誇らしいです。ゆるキャラだって、そう。次々に出てくるくまモンの卵にみんなワクワクときめいている最中、NHKやってくれたなー。プンプンだぞ!
しかし、この「いが☆グリオ」事件を報道されていた朝日新聞のニュース、結びに、伊賀市長も「ニュースで犯人の顔写真を間違えたのと同じ」とお怒りになられていらっしゃる部分にも触れていて少し安心しました。「いが☆グリオ」、よかったね。市長が真面目に抗議してくれているよ!それにしてもカメラ目線でドヤ顔してる「いが☆グリオ」も、すごくかわいいです。
馬じゃないけれどダークホースとなった優勝の「カパル」
いろいろあったけれど、温泉宿のソファでニュースを見ながら優勝が埼玉県志木市のカパルになったことを知り、私は小さくガッツポーズ!
出典:ゆるキャラグランプリ2018年結果発表 http://www.yurugp.jp/ranking2018/
振舞きゅうりをしながら飛び回るというキモオタカッパという触れ込み。私はやっぱりオタクが好きです。かわいくってオタクだなんて、最高です。それに、組織票と思しきものを削除した結果の大躍進みたいな感じで報道されていましたが、きっと全国の(もしかしたらまだ埼玉だけかもですが)カパラーたちが、一生懸命投票したのかと思うと、なんだか涙が出てきそうなサクセスストーリーなのであります。
あぁ、神様、いるんですね!良かったね、カパル。ファンタビ2でなぜか、河童がめちゃくちゃ恐ろしい生き物みたいに描かれていましたが、今こそ世界に発信したいですね。カッパはかわいいんだぞー!!
というわけで、私もインスタやツイッター用に、近々、カパルのぬいぐるみをどこかで調達したいと思っているんですが、どこで買えるのでしょうか?早く東京駅のキャラクターストリートあたりで買えるようにしてほしいなと思いました。
そうそう、私のツイッターのフォロワーさんでもある東京都の「ちぃたん☆」12位の大健闘!おめでとう。しかし、東京都の人口ボリュームからすると、50406ptという数字はまだまだ伸びしろを感じるところですし、私の応援が足りなかった部分も反省が残るところ。次、がんばろーう!
SNSで広がるキャラクターの輪
さて、私はというと「羊ヶ丘ひつじとお友達」というアカウントで、ぬい撮り写真を中心に発信をはじめているんですが、このアカウントを作ったの、実は今年の春のことなんですよね。まだまだ日が浅い。というか1年もたっていない。
でもおかげさまで、フォロワー数が4660人を超えて、ぬい撮りさんやそうでない方々ともとても楽しく交流させていただいています。で、何よりビックリしたのが、インスタを通じたいろんな出会いもあったということです。
仕事先で「食べてくださってありがとうございますー!」と急に握手してきた某老舗メーカーの社長さん。「ぬい撮りに関する意見をうかがいたい」と、この機嫌悪そうな私に直接取材を申し込んできた勇気ある某大学の学生さん。そして、プロフィール写真にしていたひつじのぬいぐるみの似顔絵をわざわざオーストラリアから郵送で送ってくださった熊のぬいぐるみさん(当事者は、先方が男なのか女なのかも不明)。このような、ネットの世界のアレコレがリアルでつながるという面白い体験をさせていただきました。
これ、運用をはじめてたった半年で起きた出来事かと思うと我ながらびっくりします。
ただ、ひとつ言えることは、私がキメ顔&ドヤ顔をさらしてたところで、きっとこういう展開にはならなかったということ。すべてはキャラクターたちのかわいさのおかげなのです。直接ビジネスにはならなくっても、また私のしらぬところで、いいご縁をキャラクターたちぬいぐるみが繋いでくれるといいなーと他力本願な年末をむかていているのでした。
というわけで、カパルを買わねば!!