ライオンキングは英語再学習には厳しそう
今回のディズニー作品で英語のリスキリング企画、タイトルは『ライオンキング実写版 (The Lion King 2019)』です。「実写」っていっても冒頭の日が昇るシーン以外は全てCGなので、何をもって「実写」とするのか分かりませんが…。しかしCGの出来が素晴らしいので、躍動感ある動物たちを満喫できる作品になっています。スカーと最後に戦うシーンはもう少し期待してたのですが、ちょっとあっけなかったかな。あとシンバとスカーの見分けがつかないシーンもあり、応援しづらい(;^ω^)
※ アイキャッチ画像の出典:Disney+公式サイト(ライオン・キング)より
評価
映像で勝負している分、セリフがない時間が多く、学習の点では間延びします。また、単に動物の鳴き声とか唸り声とかの時間も長く、勉強にはなりません。歌もそれほど学習に適した感じではないですね。「Hakuna matata」とかスワヒリ語ですし(笑) あと古い英国表現とか動物の固有名称とか、少々マニアックです。ちょっと細かい単語に興味がある人にはいいのかも知れませんが、英語学習機会が少ないわりに、機会が訪れると突然難しい、そんな感じの作品でした。
難易度:★★★★★
学習向き:★★
プラス面
全体的に英語はスロー(特にシンバの子ども時代)。動物を使った表現がちょくちょく使われるため、覚えたい人には参考になるかも。キャラクターの声に特徴があり、聞き分けやすい。
マイナス面
英語のない時間(単に動物が走ってるとか戦闘シーンとか)がかなり長い。他の効果音や音楽とかぶっていて聞き取りにくいこともある。鳥とか動物の細かい名前は今後使う機会少ないのでは…。
ライオン・キング(実写版)を英語で楽しむための単語帳
英語のみでライオン・キング(実写版・2019年版)を観る前に覚えておきたい単語です。難易度の低い単語が混ざっているかも知れませんが、復習がてら選んだ単語か、私の英語の日常使いでは登場しない単語だと思われます(;^ω^) TOEIC700点くらいの人であれば、これらの単語を事前に暗記しておくことで、英語字幕をほぼ読みこなせると思います。なお、イタリックは私の勝手メモです☆
シンバ幼少期
feast | 大いに楽しむ。名詞の「ごちそう」は知っていたが動詞でも使うのか |
His Majesty | 国王陛下。直接呼びかける際にはYour Majesty |
genuflect | ひざまずく。スカーは少しは兄を敬え |
commoner | 平民・庶民。commonな人ね。私が発することはなさそうな単語だが… |
disrespect | 軽視、無礼。ディスるの語源(?)ですかね |
tremendous | ものすごい、とてつもない。まぁ嘘ですけどね |
brute | 動物の本能の。まぁスカーは知能派だから |
woodpecker | キツツキ。peckはつつくという動詞 |
beak | くちばし。意外にも初見の単語 |
concuss | 脳震盪を起こさせる。名詞形はconcussionね |
watering hole | 水たまり、水飲み場。waterfallと音が似てる… |
antelope | インパラ、カモシカ。動物園で英語表記も見てみよっ |
buzz | ハチのブンブン音。バズワードのバズですね |
caught necking | 首を絡ませる。キリンの話ですね |
pounce | 急に飛び掛かる。う~ん、初見ですな |
baboon | ヒヒ(霊長類)。よっぽど使うことはないだろうが |
go ape | ひどく興奮する。ヒヒがapeになる…ふむふむ |
cub | 幼獣。カブスカウトとかのカブね |
スカーの入れ知恵
downwind | 風下、追い風。狩りの基本ですよね |
den | ねぐら、すみか。ドイツ語の定冠詞かと… |
oozing mud | にじみ出る泥。馴染みのない単語だな |
mane | たてがみ。ライオンなのでね |
behind the ears | 未熟者、青二才。耳の裏も乾いていない若造が~ |
dodo | 時代遅れののろま。絶滅した大型の鳥に由来する模様 |
molt | 狂気する。脱皮とか羽根の生えかわりとかの意味も |
betrothed | ~と婚約。むむっ、初見。engagedだけじゃないのか!? |
affianced | ~と婚約。むむっ、初見。フィアンセ的な!? |
monarch | 君主。少しずつSimbaに帝王学を教え込もうとしてたんだね |
mighty | 強大な。マイティ・ソーのマイティ |
uninspiring | 滅入らせるような。まぁcubの戯言なので |
hornbill | サイチョウ科の鳥。Zazuのことね |
go for broke | 全力でやってみる。I Just Can’t Wait to Be Kingの歌詞で出てくる |
herd | 群れ。こういうサラッとした単語苦手 |
aardvark | ツチブタ。まぁ使うことないな。日本語でも使ったことない |
ムファサのセリフの気になる表現
flickering | ちらつく。Simbaが絶体絶命のピンチ(>_<) |
bloodline | 血統、血筋。まぁそのままだが、初見かも |
headstrong | 頑固・強情な。まぁこれもそのままだが、初見 |
at stake | 危機にさらされる。ハイエナは怖い |
jeopardize | 危険にさらす。難しそうだが意外と覚えてる単語 |
scareder | 怯えるの比較級。何か真新しい単語かと思ったら違った |
pal | 仲間。ペンパルとかパルシステムとかのパルね |
spiteful | 意地悪。AziziとKamariの掛け合いは面白い |
belly | お腹・食欲。ありがちな音で聞き分け困難。膨れるという意味の動詞も |
presage | 予兆。「pre」があるので何となく… |
leonine | ライオンの。こんな単語あるんだね |
murkiest | 薄暗い(murkyの最上級)。比較形で使われるの苦手 |
meticulous | 細心の注意。街で暮らすには注意が必要、って覚えた |
tenacity | 頑強さ。Scarはよくしゃべるね |
roar | 吠える声。何かの伏線かと思いきや、特に後で回収されず |
gorge | 峡谷。悲惨な事件現場ですね |
stampede | 群れの突進。Scar氏、素晴らしい作戦 |
throne | 王位。ディズニー映画ではちょくちょく登場する |
ハクナマタタの歌詞も
vulture | ハゲタカ。動物や植物とかの固有名詞弱し |
toothpick | つまようじ。まぁイメージ通りか |
ferocious | どう猛な。ふむ、初見だな |
hordes of | 多数の。hordeがそもそも大群の意らしい |
flocks | 大群。flockで群れ。何となく知ってた |
bleak | 暗くてどんよりした。このときのSimbaは仕方ない |
biggie | 重要なこと。big dealを縮めたとか何とか |
grub | 地虫。これを食べるとかキツい |
fellas | 男たち。fellowのスラングだとか |
chewy | 噛み応えのある。グミとかキャラメルとかあんな感じ |
nuttiness | 木の実の風味。ナッツ的な~ |
crunchy | カリカリ・ザクザク。クランチーチョコの食感 |
egg sac | 卵嚢。リュックサックのサックで「ふくろ」の意 |
carnivore | 肉食獣。カーニバルとはだいぶ意味が違う |
frolic | お祭り騒ぎ、はしゃぎ。知ってたような知らなかったような |
indifference | 無関心、均等、中立。differenceはよく使うんだが |
nada | 何でもないよ~。スペイン語由来のスラング |
termite | シロアリ。Simbaが巣を壊してあげました |
bluish-black | 青みがかった黒。blueの変形だね |
outcast | のけ者。TimonとPumbaaはのけ者ではない! |
warthog | イボイノシシ。Pumbaaのことね |
kneel | ひざまずく。kneeが膝なので何となくわかる |
シンバの帰還
puffin | ツノメドリという鳥。見たことのある鳥ではある |
liege | 君主。ベルギーのリエージュLiègeと綴りはほぼ同じ |
slobber | よだれを垂らす。使いそうな単語なのに初見 |
chubby | ぽちゃ、丸々太った。Pumbaaは肉付きいいから |
scavenger | ゴミあさり、市中清掃人。ハイエナ陣へのScar評 |
それでは皆さま、Good Luck!