熊野本宮大社♡参拝後に立ち寄りたいおすすめカフェ＆お土産物

古式ゆかしい雰囲気が漂っていて、じんわりした個性が光っているのがこの「熊野本宮大社」。和歌山県田辺市本宮町にあります。

熊野詣でとりわけ多くの人が歩んだといわれる中辺路で、一番最初にたどり着く神社。南紀白浜空港から直通のバスが出ていて、およそ140分くらいで来ることができるので、比較的プランも立てやすくっておすすめですよ。

祓殿王子で身を清めよう

私は宿泊していた温泉宿＜わたらせ温泉 ホテルささゆり やまゆり ひめゆり＞が、なんとまた気が利くことに、近くの熊野古道まで車で連れて行ってくださって、そこから平坦な道を歩いて、熊野古道散策したような気分に浸っての参拝になりました。

熊野古道を歩いてこの熊野本宮大社へ入ると、通常の参道の裏手に当たる場所からのスタートになります。が、いきなり祓殿王子跡（はらいどおうじあと）という看板を発見しました。昔の人は、本宮大社に入る前にここで心身を祓い清めていたそう。生命力をよみがえらせることを目的としている熊野詣では、この「祓い」という行為が特に重要と位置付けられているんですって。

「まずい、裏から入っちゃったよ～」とやや慌てましたが、ルートとしてはけっこうよかったのかも。

入口の参道の階段を上って本殿へ向かう場合も、ぜひ裏手の祓殿王子というスポットをチェックしてみてくださいね。

熊野本宮大社にある黒い八咫烏ポストもチェック

本宮大社へお詣りしたら、ぜひチェックしたいのがこの黒いポスト。その名も「黒い八咫烏ポスト」です。そもそも八咫烏（やはたがらす）というのは、日本神話に登場する生き物で、足が3本あるのが特徴。神武天皇を熊野国から大和国へ道案内したといわれているそう。またそのサイズもかなり大きかったと伝わっているんですって。神話のなかに登場するこの手の話って、「うそっぽ～い」って思ってしまう生き物が多いけれど、八咫烏って、なんか本当にいたような気がしませんか？一応架空の…っていうことになっているらしいですが、サッカーの日本代表のエンブレムにもなっているので、割と身近に感じちゃったりします。

さてさて、そんな黒い八咫烏が乗っかっている存在感抜群のこのポスト、社務所前のすぐ前のところに設置されているんですけれど、ちゃんと手紙を送ったりすることもできるそうです。

社務所では、平成21年に復活した音無紙（熊野の手漉き和紙）で作られた葉書や、葉書として投函できる八咫烏ポスト絵馬を販売しております。

引用：熊野本宮大社公式HP八咫烏ポストより

社務所では記念のスタンプも押してくれるので、旅の記念に自分宛てに送ってみるのもいいですよ。もちろん、親しい人にも。メールとかの言葉より直筆のメッセージってうれしいですしね。

本宮大社参拝後はCafe almaの「くまみつカステラ」を！

朝から熊野古道をプチ散策して、本宮大社をお詣りして、長い参道の階段を下りて、入口までやってきました。ここにはとても可愛らしいカフェスポットがあります。

▲cafe alma（カフェアルマ）の外観

ちょっとびっくりしたんだけれど、奥ゆかしい本殿とは打って変わって、入口のお茶屋さんはめちゃめちゃスタイリッシュ！さっそく「くまみつカステラ」の看板に吸い寄せられるようにお店の中へ。

イートインができるようになっています。国産のはちみつって、今や大変希少な存在なのですが、これは熊野古道沿いで採取したニホンミツバチの蜂蜜「くまみつ」を使っているとあって、なんだかとっても清らかな気分に。体のなかから熊野のパワーを充電できるような気分になります。

しっとりとしていて、とても美味しかったし、スタッフの方も気さくな感じでした。朝早かったせいか、お客さんもほとんどいなくって、落ち着いた感じです。

熊野詣のお土産物を買うなら茶房 珍重庵のもうで餅

ちなみにカフェアルマのすぐお隣に対になるように佇んでいるこちらの茶房 珍重庵 （さぼう ちんちょうあん）も素敵でしたよ。席数はcafe almaよりも多そうだったので、混みあっているときはイートインもこちらのほうが入りやすいかも。

お茶スポットとしての利用もいいけど、私のおすすめはオミヤ♡この茶房 珍重庵 では、熊野の名物「もうで餅」の購入ができます。熊野参りのお土産に、縁起のよさそうな逸品を。とっても喜ばれそうですよね。

パワーあふれる熊野本宮大社

あまり情報がなかったので、自分で出かけたときの体験をもとに勝手に熊野本宮大社のお詣りガイドをしてみました！参拝の後はなんだか清々しい気分に包まれて、とっても気持ちが良かったです。苦手な早起きもなんのその！

ぜひ皆さんも、運気を上げたいな～！というときは、おでかけしてみてくださいね。勝負事の前にもピッタリだと思います。何せ、サッカー日本代表の八咫烏くんがついているからね！

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